カラフトキンモウゴケ(樺太金毛蘚)

ビーグル号の航海日誌 2014年08月28日 06:58

130323カラフトキンモウゴケ@エコカフェ_第13回自然観察会in箱根_105s.jpg箱根駒ヶ岳から大涌谷に至る山中は初心者でも楽しい山行ができるフィールドです。苔むした美しい森が広がっています。そんな苔の森の主人公をひとつひとつ把握するのは難しい面があります。記録写真の中から調べて推察のついたもののうち、カラフトキンモウゴケを紹介します。似ているものにエゾキンモウゴケやナガバキンモウゴケなどもあるのですが。[2013年2月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

カラフトキンモウゴケ(樺太金毛蘚、学名:Ulota crispa (Hedw.) Brid.)はタチヒダゴケ科タチヒダゴケ属の蘚類。分布は日本では北海道、本州、対馬に及び、冷温帯から寒冷帯の樹幹や枝に着生。茎長は5oから8oほど、密に群生し丸く塊状を形成。葉は乾燥すると縮毛、葉身2、3oの披針形、ほぼ全縁、中肋は葉頂に達し、葉先は尖ります。胞子体は剳ソ、凵A剿Xからなり、剳ソは茎から2、3oほど伸び、凾ヘ直立し長い頸をもち、剿Xは円錐形で表面に上向きの金色の毛が多数生えます。剋浮ヘ8対あるそうです。

京都苔寺の庭園に見られるように蘚苔類はどれも小さく、着生する場所が種類によって異なり、多様さも抜きん出ています。そんな蘚苔類がつくるモスグリーンの小宇宙はクマムシなど微小な生命のゆりかごでもあるのです。


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