ナワシログミ(苗代茱萸)は常緑

ビーグル号の航海日誌 2014年12月08日 20:00

141130ナワシログミ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の武蔵野の植物コーナーで見られる植物からナワシログミを紹介します。別名にタワラグミ、トキワグミともいう。一年中葉をつけ青々としています。[2014年11月30日撮影:自然教育園@和田晃]

ナワシログミ(苗代茱萸、学名:Elaeagnus pungens Thunb.)はヤマモガシ目グミ科グミ属の常緑低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、国外では中国中南部、朝鮮半島に及び、山野、特に海岸に多く自生。141130ナワシログミ棘@エコカフェ.JPG樹高は2、3mほど、株立ちし、樹皮は灰褐色で丸い小さな皮目が多数(古木では縦裂し剥離)、若枝は褐色の鱗状毛に覆われ、小枝は棘化、先端の枝は垂れ下がります。葉は互生し硬い革質で有柄、葉腋に小さな刺、葉身5pから10pほどの楕円形から狭い披針形、縁は不規則に浪打ち、乾燥時には内側に巻きます。新葉表面には星状毛が密生し白っぽいが、やがて脱落し光沢のある深緑となります。花期は10月から11月頃、葉腋に淡黄褐色の花を幾つか咲かせます。萼筒長は約7o、4陵で先が4裂。雄蕊4本、花弁は無い。果実は長径約15oの偽果、翌年4月から5月頃に赤く熟します。果実はリコピンを多く含み、食することができます。

この仲間はユーラシアから東南アジアにかけ約70種、日本には落葉樹のナツグミ、アキグミ、常緑樹のオオバグミ、ツルグミなど十数種が知られます。


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