グレビーシマウマは危機的に

ビーグル号の航海日誌 2015年01月31日 20:00

150125グレビーシマウマ@エコカフェ.JPG多摩動物公園に展示飼育している動物の中からゲレビーシマウマを紹介します。シマウマ3種のうちの1種です。古代ローマ時代にサーカスで展示されたのも本種だそうです。[2015年1月25日撮影:多摩動物公園@山崎]

グレビーシマウマ(学名:Equus grevyi Oustalet)はウマ科ウマ属の奇蹄類。IUCNレッドリストで絶滅危惧T類(EN)、ワシントン条約附属書Tに指定。分布はエチオピア南部、ケニア北部に限り、サバンナや砂漠地帯に棲息。ジズチ、スーダン、ソマリアでは絶滅。体長は240cmから300cmほど、肩高は140cmから160cmほど、体重は350kgから450kgほど。頭部や頸部はやや長く、全身は白い体毛に覆われ、背面に細い黒色の縞模様が入るのが特徴です。薄明薄暮性、昼間は木陰で休息。1頭のオスにメスと幼獣からなる10頭ほどの中規模の群れで生活。食性は草食性です。

幼獣は生後約10分で直立し、約45分後には走ることができるようになります。外敵から身を守る最大の武器は、鋭い嗅覚と健脚ということになるのでしょうか。


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インドサイ(印度犀)は逞しく

ビーグル号の航海日誌 2015年01月30日 20:00

150125インドサイ@エコカフェ.JPG多摩動物公園に展示飼育されている動物の中からインドサイを紹介します。建物の壁面をどんどんと頭で叩く音が響いていましたが、ストレスが貯まっているのでしょうか。放飼場には多数のインドガンが放たれ、仲よくしています。[2015年1月25日撮影:多摩動物公園@山崎]

インドサイ(印度犀、学名:Rhinoceros unicornis Linnaeus)はウマ目サイ科インドサイ属の哺乳類。IUCN レッドリストでは絶滅危惧U類(VU)、ワシントン条約附属書Tに指定。150125インドサイ放飼場@エコカフェ.JPG分布は印度北東部、ネパールに限り、草原や湿地、森林に棲息。体長は310cmから420cmほど、肩高は150cmから200cmほど、体重は1.5tから3.5tほど、メスよりオスが大型となる。体色は暗灰色、皮膚が分厚く鎧状で肉食獣の爪や牙を容易には通さないという。視力は弱いが、嗅覚と聴覚は鋭いという。夜行性、食性は草食性で草や葉、小枝、果物、水生植物などを食します。オスは縄張りを持つが、多くは単独で暮らします。性格は普段はおとなしいが、子供と一緒のメスは荒々しいそうです。

サイの仲間は世界に5種、インドサイの他にアフリカ大陸にシロサイ、クロサイが、東南アジアにジャワサイ、スマトラサイが知られます。体格や風貌だけでなく、社会性や性格なども異なるようです。


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愛宕山の愛宕神社は

ビーグル号の航海日誌 2015年01月29日 20:20

150124愛宕神社@エコカフェ.jpg愛宕神社は標高わずか26mの愛宕山の山頂に鎮座。江戸幕府を開くに際し、創建は慶長8年(1603年)、江戸の防火・防災の守り神とし、主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)とされます。配神に水の神である罔象女命(みずはのめのみこと)、山と海の神である大山祇命(おおやまづみのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)が祀られています。[2015年1月24日撮影:愛宕山@山崎]

社殿は江戸大火、関東大震災、東京大空襲と焼失、再建を繰り返し、現在のものは昭和33年(1958年)に再建されたものです。150124愛宕神社池@エコカフェ.jpg当初は、神仏習合のため、徳川家康が信仰した将軍地蔵菩薩(愛宕権現の本地仏)を勧請、愛宕神社の別当寺として円福寺があった。明治初期の廃仏毀釈により廃寺となり、将軍地蔵菩薩は近くの真福寺に移されたが、関東大震災で焼失、現在の銅製のものは復元されたものという。愛宕神社境内には太郎坊社があり、その主祭神は道の神、旅行の神、開拓の神でもある猿田彦命です。ほかに、福寿稲荷神社(寿老人)、弁財天社、大黒天神祠、恵比須神祠があり、七福神の一部などが祀られています

愛宕神社には86段の階段の男坂、斜面に緩やかに取りついた女坂があります。今は周囲の高層ビル群に眺望を妨げられていますが、江戸時代、遠くに富士山、近くに江戸湾が広がり、江戸城が絶対的で、桜が美しく、さぞ見晴らしの良かったことでしょう。


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ライオンは百獣の王というが

ビーグル号の航海日誌 2015年01月28日 20:00

150125ライオン@エコカフェ.JPG多摩動物公園に展示飼育されているライオン。なんと20頭近くいます。メスが多いようです。案内はシャトルバスで飼育場の中を周遊しながら見学できます。[2015年1月25日撮影:多摩動物公園@山崎]

ライオン(Lion、学名:Panthera leo (Linnaeus,))はネコ科ヒョウ属の哺乳類。IUCNレッドリストで絶滅危惧U類(VU)、ワシントン条約附属書Uに指定。分布はアフリカ大陸(サブサハラ)、インドに限り、草原(サバンナ)や砂漠に棲息。150125ライオン♀@エコカフェ.JPGインドでは絶滅の危機にある。体長はオスで260cmから330cmほど、メスで240cmから270cmほど、体重はそれぞれ150kgから250kg、120kgから185kg。オスの成獣は鬣(たてがみ)が発達。夜行性でハーレム(5頭から20頭ほど)を形成、縄張りは20kuから400kuと広く、大きなハーレムは縄張り内で小規模な群れに分散して行動。食性は肉食性、主に中型から大型の哺乳類だが、小型哺乳類や鳥類、爬虫類なども捕食。

百獣の王と言われるが、素晴らしく狩に長けているわけでもなく、人間との生活圏争いで、北アフリカ、西南アジアでは有史時代に絶滅。かつては西ヨーロッパからユーラシア、アメリカ大陸西部に広く見られたが今はいない。もはや野生下では各国の国立公園や保護区でしか生きてゆけないまでに追い込まれてしまっているのが現実のようです。


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コアカソ(小赤麻)は草にあらず

ビーグル号の航海日誌 2015年01月27日 17:47

141115コアカソ@エコカフェ.JPG檜原村の中央にある浅間尾根(古甲州道)散策中に道端で見かけたヤブマオに似た植物。調べるとその特徴からコアカソと思われます。[2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@山崎]

コアカソ(小赤麻、学名:Boehmeria spicata (Thunb.) Thunb.)はイラクサ科ヤブマオ属の常緑小低木。分布は本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、モンゴルに及び、日当たりの良い湿った谷沿いやスギ林などに自生。樹高は1mから2mほど、樹皮は灰褐色、枝は多数分枝し株立ち状、枯れ枝が多数残るのが特徴。葉は対生し有柄、葉身4pから8pほどの菱状卵形で葉縁に8対の鋸歯、葉先は尾状に尖ります。葉表は光沢があり短毛が散生、葉裏は脈状に白色の毛が生えます。葉柄は帯赤色で無毛。花期は8月から10月頃、枝上部に雌花序、下部に雄花序がつき、たくさんの花を咲かせます。果実は長径約13oの倒卵形の痩果、冬に熟します。

クサコアカソは茎が木質化せず、鋸歯が10対あら20対と多いことから区別が可能です。ちなみにアカソは葉が大きく多年草ですよ。分布については、アカソは日本海側の山地に多く、クサコアカソは内陸から太平洋側の山地に多く、コアカソは西日本の太平洋よりの山地に多いそうです。


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ヨーロッパオオカミ(欧羅巴狼)

ビーグル号の航海日誌 2015年01月26日 20:00

150125ヨーロッパオオカミ拡大@エコカフェ.JPG多摩動物公園で展示飼育されている動物からヨーロッパオオカミを紹介します。訪ねた日は冷え込みの強く、日溜まり中、睡眠していました。オオカミはイヌの起源ですね。[2015年1月25日撮影:多摩動物公園@山崎]

ヨーロッパオオカミ(欧羅巴狼、学名:Canis lupus lupus Linnaeus)はイヌ科イヌ属のオオカミ。タイリクオオカミの亜種。分布はヨーロッパ中部・北部、シベリア地方に広く、森林や平原、山地に棲息。150125ヨーロッパオオカミ@エコカフェ.JPG体長は114cmから138cmほど、肩高は76cmから91cmほど、体重は32kgから48kgほど。体色は灰褐色、黄褐色など多様。狼爪(ロウソウ)といって脚の踵に5本目の爪があるのが特徴です。夜行性で5頭から20頭の群れで生活。食性は肉食性、小型から大型の草食動物。繁殖は一夫一婦型、群れの最上位のペアのみが行う。寿命は野生化では5年から10年ほどです。

ニホンオオカミ(日本狼)は絶滅種であるが、12万年前から13万年前に分化したタイリクオオカミの亜種だそうです。食物連鎖の頂点にいたのですが、絶滅してから生態系に大きな変化がもたらされたようです。


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山岳育ちのムフロンは羊の原種

ビーグル号の航海日誌 2015年01月25日 22:58

150125ムフロン♂@エコカフェ.JPG多摩動物公園に飼育展示している動物の中からムフロンを紹介します。家畜である羊の先祖種3種うちのひとつだそうです。他にアジアムフロン、アルガリだそうです。ヒツジの家畜化は紀元前7000年の中頃、西アジアやタウルス南麓、ザグロス西麓にかけての地域で進んだと考えられています。[2015年1月25日撮影:多摩動物公園@山崎]

ムフロン(学名:Ovis orientalis (Linnaeus))はウシ目ウシ科ヤギ亜科ヒツジ属の偶蹄類。150125ムフロン説明看板@エコカフェ.JPG150125ムフロン♀@エコカフェ.JPGIUCNレッドリストで絶滅危惧U類(VU)に指定。分布はコーカサス北部・東部、イラク、イラン北西部に及び、険しい山岳地帯の森林限界付近(冬期は標高の低い場所に移動)に棲息。天敵(オオカミ)からの防御行動です。体長は110pから130pほど、肩高は70pから80pほど、体重はオスで50s、メスで35sほど、体毛は赤褐色から黒褐色で短い。成熟したオスの角は下部で太く一回転し、長さ約85pにもなります。昼行性、薄暮夕暮に活発。食性は草食性。繁殖期以外は雌雄別の群れを形成、群れは50頭から100頭。雌の性成熟は2、3年。平均寿命はおよそ10年と考えられています。

紀元前1000年頃まではアナトリア半島、クリミア半島、バルカン半島など広く棲息していたという。現在、ドイツ、スペイン、スイスなどで野生化している固体は、古くコルシカ島、サルジニア島に導入したものを再移入したものだそうです。なんだかなですね。


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エコカフェのインナーサロンのご案内

船長からのお知らせ 2015年01月24日 15:34

140531三毛猫@エコカフェ.JPG会員の皆様の声を踏まえ、暫定提案として、インナーサロンを開催したいと思います。初回は、次の通りで、どのような方針で運営すべきか、皆様と意見交換し具体的な整理をします。なお、キックオフでもあることから、お題「これからの食料・農業・農村を考える」を用意したいと思います。

・日 時:2月12日(木)19時から
・場 所:プラザ・プラスワン
     (千代田区神田駿河台2-1-34/03-3295-4133)
       地図⇒

※参加希望の方は、2月10日までに事務局までご連絡ください。

【会員皆さまからの声】
年末から年明けにかけては、忘年交流会や新年会などでエコカフェ会員の皆様にお会いする機会が多くありました。そんな折に、皆さまから次のような声が寄せられました。
・会員同士でもう少し気楽に語り合え、親しくなれるサロン的な場が欲しい
・エコカフェの名前にある「カフェ」、ヨーロッパにおける「カフェ」が人びとが集い、新しい芸術や生き方を創造した場であったように、会員同士が自由に意見し高めあえる場が欲しい
・エコカフェに誘いたい人を連れてきてよくエコカフェを理解している人から説明してもらえる場が欲しい
・この日に行けば食事やお酒を飲みながら親しくなれるという定例的な場が欲しい


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イトハイゴケ(糸這蘚)は緻密に

ビーグル号の航海日誌 2015年01月23日 19:51

130323イトハイゴケ@第15回自然観察会in箱根_35.jpg箱根駒ヶ岳(標高1356m)の山中登山道は所々大きく土壌が削られ塹壕のようになっています。山麓南西側に芦ノ湖を抱え水分条件が良いため、樹幹や地上を蘚苔類が豊かに覆っているのが観察できます。ここではイトハイゴケを紹介します。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

イトハイゴケ(糸這蘚、学名:Hypnum tristo-viride (Broth.) Par.)はハイゴケ科ハイゴケ属の小型の蘚類。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に及び、山地の腐木や樹上、岩上などに自生。草丈は5pから7pほど、茎は細く羽状に分枝し這う。枝は5oから10oほどで中心束はなく、偽毛葉は密。茎葉は1oから1.5oほどの楕円状披針形か三角状披針形、先は細くなり、上部が鎌形に曲がります。雌雄異株、剳ソは15oから35oほど伸び、凾傾けます。

大台ヶ原では台風によるトウヒ林の林床をすっかり覆い尽くし、乾燥化に強く緻密にマットを形成するため、トウヒの種子が散布、発芽をしてもうまく着床できないという報告があるようです。箱根の山中では見た限りそんなことはないようです。


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第105回NPO法人&第5回一般社団法人定例事務局MTGの開催【速報】

船長からのお知らせ 2015年01月22日 08:05

150121第5回事務局MTG模様@エコカフェ.jpg昨日はエコカフェの事務局MTGを開催しました。今回は会員からのプレゼンです。テーマは「企業におけるCSRについて」とやや硬めのタイトルですが、障害者をもっぱら雇用して事業を展開する会社を立ち上げ、7年間運営を続ける会社の奮闘物語りです。講師は江戸川区にある株式会社リベラルの上田庸司さんです。業務内容は中古コピー機の販売です。
【理念】
障害者の仕事ぶりを世の中に広めよう!
150121第5回事務局MTG@エコカフェ.jpg【行動指針】
障害者の仕事ぶりが疑われる仕事をするな

企業が人にあわせる経営を徹底的にしているそうです。2人で立ち上げ5人の障害者を雇い、現在では社員19人にまで成長。設立当社、黎明期に様々な困難を克服し、毎年売上を伸ばし、今年度は三億円ほどを見込むそうです。文字に書ききれない感動物語です。

本気で取り組むこと、人びとの幸せとは何か。健常者による企業運営においても本質は参考になるでしょう。記録担当は一條龍之介さんでした。詳細レポートはエコカフェ事務局に備えてございます。
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高台寺の茶室の趣きは

ビーグル号の航海日誌 2015年01月21日 06:46

091219高台寺茶室@エコカフェ.JPG卿と東山にある高台寺は豊臣秀吉の正室北政所が秀吉の冥福を祈るために建立した寺である。霊廟の須弥壇などに施された蒔絵紋様は桃山様式「高台寺蒔絵」として芸術性が高いことが知られます。ここでは寺領にある茶室を紹介します。[2009年12月19日撮影:京都視察@阿部]

境内東方の高台にある安閑窟は傘亭と称されます。名前の由来は宝形造茅葺きで内部天井が竹組みであることにあります。091219高台寺茶室に@エコカフェ.JPG傘亭の南隣、土間廊下続きになっているが、珍しい二階建ての時雨亭があります。二階南側の上段の間は柱間に壁や建具の一切ない吹き放しになっています。開放感にあふれ自然と一体となる工夫が凝らされていると考えられます。どちらも伏見城から移築されたもので、千利休作と伝わります。他にも、田舎屋風で丸窓が特徴の小規模な遺芳庵と四畳半の鬼瓦席があります。明治41年(1908年)、江戸時代の豪商・灰屋紹益邸から移築されたものだそうです。

入り口を入ってすぐ右手に湖月庵、庭園を眺めることのできる雲居庵という茶室もり、茶を楽しむことができます。


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冬の生き物観察会に

ビーグル号の航海日誌 2015年01月20日 00:39

冬の生き物観察会.JPG大宮第三公園.JPG先週末に大宮第三公園に家族で出掛けました。気付かなかったのですが、「冬の生き物観察会」をやっていたようです。気づくのが遅くて残念でした。[2015年1月18日撮影:埼玉県さいたま市内@和田晃]

公園内の雑木林では、ツグミ、モズなどの野鳥のほか、足元のでは春の七草のひとつホトケノザや成体で越冬をするクビキリギスが観察できるようです。つばき.JPG私たちは椿の花が咲いているのを観察することができました。植物のことや生態系のことを知らないとただただ散策して気持ちよいな、と感ずるのが精一杯です。寒空の下、生き物たちの生命力wそ理解するには基本的な知識が少しは必要なようです。


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深い雪と戯れて

⇒寺子屋/学びツアー 2015年01月18日 16:28

ecocafe-2015-01-18T16_27_58-2[1].jpgecocafe-2015-01-18T16_27_58-1[1].jpgecocafe-2015-01-18T16_27_58-3[1].jpgecocafe-2015-01-18T16_27_58-4[1].jpg強風のため、予定していたイエローフォールはあきらめ、宿のご近所をスノーシューで散策。
雪の滑り台を颯爽?と滑り落ち、1メートル以上降り積もる雪の中へダイブしたりと普段できないことを無邪気に遊ぶ!
心も体もすっきりした感じ。
非日常は、明日への活力だ!

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一夜にしてつららの柱

ecocafe-2015-01-18T07_29_53-1[1].jpgecocafe-2015-01-18T07_29_53-2[1].jpg一晩中、風の音がなりやまず…朝起きると雪がふりつもり、軒下にはつららの柱ができていた。
今日も一日雪かな?

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厳冬の裏磐梯

⇒寺子屋/学びツアー 2015年01月17日 18:05

ecocafe-2015-01-17T18_05_22-2[1].jpgecocafe-2015-01-17T18_05_22-1[1].jpg雪が降りしきる中、防寒着に身を包みいざ雪遊び!
新雪は、ソリがうまく滑らないのでしっかりと地ならしをしているうちに、いい感じに滑るように。
しかし、雪は降り止まずにホワイトアウト状態。
わずか一時間程度でしたが、大人ハシャギをして楽しい時間。

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円覚寺から日本人の精神性を

ビーグル号の航海日誌 2015年01月16日 21:45

111119円覚寺@エコカフェ.JPG古都鎌倉にある円覚寺は、鎌倉五山第二位、臨済宗円覚寺派の大本山です。創建は弘安5年(1282年)、北条氏の氏寺的性格が強く、山号を瑞鹿山、開山は無学祖元、開基は北条時宗という。本尊は宝冠釈迦如来です。[2011年11月19日撮影:第11回自然観察会@阿部]

鎌倉幕府第8代執権・北条時宗は、南宋から僧無学祖元(仏光国師)を招き、元寇(「文永の役(1274年)」と「弘安の役(1281年)」)による日本と元(蒙古)の多くの戦死者を弔うために建立したのだそうです。日本側だけでないのが日本人の特異な精神性を示すものと考えます。元寇では対馬や壱岐は常に壊滅状態となり、備前沿岸も多くの犠牲を出したと伝えられています。昨年の対馬を訪島した時に島の人たちからそんな歴史の一編をお聞きする機会を得ました。

伽藍は禅宗様で総門、三門、仏殿、法堂、方丈が一直線に並びます。舎利殿は国宝に指定。塔頭19院(隆盛期には42院)。そのひとつ仏日庵は本尊を地蔵菩薩、開基廟に北条時宗、子の貞時、孫の高時の尊像が安置されています。


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長昌寺は開拓地の象徴に

ビーグル号の航海日誌 2015年01月15日 20:00

150108長昌寺山門@エコカフェ.jpgJR東小金井駅で下車し、北口から暫く歩いた沿道から少し入ったところに長昌寺という曹洞宗の寺があります。群馬県館林市にある茂林寺の末寺に当たるとある。三門を入ると、本堂は昭和50年(1975年)建立でコンクリート造りと新しい。[2015年1月8日撮影:小金井市@山崎]

創建は明和4年(1767年)、この地(梶野新田)を開拓し、菩提寺として、埼玉県栢間村(現埼玉県久喜市)から引寺したという。山号は恵日山、開基は梶野藤右衛門貞昌、開山を茂林寺住職の寶鑑。150108案内板@エコカフェ.jpg150108薬師堂@エコカフェ.jpgなるほど、当初より末寺だったということだ。境内には薬師堂があり、応永29年(1422年)に鋳造された薬師如来立像が安置されています。境内はよく清掃されていて、山門脇のアカマツの樹肌が美しく見事でした。

駅を中心に都市化が進んでいますが、寺の周辺には大きな構えの農家が並び、さらにその周りには花卉栽培ハウスや畑、公園も見られます。中央線沿線の土地利用は、環境共生型の農を活かすなどみどりとゆとりに満ちた街づくり目指しているんだそうです。


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ナツロウバイ(夏蝋梅)はしっとりと

ビーグル号の航海日誌 2015年01月14日 22:11

111119ナツロウバイ黄葉@エコカフェ.JPG古都鎌倉、「あじさい寺」の名前で有名な明月院。以前、初冬に自然観察会で訪れた時に、お庭を散策しました。その竹林の手前にしっとりと雨水を含んだナツロウバイの黄葉が印象的であったのを覚えています。別名にシャラメイ(夏梅)と呼びます。[2012年11月19日撮影:第11回自然観察会@阿部]

ナツロウバイ(夏蝋梅、学名:Synocalycanthus chinensis )はロウバイ科ナツロウバイ属の落葉低木。111119ナツロウバイ果実@エコカフェ.JPG原産地は中国浙江省、山岳地帯に自生。原産地では絶滅に瀕しているようです。樹高は1mから2mほど、葉は対生し柔らかく光沢、葉身10pから20pほどの長楕円形、葉縁は大きく波打ち、葉先は尖ります。葉脈は目立ちます。花期は5月から6月頃、雌性先熟、枝先に径7pから9pほどの八重の花をやや下向きに咲かせます。花弁は、外側がピンク色を帯びた白色、内側が小さく黄色です。果実は刮ハ、熟すと先部が裂け、種子が重力散布します。

花言葉は「はにかみ」だそうです。花の香りは無く、早春に咲くロウバイが芳ばしい香りがするのとは対照的なようです。


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タグ:鎌倉 外来種
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鎌倉五山、浄智寺は寂寥を

ビーグル号の航海日誌 2015年01月13日 20:00

111119浄智寺@エコカフェ.JPG浄智寺は鎌倉五山第四位、臨済宗円覚寺派に属し、創建は弘安6年(1283年)、開基は北条師時、山号は金峰山。本尊は三世仏(阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来)。三世仏とは過去・現在・未来を象徴。かつての寺領、浄智寺から源氏山に至る山道中間付近の天柱山に、五層の供養塔が建っています。[2011年11月19日撮影:第11回自然観察会@阿部]

最盛期には七堂伽藍、塔頭11寺院、僧侶500人ほど、鎌倉幕府滅亡後の室町時代においても寺勢は衰えなかったという。111119天柱山の層塔@エコカフェ.JPGしかしながら、15世紀半頃から都市鎌倉の衰亡とともに荒廃し、江戸時代末に塔頭8院を維持したものの、大正12年(1923年)の関東大震災で大部分が倒壊、今日の伽藍は昭和になってから復興されたものだそうです。三門は重層一間一戸、上層が鐘楼を兼ねています。昭和15年(1940年)、神武天皇即位2600年を祝った年、元より来朝し、指導的役割を果たした僧侶竺僊(じくせん)[1329年〜1348年]を供養して建供されたもののようです。

総門の手前には鎌倉十井のひとつ「甘露の井」があり、奥の洞窟には鎌倉江ノ島七福神のひとつ「布袋」様の石像を祀っています。一度はゆっくりと訪れたい寺ですね。


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マンリョウ(万両)は葉に共生菌を

ビーグル号の航海日誌 2015年01月12日 17:11

150111マンリョウ果実@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園内の路傍植物コーナーでよく見られます。この時期は赤色の実をつけているのが観察できます。センリョウとともにお正月の縁起物としてお馴染みです。[2015年1月11日撮影:自然教育園@山崎]

マンリョウ(万両、学名:Ardisia crenata Sims)はツツジ目サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、南西諸島、国外では東アジアからインドにかけ広く、シイやカシなど暖地の照葉樹林内に自生。150111マンリョウ@エコカフェ.JPG樹高は30pから100cmほど、幹は直立し上部で開出。葉は互生だが枝先に集生し、厚く光沢があり有柄、葉身7cmから15cmほどのpの楕円形、葉縁に波状鋸歯がつき裏面にやや巻き、葉先は尖ります。花期は7月頃、小枝先に散房花序をだし、白色の小花をたくさん咲かせます。花冠は5裂、雄蕊は黄色で三角形にまとまる。果実は径7mm前後の球形の液果、10月頃に赤色に熟し、翌年2月頃まで残ります。

万両は葉縁の鋸歯基部の小さな隆起(葉粒)に共生菌を宿し、空中の窒素を固定。葉裏は灰緑色で、明点と黒褐色の細点が散在するのが特徴です。果実は野鳥の餌となり、鳥散布します。アメリカのフロリダ州では外来有害植物の厄介者として扱われているようです。


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「冬芽の観察」の仕方を学ぶ

150111サクラ鱗芽@エコカフェ.JPG1月11日(土)、国立科学博物館附属自然教育園において開催された「冬芽のかんさつ会」に少しだけ参加いたしました。草花教室での学びでの復習と位置付けて急きょ出向きました。[2014年1月11日撮影:自然教育園@山崎]

この時季、落葉樹の観察はしんどい。一般的には、樹肌、樹形、冬芽、落葉、落下種子などをたよりに漸くの事で名前に辿りつくことができる。今日はもっぱら「冬芽」からのアプローチだった。

150111冬芽の観察@エコカフェ.JPG裸芽:どちらかと言うと暖地に多い
ムラサキシキブ、クサキ、アカメガシワ、ニガキ、ヤマハゼ、アワブキ
鱗芽:鱗片で保護されていて寒さに耐えることができ、成長して一年枝と二年枝の間などに芽鱗痕が残る
コナラ、ヤマザクラ、コクサギ、ミズキ、ウワミズザクラ、イイギリ、ニシキギ、ホオノキ、ダンコウバイ、ヤマグワ、ゴンズイ、ムクロジ、タラノキ、コブシ、ガマズミ、ヌルデ、エゴノキ、トチノキ
葉芽と花芽を同時につけるもの:新葉展開と同時に花が咲く
クロモジ、マンサク
混芽(葉芽と花芽が一緒になっている)と葉芽をもつもの:新葉展開と同時に咲く
ニワトコ
主芽と副芽をもつもの:主芽が虫や鳥にやられたら副芽が葉の展開を代替する
ニワトコ(副芽1つ)、ハクウンボク(副芽2つ)、ジャケツイバラ(副芽は最大で8つ)

まあ植物の生きるための戦略とはよくできている。副芽を多く持つということは一見戦略に優れるが、それだけ無駄にエネルギーを費やすことでもあるのです。中には、トチノキの鱗芽のように粘性を有して虫から防御しているものや、コブシやモクレンの仲間のように鱗芽の先が磁気を感じ南方に傾斜するもの(磁石植物、コンパス植物)もあります。兎に角、奥が深く面白いですね。


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ニッケイ(肉桂)は馴染みで

ビーグル号の航海日誌 2015年01月11日 23:01

150111ニッケイ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園で散策。園内に入ると門の近くにある樹肌が特徴的な常緑樹が存在感を示しています。ニッケイと表札があります。ニッケイ属にはニッケイの他にシナニッケイ、セイロンニッケイなどを別種扱いすることがあるようです。[2015年1月11日撮影:自然教育園@山崎]

ニッケイ(肉桂、学名:Cinnamomum sieboldii Meisn.)はクスノキ科ニッケイ属の常緑高木。分布は沖縄島、久米島、石垣島、徳之島、国外ではインドシナ半島などに広く、日当たりのよい暖地に自生。本州には享保年間に中国経由で(シナニッケイが)移入。150111ニッケイ樹幹@エコカフェ.JPG樹高は10mから15mほど、樹幹は直立しよく分枝、葉は互生し革質で光沢、葉身8pから15cmほどの長楕円形で全縁、葉先は尖ります。葉裏に伏毛が生え帯白色、三行脈は葉先付近まで伸びます。花期は5月から6月頃、新葉の展開とともに葉腋に集散花序をつけ、淡黄緑色の径約5mmの小花をたくさん咲かせます。花弁6枚、雄蕊6本。果実は長径約12mmの楕円形の液果、秋に黒褐色に熟します。似ているヤブニッケイは三行脈が途中で消失することで見分けるそうです。

有効成分は精油(ケイヒアルデヒドやオイゲノールなど)を含み、漢方では樹皮を「桂皮」、小枝を刻んだものを「桂枝」と呼び、風邪の初期症状の発汗、解熱、神経痛、健胃調整などに使います。また、主に近縁のセイロンニッケイ(シナモン)は、お菓子やカレーのスパイス、京菓子「八つ橋」やニッキ飴、シナモンティーなどにも用います。私たちに馴染みのある植物なのです。


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思い出の「チョコ電」を増穂町に

ビーグル号の航海日誌 2015年01月10日 23:46

141228山梨交通電車の車両(江ノ電に再就職)@エコカフェ(和田).JPG増穂町は山梨県中央部に位置し、平成の大合併で2010年に、鰍沢町と合併して富士川町となった。旧増穂町に「山梨交通株式会社電車の歴史」と題した看板が掲げられ、薄小豆色の古びた車両が展示してある。どことなく見たことのあるような。[2014年12月28日撮影:山梨県富士川町@和田晃]

明治から大正にかけて隆盛を誇った鉄道馬車は、大正15年に山梨交通株式会社により甲府と甲斐青柳間で電車運行が開始されたそうだ。141228山梨交通の電車の歴史@エコカフェ(和田).JPG全長20.3km、所要時間は約55分。上下線ともに30分間隔の運行、年間の利用者数は年間2、3百万人に上ったという。時代の波は早く訪れ、昭和37年に廃線、バスに切り替えられたという。当時の廃止車両のうち2両が長野県上田丸子電鉄へ引継がれ、さらに昭和46年に江ノ島電鉄に継承。「チョコ電」の愛称で親しまれたが、昭和61年に任を終え引退し、故郷に里帰りしたんだそうです。

各地域で電車が廃止され、バスに切り替えられた変遷の歴史を伝える貴重な生き証人と言えよう。何時まで、静かに語りかけ続けてくれるのだろうか。やがて人々の記憶、歴史の彼方に消えてゆく運命にあるように思われてならない。


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センリョウ(千両)は原始的

111119センリョウ@エコカフェ.JPG鎌倉源氏山公園の片隅で赤い実をつけているセンリョウが土砂降りの天に耐えていました。3年2月程前、深まりゆく秋としては珍しい大雨でした。名前の由来は冬期に赤い果実が千両の値打ちがあるとしたことにあります。マンリョウと同じように、正月に床の間を飾る縁起ものです。[2011年11月19日撮影:第11回自然観察会@阿部]

センリョウ(千両、仙蓼、学名:Sarcandra glabra(Thunb.)Nakai)はコショウ目センリョウ科センリョウ属の常緑小低木。分布は本州関東南部以南、四国、九州、南西諸島、国外では東アジアからインドにかけて広く、温暖な照葉樹林内に自生。樹高は50pから100cmほど、葉は対生し薄く草質で淡緑色、葉身4pから6cmほどの長楕円形から卵状楕円形で葉縁に鋭鋸歯、葉先は尖ります。花期は6月から7月頃、枝先に小花が集まって咲きます。小花は花弁や萼を欠き、雌蕊柱頭1個、子房脇に雄蕊1個がつきます。果実は径6mm前後の球形の核果、冬季に赤色に熟します。

センリョウの茎は木質化しているが木部を構成する導管はなく、導管への遷移過程である仮導管だそうです。小低木としたが、木と草の中間的な特性があって、原始的被子植物の一群(無導管植物)であるそうです。


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タグ:鎌倉 広域種
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源氏山公園の葛原岡神社は

ビーグル号の航海日誌 2015年01月09日 23:50

111119源氏山公園@エコカフェ.JPG訪ねた日は多くの先霊の深い悲しみにくれたような土砂降りの雨であったことが記憶に鮮明です。鎌倉時代、鎌倉の源氏山公園のある丘陵には刑場があったという。今日、その北側一角に縁結びに御利益がある葛原岡神社があり、境内には俊基の墓とされる宝篋印塔が建てられています。[2011年11月19日撮影:第11回自然観察会@阿部]

創建は新しく明治20年(1887年)、主祭神は日野俊基です。俊基卿もこの地で処刑されたひとり。明治時代になると南北朝時代の南朝を再評価する機運となり、俊基卿の忠君顕彰を讃え、明治天皇が建立されたのだそうだ。日野俊基なる人物は、公家であって後醍醐天皇の忠君として鎌倉幕府の倒幕運動に活躍したが、元弘3年(1333年)、2度目の密議発覚「元弘の乱」により捕えられ斬首。

社殿には江戸時代後期の行政家、二宮尊徳邸内にあった楠から彫られた縁結びの神様である大黒様の像が安置。また、俊基卿が学才に優れていた。「縁結び」と「学業成就」のご利益があるそうです。


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檜原村の払沢の滝に

ビーグル号の航海日誌 2015年01月08日 20:00

141115払沢の滝@エコカフェ.JPG昨年秋の自然観察会。多摩川水系北秋川の支流のセト沢にとりつく払沢の滝を堪能しました。子供たちは落下する水の飛沫を浴びながらも大満足、歓声を上げていました。みんなで記念写真をパチリ。[2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@阿部]

この滝は日本の滝100選のひとつ。名前の由来は滝が僧侶の払子を垂らした様子に似ていることにあります。かつては「払子の滝」とも呼ばれたそうです。滝の向きは東、落差は4段で約60m、最下段で約26mもあり、水量も多く、深淵には古くから大蛇が棲むと伝えられます。厳冬期にはなんと全氷瀑してしまうこともあるそうです。夏は涼しくて気持ちよいでしょう。

滝の断崖面をよく見ると地層が傾斜していたり、筋が入っていたり、緩やかに褶曲していたりしています。崖面に沿って「五日市−川上構造線」という大断層が走り、滝が落ちているのです。構造線の北側はジュラ紀の秩父帯、南側には新しい白亜紀の四万十帯小仏層群が付加しているのです。


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ジュウガツザクラ(十月桜)の花がちらほらと

⇒自然観察会 2015年01月07日 22:09

141115ジュウガツザクラ@エコカフェ.JPG昨年の11月のことです。檜原村の中央を走る1000m級の山々の尾根の一部の浅間尾根は
古甲州道の一部(中甲州道とも)に相当します。その尾根筋に至る坂道の民家近くで寒空に桜の花がちらほらと震えていました。ジュウガツザクラと言います。[2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@阿部]

ジュウガツザクラ(十月桜、学名:Cerasus subhirtella (Miq.) S.Y. Sokolov)はバラ科サクラ属の落葉小高木。エドヒガンとマメザクラの交雑種でコヒガンの雑種で園芸品種。141115ジュウガツザクラ@エコカフェ.JPG樹高は3mから7mほど、葉は互生し、葉身は楕円形。花期は4月上旬と10月から12月頃にかけ断続的に年2回、白色から淡紅色の八重の花をちらほら咲かせます。花径25oから35oほど、花弁は10枚から20枚ほど、雄蕊が長く突出し、萼筒は紅色で壺型です。果実は核果、中に種子1個が入ります。

年2回咲きの園芸品種に、萼筒が細く花が一重のシキザクラ(四季桜)や萼筒が漏斗型で花が八重のコブクザクラなどが知られます。冬季に断続的に咲くフユザクラ(冬桜)は花が一重だそうです。桜という花は日本人に深く愛されてきたんですね。


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古甲州道と甲州街道、甲州裏街道は

⇒自然観察会 2015年01月06日 20:00

141115浅間尾根ハイキングコース案内板@エコカフェ.JPG檜原村の上川苔から古甲州道の一部であった浅間尾根へ登り時坂峠を経て本宿に至る延長8.0qのコース。江戸時代には甲州裏街道(古甲州道とも中甲州道とも)と呼ばれた生活道で、馬により木炭等の生産物を運び出し、日用品等を運び入れる要路として、村人のほかに小河内や西原の人たちも利用していたという。[2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@阿部]

古甲州道は戦国時代以前の武蔵府中と甲斐府中(今でいう道東京都府中市から山梨県甲府市酒折まで)を結ぶ道。141115浅間尾根の標識@エコカフェ.JPG秋山川沿いを檜原村、小菅村、大菩薩峠を越え、山梨県に入る。武田氏と後北条氏の戦いの戦力の道でもあった。武蔵国と甲州国との物資交流の要路。江戸時代に入り、徳川幕府は五街道や脇街道が整備。甲州街道は五街道のひとつ。日本橋から諏訪市まで、八王子、大垂水峠、小仏峠、笹子峠を越え、山梨に入る。また、脇街道である青梅街道(甲州裏街道)が慶長11年(1606年)に開設され、難所であった多摩川沿いの数馬の岸壁も元禄年間に掘削され切通が完成すると古甲州道は利用されなくなった。今日、旧甲州街道と呼ぶのは、甲州街道のうち旧道区間(国道20号ではない区間)のことであって、古甲州道とは異なる。古甲州道の小菅村白沢から古富士道が分岐しています。秩父方面からは盛んに富士講の道として使われ続けたという。

街道の名称や呼称は本当に厄介であります。なぜならば新しい道ができたとしても古い道の一部を使ったりしているからです。したがって、起点や終点、区間をはっきりさせないで名称を使うと不正確になることがままあるということです。


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第105回NPO法人&第5回一般社団法人定例事務局MTGの開催【ご案内】

船長からのお知らせ 2015年01月05日 23:07

130119八ケ岳山麓@エコカフェ.JPG第105回NPO法人&第5回一般社団法人定例事務局MTGを開催します。年明けでお忙しいと存じますが、皆さまのご参加をお待ちしております。この冬は今のところ積雪が多いようですが、冷え込みは猛烈に厳しいということではないでしょう。楽しく意見交換します。

日 時:2015年1月21日(水) 19:00〜(1時間程度)
場 所:エコカフェ大手町会議室
   (千代田区大手町2-6-2 日本ビル2F 潟xネフィットワンソリューションズ内)
    地 図:https://www.benefitone-solutions.co.jp/company/
テーマ:「2015年度事業計画の策定に向けて」
     「企業におけるCSRについて」(ミニ講和:上田氏)(1/13追記)

終了後、懇親交流会を開催しますので、時間のある方はそちらにもふるっての参加をお願いします。

〇連絡先:事務局(03-5280-2377またはinfo@ecology-cafe.net)までご連絡ください。


写真:八ヶ岳山麓を遊ぶ[2013.1.19撮影:八ヶ岳スノーシュー体験]

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会津下郷の高倉神社に古を

141101高遠神社第一鳥居@エコカフェ.JPG茅葺屋根の民家が並ぶ大内宿の街道脇にひときわ大きな白木の鳥居が立っている。高倉神社(旧高倉大明神)の鳥居で注連縄が結ばれ結界を示し、これより先は神域であることを強く意識させています。 [2014年11月1日撮影:会津下郷大内宿@阿部]

一の鳥居を潜り、田園の中に伸びた参道の先右手に弐の鳥居、潜ると鬱蒼とした森に入り、小川を渡り長い階段をゆっくり上り、灯篭を過ぎると参の鳥居があり、神社拝殿があります。その右脇には樹齢800年の老杉が見事です。141101雨の大内宿@エコカフェ.JPG創建は鎌倉末期から南北朝の頃(1330年代)と伝承。主祭神は高倉宮以仁王(高倉宮は後白河天皇第3皇子)。由来は伝説による。時は治承4年(1180年)、源頼政の依頼で諸国源氏の協力をあてに平清盛に反旗を翻し、京都宇治川で合戦、破れて頼政は討死、高倉宮は行方不明(追撃されたとも逃れたとも)。伝説によると、高倉宮は、近江から東海道を経て甲斐、信濃、上州沼田、尾瀬、檜枝岐、伊南、大内(当時山本村)、只見を抜け越後に落ち延びた。宮の後を追った橘姫、長旅の末、宮に逢うこと叶わずにして逝去。後に、大内村と改名し、宮の御霊を勧請したようだ

死亡説(「平家物語」)によると、都を脱出した宮は光明山寺の鳥居前で追撃。なるほど、木津川市(旧山城町)綺田神ノ木には高倉神社とその境内に宮内庁管理の以仁王大墓(御陵)が知られます。一方、京都市綾部にも養和元年(1181年)創建の高倉神社があるなど各地に知られ、当時の人気の高さが伺えます。


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オオシケシダ(大湿気羊歯)は点々と

ビーグル号の航海日誌 2015年01月04日 11:45

140228オオシケシダ (2)@エコカフェ.JPG小笠原諸島父島の西海岸に至る山中で見たシダ。ガジュマルの大木が生える昔砂糖精製工場の跡地付近の林下に点々と自生していました。やや乾燥気味の場所であるが、調べるとオオシケシダのようです。[2014年4月28日撮影:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@阿部]

オオシケシダ(大湿気羊歯、学名:Lunathyrium bonincola(Nakai)H.Ohba)はイワデンタ科オオシケシダ属の常緑性シダ植物。小笠原固有種、環境省レッドリストで準絶滅危惧(NT)に指定。140428オオシケシダ@エコカフェ.JPG分布は小笠原列島に限り、林下のやや湿り気の多い場所に自生。草丈は1mほど、根茎は太くやや塊状で直立、葉柄の部に鱗片が多く、葉は革質でやや光沢、葉身70pほどの単羽状複葉で先は尖り、側羽片は深裂します。ソーラス(胞子蓑群)は線形で包膜は全縁、中肋に斜めで脈に沿ってつきます。

この仲間はセイタカシケシダのように栄養葉と胞子葉のニ形が一般、例外的にシケシダは同形であることが知られます。オオシケシダがどちらであるのかは確認できませんでした。どなたかお教えてくだされば幸いです。


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会津下郷大内宿の高遠そばの今昔

ビーグル号の航海日誌 2015年01月03日 20:00

141101高遠そば@エコカフェ.JPG高遠蕎麦なるものが会津地方で広まったのは、陸奥会津初代藩主の保科正之が信濃高遠の出身であったことにあるという。藩主正之が好んだ蕎麦、大根おろしをのせ、冷たいだし汁をかけただけのものをいつしか「高遠そば」と呼んだのではないだろうか。当然、当地でも蕎麦は食べられていた。[2014年11月1日撮影:会津下郷大内宿@阿部]

高遠そばのことを箸の代わりにネギを使うことから今日では「葱そば」の名称のほうが通りがよい。長葱の白い軸を箸代わりにして食べるのは後世になってのこと、きっと遊び心でしょうね。141101そば処玉屋@エコカフェ.JPG葱は辛いし、食べづらいことこの上ないのですが、これが却って観光客に気に入られているようです。さて、保科正之について少し触れておこう。時は慶長16年(1611年)5月7日、正之は徳川ニ代将軍秀忠の四男(庶子、隠し子)として誕生、6歳の時に信濃高遠初代藩主保科正光の養子となり、寛永8年(1631年)、20歳で藩主を継承。その後、幕府配慮により25歳の時に出羽山形藩主、さらに寛永20年(1643年)、32歳で陸奥会津初代藩主として会津に移封したんだそうです。

会津下郷の「高遠そば」はもはや伝統的な「高遠そば」ではなく、今日的な「高遠そば」、要は「葱そば」に進化している。それでも「高遠そば」を捨てるつもりはないといいます。そのほうが、人びとの心に余韻を残す語り掛けがあるということでしょう。


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イセエビ(伊勢海老)とお正月

ビーグル号の航海日誌 2015年01月02日 20:00

141231イセエビ@エコカフェ.JPGお正月なのでイセエビを紹介します。伊勢海老は、鏡餅を年神様にお供えする際に飾りつけに用いられます。飾り方は地方によって異なります。白木の御三方に半紙を敷き、昆布、ゆずり葉、四手、裏白の順でおき、四手を重ね、その上に大、中、小の丸もちを重ね、一番上に橙の実を乗せます。橙と丸もちの間に根と葉のついたやぶこうじと松葉を半紙で束ねたものを飾り付け、伊勢海老を正面にくくりつけ、金銀の水引で締め付けます。

150101鏡餅@エコカフェ.JPGイセエビ(伊勢海老、学名:Panulirus japonicus (Von Siebold))は十脚目イセエビ科イセエビ属のエビ。分布は房総半島以南から台湾までの西太平洋や九州、朝鮮半島南部の沿岸域の岩場や珊瑚礁に生息。体長は20pから30pほど、体型は太い円筒形で多くの棘をもつ硬い殻に覆われ、体色は暗赤色。触覚や歩脚も頑丈な殻に覆われます。雌雄の違いは、オスは触覚と歩脚が大きく、メスでは腹脚が大きく第5脚が鋏脚に変化しているという。夜行性。食性は肉食性で貝類、ウニなどの小動物。イシダイや蛸などの天敵から身を守るためにウツボと双利共生しています。イセエビを狙う蛸をウツボが捕食する関係にあるのです。

最後に鏡餅の飾り物の意味について。裏白は「長寿・夫婦円満」、ゆずり葉は「家計が絶えない」、昆布は「よろこぶ」、やぶこうじは「子孫繁栄」、松葉は「長寿」、は「代々栄える」との願いが込められているそうです。


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タグ:広域種
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謹賀新年・未

船長からのお知らせ 2015年01月01日 00:00

未・流紋焼き@エコカフェ.JPG明けましておめでとうございます。昨年は皆さまにとってどんな年であったでしょうか。

日本の未来のために多様で柔軟な人的資源を育て活かすことが「急がば回れ」の道だと考えます。江戸時代までに培った各地域に根付いた産業と伝統、人びとの魂は、明治、大正、昭和を貫いて、国の繁栄に大きく貢献してきました。自然と向き合い、自然をうまく利用してきた日本人であるからこそ、新しい時代を切り開いてゆくことができるのではないでしょうか。子どもたちにとって小さい頃から自然に身体中(五感)で触れ合い、その本質をしっかり見抜く力をつけることこそ、生きる力の習得に通ずる大切な学びであると考えます。

昨年、エコカフェは次の価値創造の道を選択しました。NPO法人として活動も10年経過し、新たな課題や反省を踏まえ、一般社団法人から公益社団を目指すことにしたのです。昨年6月24日に一般社団法人設立総会、7月31日に登記を完了、現在は本年4月1日の本格切り替えに向け準備中です。理事会や運営評議会の体制を整え、活動の具体的な運営方法やHPやSNSの活用方法などについて、会員の皆さまが多様な形で参加しやすい工夫を凝らすことにしています。

この一年が皆さまにとりまして、確実に前進しますことを祈念いたしますとともに、エコカフェが新たな物語りを世の中に提案できるよう多くのご支援ご協力をお願い申し上げます。


理事会・運営評議会・事務局一同


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