イヌシダ(犬羊歯)は裂片が鋸歯状

ビーグル号の航海日誌 2014年09月15日 20:00

110514イヌシダ@エコカフェ.JPG関八州見晴台までの道のりの途中に高山不動尊があります。境内の石垣や周辺の崖地には多くのシダ植物が着生しています。その中からイヌシダらしきシダを紹介します。[2011年5月14日撮影:第10回自然観察会@山崎]

イヌシダ(犬羊歯、学名:Dennstaedtia hirsuta (Sw.) Mett. ex. Miq.)はコバノイシカグマ科コバノイシカグマ属の小型の夏緑性シダ植物、暖地では常緑。分布は日本全土、国外では台湾、朝鮮半島、中国、ロシアに及び、低山の日当たりの良い岩隙などに自生。草丈は20pから40pほど、根茎は短く匍匐、灰色の長毛を密生。葉柄長9pから14pほど、中軸と同様に淡黄緑色で白色の軟毛を開出。葉は黄緑色の草質で裏表とも白色の毛が密生、葉身10pから20pほどの披針形、2、3回羽状中裂から深裂、裂片縁は鋸歯状、やや2形胞子葉は直立しやや長く、栄養葉は地表近くに展開します。秋に伸びた栄養葉は越冬するという。ソーラス(胞子嚢群)は胞子葉の裂片縁につき、包膜はコップ状で毛が生えます。

似ているオウレンシダは裂片両面に毛がないか、疎らである点が異なります。ただし、コバノイシカグマの小さな個体はよく似ていて見分けるのは難しいようです。


関連記事(ホラシノブ(洞忍)は逞しい)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


◎山梨県西沢渓谷沿いの散策道脇の崖地で見たイヌシダ[2007年9月29日撮影:西沢渓谷@山崎]
070929西沢渓谷@エコカフェ(森林セラピー).jpg070929イヌシダ@エコカフェ(森林セラピー ).jpg
 当日は雨。葉は二形、写真右はじの胞子葉の葉柄が長いのがわかりますね。

 2014.9.23追記
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※エコ・カフェ事務局が承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/103681375
※エコ・カフェ事務局が承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

▲このページのトップへ