チョウセンイタチ(朝鮮鼬)は遺存個体群!?

⇒エコツアー 2014年12月01日 20:41

141109チョウセンイタチ@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターに展示されている剥製からチョウセンイタチを紹介します。日本列島がまだ大陸と陸続きであった名残をとどめる種と考えられます。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

チョウセンイタチ(朝鮮鼬、学名:Mustela sibirica (Pallas))はネコ木イタチ科イタチ属の中型のイタチ。IUCNレッドリストで経度懸念(LC)に指定。分布は対馬、国外ではユーラシア大陸北部、ヨーロッパ東部、ヒマラヤ北部からシベリア、中国、朝鮮半島、台湾に広く、住宅地や農村周辺、山麓に棲息。体型は性的二形、雄で頭胴長28pから39pほど、尾長16pから21p、体重は650gから820g(雌で25pから31pほど、13pから16pほど、360gから430gほど)、体色は山吹色でやや帯褐色、額中央部から鼻にかけ濃褐色の斑紋が入ります。食性は雑食、ネズミ類、鳥類、甲殻類、魚類を主に、果実類なども食します。繁殖期は4月から5月頃、一夫多妻、雌は5、6頭の仔を生み、仔は秋には親離れをします。

別名にシベリアイタチ、タイリクイタチとも呼ばれます。対馬の個体群を亜種とする学説もあるようです。西日本を中心に移入。在来のニホンイタチは目の周りが灰色でより小型で尾がやや短めだそうです。


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ヤツガシラ(八頭)は珍鳥では

141109ヤツガシラ@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターには対馬で見られる貴重な野鳥の剥製が展示されています。そんな中から、佐護平野の水田や周辺でよく観察されるヤマガシラを紹介します。お雑煮に使う「八頭」とは違いますよ。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ヤツガシラ(戴勝、八頭、学名:Upupa epops Linnaeus)はブッポウソウ目ヤツガシラ科ヤツガシラ属の渡りをする鳥。分布はヨーロッパ南部及び中部、アフリカ、南アジア、東南アジア、中国、沿海州に広く、平地の開けた草地や農耕地に棲息。日本には旅鳥(迷鳥?)、冬鳥として渡来。北方で繁殖した個体は冬季に南方に渡ります。体長は30pほど、体色は雌雄同色で頭部と上背、胸が橙褐色、翼と尾が黒褐色で白色の横縞紋様が入ります。体下は帯白色、頭に広げると扇状になる橙黄褐色で先端が岐路色の冠羽があるのが特徴です。食性は主に動物食、昆虫類です。産卵期は4月から6月頃、樹洞や石垣の隙間などに営巣、5個から8個を産卵します。

日本各地で目撃されるそうですが珍鳥とされます。興奮すると冠羽を広げて威嚇するそうですよ。近縁種にアフリカヤツガシラが知られます。


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マナヅル(真鶴)は越冬に

141109マナヅル@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターには対馬で見られる貴重な野鳥の剥製が展示されています。佐護平野に冬季に越冬のため飛来するマナヅルもそんなひとつです。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

マナヅル(真鶴、真名鶴、学名:Grus vipio Pallas)はツル目ツル科ツル属のツルの仲間。IUCNレッドリストで絶滅危惧U類。分布は夏季に中国北東部、モンゴル北東部、アムール川・ウスリー川流域、冬季には日本、朝鮮半島、長江下流域へ南下、湿原や低地の草原などに棲息。体長は120pから135pほど、体色は灰色、頭部から喉、後頸にかけて白色。嘴基部は黒い剛毛で被われ、耳孔後方から側頸、前頸、下面にかけて濃灰色、雨覆が灰白色、初列と次列の風切の羽先は黒く、三列風切は長く白い。眼の周囲から嘴基部にかけ赤色の皮膚が裸出。虹彩は橙色、嘴は黄緑色、後肢は淡赤色や暗赤色です。食性は雑食で、魚類、昆虫、カエル、植物の茎や葉、種子を食します。産卵期は5月、2個を産卵し、雌雄交替で抱卵します。

名前の由来は「ま」が「標準的な」、「な」が「食用」を意味することにあります。越冬飛来数の多い出水平野(鹿児島県)は「ツルおよび飛来地」として告に特別天然記念物に指定されているという。


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