オオマツゲゴケ(大睫毛木毛)は腹が真っ黒

ビーグル号の航海日誌 2015年02月14日 23:28

111218オオマツゲゴケ@エコカフェ.JPG京都大学フィールご科学教育研究センター附属上賀茂試験地内の高台に行くと京都の町を見下ろすことができます。利用には許可が必要です。事務所前の植え込みでウメノキゴケの仲間を見つけました。調べるとオオマツゲゴケのようです。[2011年12月18日撮影:第6回エコの寺子屋@阿部]

オオマツゲゴケ(大睫毛木毛、学名:Rimelia reticulata (Taylor) Hale et Fletcher)はウメノキゴケ科マツゲゴケ属の葉状地衣。分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島、国外では亜熱帯から温帯に広く、樹幹や岩上に着生。地衣の大きさは径4pから20pほど、地衣の背面は淡灰色から緑灰色でキマラ(網目模様)が入り、裂片縁に黒色のシリア(睫毛状の構造物)が多数つく。また、シリアのない裂片縁にソラリア(粉芽塊)を生ずる。ここまではマツゲゴケと同じ。異なる点は、ソラリアの生じた裂片縁の腹面まで全て黒色になることです

似ているものにマツゲゴケ、背面に裂芽を伴うチヂレマツゲゴケ、背面に裂芽に加え白点やや亀裂が入るオオチヂレマツゲゴケ、ソラリアがなく裂芽のみ生ずるマツゲゴケモドキ、シリアの生じないキウメノキゴケが知られます。


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ソリシダレゴケ(反枝垂蘚)では

111218ソリシダレゴケ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属上賀茂試験地の林内でも空気が澄んでいるようで多様な蘚苔類、地衣類を観察することができます。ここでは蘚苔類のうち、調べて推察のついたものからソリシダレゴケを紹介します。[2011年12月18日撮影:第6回エコの寺子屋@阿部]

ソリシダレゴケ(反枝垂蘚、学名:Chrysocladium retrorsum (Mitt.) Fleisch.)はイヌマゴケ目ハイヒモゴケ科シダレゴケ属の蘚類。分布は本州、九州、琉球、国外では台湾、フィリピン、ベトナム、中国、インド、スリランカに及び、低地の日当たりの良い樹幹や枝に着生。草丈は10pほど、深緑色から赤褐色、茎葉は基部が卵状で細長く尖り、葉身3o、葉縁は波打ち上半分に鋸歯がつく。葉細胞の中央に1個の乳頭を生じるという。葉が反り返るのが特徴です。

ソリシダレゴケは自然度の高い樹上に出現する種の代表と考えられているそうですよ。


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妙厳山本覚寺は東身延とも

150201本覚寺本堂工事中@エコカフェ.JPG若宮大路を鎌倉郵便局のある辻を小町小路方面に向かうと本覚寺の裏門が通りに面しています。もちろん日蓮宗の寺院です。裏門から入ると本堂はすっかり覆いを施され大改修中でした。[2015年1月31日撮影:鎌裏@山崎]

創建は永享8年(1436年)、開山は日出上人、開基は足利持氏。本尊は釈迦如来、両脇侍に文殊菩薩、普賢菩薩。この地には元々、夷堂(現在は蛭子神社に合祀)があり、佐渡流罪を解かれ鎌倉入りした日蓮上人が、最初に滞在して布教を再開した場所でもあったという。150201本覚寺夷堂@エコカフェ.JPG150201本覚寺裏門@エコカフェ.JPG本堂右手の祖師分骨堂には、第二世住職日朝が身延山から日蓮上人の骨を分骨し、納めたそうです。本覚寺は「東身延」とか「日朝さま」とか呼ばれています。現在の本堂は大正8年に完成。江戸期の仁王門(楼門)の右手に、昭和56年に再建の夷堂があり、江ノ島・鎌倉七福神の「えびす様」が祀られています。

夷堂は、元々、鎌倉幕府の裏鬼門にあたる場所に守り神として建立されたそうです。商売繁盛の神様であることから、商人に愛され、これより南一帯は商業地として大いに栄えたそうです。


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タグ:鎌倉
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