琉球列島の生立ちと進化の系譜

ビーグル号の航海日誌 2014年07月16日 20:00

130413湯湾岳展望台@エコカフェ.JPG琉球諸島(列島弧)は奄美大島から張れる間島まで大小約200の島々が連なっています。島を形成する基盤から古期岩類、琉球石灰岩、古期岩類の上に琉球石灰岩が載っているもの、古期岩類の周囲を琉球石灰岩が取り巻いているものの4タイプに分けられます。[2013年4月13日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]

琉球諸島は約1500万年前には大陸の東端を形成、フィリピン海プレートのユーラシアプレート下への沈み込みにより、海溝、前弧海盆、外弧隆起帯、内弧隆起帯、沖縄トラフの形成・拡大と地殻変動に伴う隆起・沈降を繰り返し、130413深い奄美の森@エコカフェ.JPG第三紀鮮新世末期(約200万年前)から第四紀更新世初期(約170万年前)に大陸からの隔離が成立。170万年以降は気候変動の影響でサンゴ礁の発達に伴う琉球石灰岩の堆積が見られます。そのため1500万年から1200万年の生き物が遺存固有種として生きながらえています。奄美大島や西表島などでは四万十帯の白亜紀付加コンプレックスによる岩類が基盤をなし、深い山々が人の手が入るのを妨げていることから、特にイリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギといった地域限定の固有種が見られます。

面白いことに、島嶼間の種分化は現在も進行中で、植物や昆虫類などにおいて顕著にみられる現象です。

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