ケケンポナシ(毛玄圃梨)はおやつに

ビーグル号の航海日誌 2014年06月30日 21:07

110723ケケンポナシ葉@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林では人びととの関わりにおいて森の奥深さを学ぶことのできる市民公開講座が開催されています。かつて参加したときに長谷川先生から説明を受けたケケンポナシを紹介します。花の形が面白いですね。[2011年7月28日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部]

ケケンポナシ(毛玄圃梨、学名:Hovenia tomentella (Makino) Nakai.)はクロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木。日本固有種。分布は本州西部、四国、九州に及び、丘陵から山地かけて自生。樹高は20mから25mほど、樹皮杯褐色で浅縦裂、葉はコクサギ型の葉序(2枚づつ交互につく)、葉身10pから20pほどの長卵形か広卵形、葉縁に不整鋸歯、葉先は尖ります。葉表は濃緑色で光沢、葉裏は濃灰緑色で赤褐色の毛が生え、主脈3本、葉基部に腺体を生じます。葉柄にも毛が生えます。花期は6月から7月頃、枝先や葉脇から集散花序をだし、白色の小花をたくさん咲かせます。花弁5枚は半開から反り返り、雄蕊5本も反り返り、毛に覆われた花床が目立ちます。果実は軟毛に覆われた径約8oの球形の核果、果肉はなく果柄が肥大し食することができるという。種子はテンやケケスなどにより動物散布します。

ケケンポナシのように花柄が変化して果肉の役割をするものに、ケンポナシ型イチジク型があり、前者は花柄が単に肥大、後者は花柄が子房群を包み肥大します。ノイバラのように花托が肥大するものもあり、動物散布ひとつとっても奥が深いですね。


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