サルナシ(猿梨)は山のごちそう

ビーグル号の航海日誌 2014年06月26日 20:00

110722サルナシ@エコカフェ(芦生公開講座) 058.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内でよく見かけるキューイを小さくしたような果実をつける植物、サルナシを紹介します。別名にシラクチカズラともいう。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部]

サルナシ(猿梨、学名:Actinidia arguta (Sieb. et Zucc.) Planch. ex Miq.)はツバキ目マタタビ科マタタビ属のつる性落葉植物。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国などに及び、山地の林縁の樹木に巻きついて自生。つるは最大長50m、最大径15p、若枝は褐色で軟毛を密生、古枝は無毛で縦裂し剥離、葉は互生し葉質は硬く光沢、葉身5pから10pほどの広楕円形、葉縁に棘状の鋸歯、葉先は尖ります。葉柄は赤色であるが特徴。110722サルナシ果実@エコカフェ(芦生公開講座) 058.jpg花期は5月から7月頃、雌雄異株で雌雄雑居性、雄株の葉腋から集散花序をだし、雄花をたくさん咲かせます。雄蕊葯は黒色。雌株は雌花と両性花を単生。白色の梅の花に似ています。果実は長径2、3pほどの楕円形の液果、無毛で秋に緑褐色に熟します。日本産キューイとも。

果実はキューイの仲間らしく熟すと甘酸っぱく美味しくて、動物たちの食糧になるほか、私たちにとっても果実酒やジュースにしたり、生食にしたり、好まれています。


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◎芦生研究林内の板谷近くで拾ったサルナシの果実[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@山崎]
110723サルナシ実@エコカフェ.JPG
 果実はキューイフルーツを小さくし表面を無毛にしたように見えます。先生が割って見せてくれた通り、中はキューイそのものでした。

 2014.10.13追記

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