湿生植物、ヌマガヤ(沼萱)

ビーグル号の航海日誌 2014年08月16日 12:52

121027ヌマガヤ@エコカフェ(いもう湿原).JPG高層湿原と低層湿原の中間的な湿原(中間湿原)に比較的よく出現する湿生植物としてヨシ、スゲ類に加えヌマガヤが知られます。特にヌマガヤは指標植物とされています。ここではヌマガヤを紹介します。[2012年10月27日撮影:葦毛湿原視察@阿部]

ヌマガヤ(沼萱、学名:Moliniopsis japonica (Hack.) Hayata)はイネ科ヌマガヤ属の多年草。分布は日本全土、国外では朝鮮半島、中国、サハリンに及び、亜高山帯の湿原では普通に群生、低地の貧栄養湿地では隔離的に自生。草丈は40pから120pほど(亜高山帯では矮小化し背が低く、温暖な低地では背が高い)、地下茎は太く短い、茎は直立しやや細く、平滑で無毛、無節で硬い。葉は茎基部に数枚が根生え、葉身30pから60pほどの線形、表裏が捻じれて下を向く。花期は8月から10月頃、茎先に長さ20pから40pほどの散形花序をだし、分枝した花序先端に長さ10oほどの小穂を1個つけ、各2個から6個ほどの小花(両性花)を咲かせます。

亜高山帯では成長が遅いばかりか、花穂も開出することはないという。低地の温暖なヌマガヤを欠く湿地では、トダシバが生態的地位を占めているそうですよ。氷河遺存種のようなものかもしれませんね。


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