命を育む明治神宮の森

ビーグル号の航海日誌 2015年05月02日 23:16

150502タブノキ@エコカフェ.jpg明治神宮の森づくりについてこのブログで触れたことがあり、久しぶりに短い時間であったが人通りの少ない脇道を散策をした。[2015年5月2日撮影:明治神宮の森@山ア]

今夜、Nスペで「明治神宮 不思議の森〜100年の大実験〜」と題して、100年の成果がちょうど紹介されていた。関東の原生の森が蘇ることを計画してつくられた森です。数百年もかかるところを150年で新陳代謝できる森を目指したというから恐れ入る。150502ケヤキ@エコカフェ.jpg当初、針葉樹が半数近くあったものが1割まで減じ、落葉樹も見られるが、特に照葉樹林が巨木に育っている。倒木の跡にあらわれたニッチには日差しが差し込み、林床には実生の小さな幼樹も多く見られ、森に新陳代謝が始まっている様子が見て取れるそうだ。神聖な森として参道以外は人びとの立ち入りを固く禁止してきたこと、落ち葉はすべて森に返してきたこともあり、多様な命を育んでもいる。絶滅危惧種に指定されている昆虫や淡水魚など多様な生き物が暮らしているという。

森の営みを知り尽くした知恵者の己が死した後をも想定して森の木々たちに託したメッセージを大切にしたい。エコカフェが三宅島で行っている植林活動もそうありたいと思う。


関連記事(赤城自然園の森を「明治神宮の森」に)⇒

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街づくりの前に人づくり

1430555905158.jpg三陸海岸陸中の小さな漁師町である大槌町に生きる人々を追ったドキュメンタリー映画「赤浜ロックンロール」が新宿のK's cinema で公開。監督の小西晴子さんはエコカフェのメンバーでもあります。街づくりの前に人づくりが大切であることが良く分かります。ぜひ、観に行きましょう。

3.11の東日本大震災の津波は高さは大槌町では22.5mを記録したという。
高さ14.5mの巨大防潮堤が国からの復興計画でしめされる。
赤浜の人々はその計画に「No!」と声を上げる。
猟師町、猟師にとって海や船が煮えなくなることなどもってのほかだと。
コンクリート建造物には寿命があり、どうせお金を使うなら高台移転で十分だと。
Noと言った彼らにお上は高さ11mの県道をつくると迫った。
それに対しても「No!」と声を上げる。

街づくりには、そこで生活する人々の生き方が繁栄されなければなりません。マスター・プランを提示して住民の意見を集約して進める復興計画にはひとつの道理があります。しかしながら、街が有機的に活性化するにはそこで暮らす人々の根幹の考えがしっかり取り入れられないと街の活性化が失われることが証明されています。bottom up 又は no master plan による街づくりという考えがあるほどです。


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