旗上弁財天社はこじんまり

ビーグル号の航海日誌 2015年02月24日 20:54

150201旗上弁才天社@エコカフェ.JPG鶴岡八幡宮境内の源氏池に浮かぶ島に、旗上弁財天社が鎮座します。鎌倉・江ノ島七福神のひとつでもあります。近年、良縁・縁結びの神として親しまれています。[2015年1月31日撮影:鎌倉@山崎]

創建は承久3年(1221年)。祭神は多紀理毘売命(たぎりびめのみこと)、市寸嶋比売命(いちきしまひめのみこと)、多岐都比売命(たぎつひめのみ)です。宗像三女神といって、天照大神と素戔嗚尊の誓約により誕生したと『古事記』は伝える。150201旗上弁天社案内板@エコカフェ.JPG150201旗上弁天社@エコカフェ.JPG市寸嶋比売命は弁財天と習合。源頼朝がこの地で旗挙げし戦勝を祈願、家運長久の守護神として弁財天が現れたことから、琵琶橋の辺りにあったものを遷したと伝えられているそうです。明治の廃仏毀釈で破壊され、昭和55年(1980年)、古図をもとに社殿が復元されたそうです。祀られていた弁財天は「裸弁財天」(文永3年(1266年)作)と言って、現在は鎌倉国宝館に寄託中。弁財天は仏教の守護神でもあったのです。

北条政子が建立したと伝えられ、社殿裏手に安産を祈ったと伝わる「政子石」が祀られています。「夫婦円満の祈願石」でもあるそうな、なるほどです。


関連記事(江島神社奥津宮の八方睨みの亀と亀石)⇒
関連記事(雨に洗われる銭洗弁財天宇賀福神社)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

タグ:鎌倉
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ウメノキゴケ(梅の木木毛)は綺麗好き

150201ウメノキゴケ@エコカフェ.JPG鎌倉散策。寺院巡りや境内の季節の花を愛でることは定番であろうが、地衣類の観察となると稀であろう。自然観察に親しんでいると、ついつい奇妙な住人にも目が向いてしまう。ここでは大気汚染指標とされるウメノキゴケを紹介しよう。荏柄天神社のウメの枝に取り付いていました。[2015年2月1日撮影:鎌倉@山崎]

ウメノキゴケ(梅の木木毛、学名:Parmotrema tinctorum (Nyl.) Hale)はウメノキゴケ科ウメノキゴケ属の葉状地衣。150201ウメノキゴケA@エコカフェ.JPG分布は本州、四国、九州、南西諸島、国外では朝鮮半島、中国、北アメリカに広く、平地や山地のウメやサクラ、スギなどの樹幹や小枝、岩上に着生。地衣の大きさは径5pから20pほど、地衣体は楕円形や不正形に広がり、裂片は幅5oから20oほどで先は丸頭。背面は灰白色から灰緑色、背面中央には顆粒状や円筒状の裂芽を生じ、腹面は中央部が黒色で偽根が散生し縁は淡黄色から淡赤褐色です。レカノラ型の子器が稀につき、髄層は白色、二次代謝物質はアトラノリン、レカノール酸を含むという。

近似のものにキウメノキゴケがあるが、地衣体の背面が淡黄緑色から黄緑色で表面に皺が寄り、粉芽はなく裂芽を生ずることで見かけることができるのだそうです。しかしながら他にも似ている近縁種が多いので注意深い観察が必要です。


関連記事(オオマツゲゴケ(大睫毛木毛)は腹が真っ黒)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ