機関誌「ニューズレター」(第27号)発行

船長からのお知らせ 2014年12月31日 10:13

141231ニューズレター最終号@エコカフェ.JPG大晦日、総じて静かな一日になりそうです。12月25日、NPO法人としては最終号となる機関誌『ニューズレター』第27号を発行しました。理事会では配布させていただきましたが、皆さまのお手元には年明けにお届けさせていただきます。

会員の皆さまの参加の場である「ecolink」には運営評価委員の山崎さんにエコカフェ設立10年を経過した想いや一般社団としての抱負を語ってもらいました。活動紹介コーナーでは、対馬エコツアー「ツシマヤマネコから学ぶ絶滅危惧種の保護活動」(寺中祥太)、自然観察会「あきる野市・檜原村で楽しむ秋の紅葉と温泉」(川合梓)を取上げています。またコラムでは「人の体温は100℃」(星野瑞生)、地域だよりでは「from宮城県・南三陸町」(阿部清美)をそれぞれ紹介しています。

この一年、皆さまにとってどんな一年だったでしょうか。エコカフェもNPO法人から一般社団法人への切り替えという、設立以来の挑戦に打って出ています。もちえろん、長年に渡りご支援してくださった皆様に感謝するとともに、新たなメンバーを広げながら着実な成果を残していきたいと思います。


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アンコール・ワットを訪ねて

ビーグル号の航海日誌 2014年12月30日 20:00

131229アンコールワット静寂@青柳.jpgアンコール・ワットはカンボジアのシェムリアップから北に6.5kmほどにあるアンコール遺跡のひとつ。サンスクリット語でアンコールは王都、クメール語でワットは寺院を意味するそうです。1992年、アンコール遺跡として世界遺産に登録、現在も修復作業が続けられています。[2013年12月29日撮影:アンコール・ワット@青柳]

12世紀前半、アンコール王朝のスーリヤヴァルマン2世により、ヒンドゥー教寺院として30年を超える歳月を費やして建立された。1431年、王都がプノンペンに遷ると放棄、131229アンコールワット@青柳_n.jpg1564年にアンチェン1世が未完成部分に彫刻を施し、孫のソター王が仏教寺院へ改修、ビシュヌ神を四体の仏像に置き換えたという。1632年(寛永9年)、森本右近太夫一房が日本人として初めて参拝。1887年、カンボジアは仏領インドシナ。1972年、カンボジア内戦により仏像の首がはねられるなど破壊を受けたという。境内を外周、東西1500m、南北1300m、幅190mの壕で囲まれ、西を正面とし、前庭を抜けると三重の回廊に囲まれる5つの祠堂がそびえます。詳細は機会をみて紹介しましょう。

ビィシュヌ神の化身はクールマ(大亀)とされ、ヒンドゥー教の天地創造神話「乳海撹拌」に登場します。竜宮伝説に通ずるものがあるように思えますね。


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会津問屋は目出度く閉店に

ビーグル号の航海日誌 2014年12月29日 14:45

1419831024494.jpg1419831162131.jpg1419831185418.jpg会津美里町によるアンテナショップ、会津問屋は3ヶ月間の下北沢での実証が終わりました。弓田さんたちとの懇親会は有意義でした。今回の実証で多くのことを学んだようです。生産者の目線と消費者の目線の開き。何をどうすれば売れるのか、買ってもらえるのか。今後に期待したいです。

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松江城は千鳥城ともいうが

ビーグル号の航海日誌 2014年12月28日 20:00

松江城2@山口香林.jpg松江城は島根県松江市にある城郭で、天守閣が現存し、国の重要文化財に指定。松江は古い街並みも残り、古今調和のとれた美しい都市です。一度はしっかり訪れたい町です。[写真:山口香林]

松江は江戸時代には松江藩の藩庁がおかれ、出雲地方の政治経済の中心。大政奉還が行われ、江戸から明治に時代が変わると、それまでの日本人の精神を支えるものの破壊が実施され、廃仏毀釈、廃藩置県に伴う廃城令もそれらのひとつである。文明開化、西洋文明が移入され、制度や慣習が大きく変化していった。松江城@山口香林_n.jpg松江城3@山口香林.jpgそうして、松江城は、天守以外が払い下げられて撤去、今日では城址公園として利用されているのです。

山陰地方では天守閣が現存する唯一の城跡。天守は複合式望楼型4重5階地下1階、江戸時代初期(1607年)に建造されたもの。象徴的な天守を芸術的な価値観のもと残せたのは幸いと言うしかありませんね。


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志あみ地蔵尊は歴史の彼方に

ビーグル号の航海日誌 2014年12月27日 20:00

140329志ほあみ地蔵尊@エコカフェ.jpg港区の麻布十番駅からほど近い高速道路が上を走る古川をニの橋で渡ると日向坂の上りが見えます。坂を上る途中の左手に龍原寺を過ぎると左手に神明坂が緩やかに下ります。その坂の途中左手に地蔵尊が鎮座します。「志ほあみ地蔵尊」と書かれています。[2014年3月29日撮影:港区@山崎]

調べてみると「志ほあみ地蔵尊」は、龍原寺が八丁堀に創建された元和7年(1621年)頃から歩みをともにし、現在の地には寛文5年(1665年)に移転したとあります。子育てと延命の地蔵尊で、名前の由来は海岸近くで「潮」を「浴びて」いたことにあるそうです。寺の移転は幕府か大名の意向があったのでしょう。寺とともに大名付きの民衆も一緒に移転させられ、信仰の対象であった地蔵尊もともに移転してきたのではないでしょうか。140329志ほあみ地蔵尊@エコカフェ.jpg140329志ほあみ地蔵尊ちょうちん@エコカフェ.jpg推察の域を出ませんが。歴史的に神社はともかく寺の移転は多く見られるようです。

都内には多くの地蔵尊があってきっと調べられていらっしゃる方がいるのでしょうね。散歩していてどうしてだろうと思うことが多いのですが、案内板まで用意されている地蔵尊は少ないようです。


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忘年交流会で感謝をこめて

船長からのお知らせ 2014年12月26日 07:29

141225忘年交流会@エコカフェ.JPG昨夜は恒例のエコカフェ忘年交流会を開催いたしました。クリスマスと重なったため、懇親会の掛け持ちで慌ただしく途中参加、途中退席の方もいらっしゃいました。また、参加が叶わない方からのお酒の差し入れもございました。

理事長の仁藤より感謝をこめて、ご挨拶と「乾杯」のキックオフ。今年に会員になられた方も初めて参加されました。毎回参加の方と交流しながら、お互いを理解し、エコカフェを通じてどんな社会貢献ができるか大いに意見交換ができたのではないでしょうか。141225忘年交流会受付@エコカフェ.JPG141225忘年交流会挨拶@エコカフェ.JPG

エコカフェは10年を経て、新たなスタートラインに立ちました。運営評議会会長の佐々木さんから、じっくり取り組みながら公益社団を目指すようにとの〆の言葉をいただきました。山崎さんのクリストフも愛嬌があり、皆さんの喜んでいただけたのではないでしょうか。たくさんの笑顔に多謝!


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一般社団法人エコロジー・カフェ第3回定例理事会の開催(速報)

船長からのお知らせ 2014年12月25日 20:00

tatachan.gif本日18時よりデジタルハリウッド大学内会議室において、第3回定例理事会を開催いたしました。仁藤理事長が開会宣言をし、議事録署名人に奥村専務理事が選任されました。決議事項3件が審議のうえ可決し、報告事項2件が報告されました。新ロゴ制作にあたり、デジタルハリウッド大学1年生の皆さまに応募していただきました。作品としてのレベルも高く、エコカフェの理念や活動方針を踏まえ、分かり易さ、インパクト、印象、動き、など多面的に審査をし、ロゴ1件、パンフレット等広報媒体用デザイン1件を決定しました。また、今年度のシンポジウムの開催は、2015年3月28日(土)午後1時半からに決定たしました。

決議事項
議案1:一般社団法人エコロジー・カフェ新ロゴの選考について
議案2:絶滅危惧種保護センターの現状について
議案3:シンポジウムの開催について

報告事項
案件1:HPの管理運営につて
案件2:その他

シンポジウムの内容については、岡山の湿生植物学習センターでこの夏に実施した「昆虫調査隊」参加者から2名の発表、知的障害者の皆さんによるハンドベル楽団「ティンカー・ベル」による感謝の演奏を行われることが決まっています。特別講演は環境保全活動のフィールド実践を紹介する方向で調整中です。


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世界の平均気温が最高に

⇒排出量取引・・・ 2014年12月24日 23:05

140428小笠原父島大村海岸@エコカフェ.JPG気象庁速報によると今年の世界の平均気温が平年を0.27℃上回り、1891年の統計開始から最も高くなるという。日本でも平均気温が0.28℃高く、これは過去11番目の記録だそうです。これは統計上の数字、事実以外のなにものでもない。[2014年4月28日撮影:小笠原父島大村海岸@阿部]

その理由について、アジアや欧州の陸地の広域で気温が高い状況が推移し、海洋も熱帯域を中心に水温が高かく、夏には太平洋の赤道付近でエルニーニョ現象が発生したことによると分析。理由というよりは、地球上の蓄積熱エネルギーが放射熱エネルギーを上回っている結果、蓄積した熱エネルギーの分布が海洋と大気を通じて地域的に偏差があることの現れに過ぎないのではないだろうか。まあ、卵と鶏のような関係に思えます。大気中のCO2 など温暖化ガス濃度が増えることは、熱エネルギーが大気に蓄積されるスピードが上がることにつながり、そのCO2 が海洋に溶ける速度を上回っていれば温室効果は増すばかりとなります。過去、人為的な影響がない時代に氷河期や間氷期が繰り返された。それらは、熱エネルギーの最大の供給者である太陽の不規則な爆発、月の引力や自転による運動エネルギー、大気や海洋の熱交換など複雑なエネルギー交換の仕組みの上に成り立っています。

今日、私たちが化石燃料を大量に使用することで、自然が許容するスピード以上の速さで熱エネルギーの収支・交換バランスを壊しているのも事実ではないでしょうか。私たち人類はどこに向かっているのでしょうか。


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カリフラワーは突然変異?

⇒寄港地だより 2014年12月23日 20:00

140228カリフラワー@エコカフェ.JPG埼玉にあるエコカフェ・ミニ農園からこの季節に美味しく提供されるカリフラワーを紹介します。寒さに弱いので霜が当たらないように上部をおおってあげる必要があります。別名にハナヤサイ、ハナカンランなどと呼ばれます。[2014年2月28日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

カリフラワー(学名:Brassica oleracea var. botrytis)はアブラナ科アブラナ属の多年草で野菜。花蕾が肥大化したヤセイカンランの変種。原産は地中海、突然変異か、品種改良を繰り返し、15世紀にイタリアやフランスで栽培、16世紀にヨーロッパ全土に広まり、18世紀にはインドで熱帯地域でも栽培できる品種が開発。日本には明治初期に移入したが普及せず、昭和30年頃から普及し始めたという。多数の花蕾が塊状に集蜜している点がブロッコリーと異なります。花蕾の色は白、クリーム色のほかオレンジ色、紫色などがあるという。

無農薬で栽培しているのでそのまま生で食することも可能。たんぱく質やビタミン、ミネラルも多く、茹でたり、焼いたり、グラタンに使ったり、スープにしたりと幅広く使うことができます。


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田中地蔵は今日に何を

ビーグル号の航海日誌 2014年12月22日 20:00

131002田中地蔵尊@エコカフェ.JPG元代々木の住宅街を歩くと地蔵通り商店会の一角に「地蔵尊」が鎮座しております。田中地蔵尊と称されているようです。渋谷区教育委員会による案内版があり、次のように解説されています。今日、この解説から何を受け止めればよいのでしょう。[2013年10月2日撮影:渋谷区@山崎]

「単価地蔵尊縁起」によると、元文三(1738)年十月、向井七左エ門が、五穀成就、庶民安楽、子供の延命を祈って、福泉寺領の田地に地蔵尊を安置したといわれています。その後、寛政ニ(1790)年に、奈良岡寺の観音像を模写し、各尊像の台座を新調して田中地蔵と呼びました。広い境内(敷地一畝約100平方メートル)に杉一本を植えて村人たちの目標としました。毎年七月廿四日を縁日とし、この日には、農民や子供たちが集まって祭典を行っていました。131002田中地蔵@エコカフェ(代々木上原).JPG131002庚申塔@エコカフェ.JPG
 右の石仏が、如意輪観世音菩薩像
 中央の石仏が、鶏亀地蔵菩薩像
 左の石仏が、延命地蔵菩薩像
といわれています。
 左手前に、享保十(1725)年につくられた庚申塔が建っています。

庚申塔には、庚申信仰の主尊の青面金剛とその足元に三猿が添えられています。三猿が添えられるのは、8世紀頃に天台宗系留学僧が『論語』にある「不見・不聞・不言」の教えを日本に伝え、後に猿を神使とする山王信仰が庚申信仰と習合したためとの説があります。


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郷土料理、伊勢うどんの今昔

ビーグル号の航海日誌 2014年12月21日 20:00

121028いせうどん@エコカフェ.JPG伊勢神宮内宮をご参拝した後は、伊勢うどんと赤福を御馳走になった。もうかれこれ2年も前の事。遷宮の準備中だったと記憶している。ここでは伊勢うどんなるものを紹介しよう。[2012年10月28日撮影:伊勢視察@山崎]

江戸時代以前から三重県伊勢地方で普通に農民に食べられていた地味噌のたまりをつけたうどんが起源。手間のかかるうどんはハレの日の食事、最高の御馳走であったとも考えられているという。これを約360年前、浦田町橋本屋7代目小倉小兵が「伊勢うどん屋」を開業し、お蔭参りの参詣客に提供したのが始まり。太く腰があるのだが、何時でもでも食べられるよう茹でっぱなしにし、鰹節等のだし汁でつゆを整え、柔らかく食べやすくしたことに利点があったようだ。当初は単に「うどん」とか「並みうどん」「素うどん」と称されていたものを、昭和40年代に他地域と区別のためにも「伊勢うどん」称されるようになったという。

ハレの日の食事を参詣者の大切なおもてなしとして供するとはすごい知恵の働きだと思いませんか。今日ではベースは変わらないものの、嗜好に合わせいろんなトッピングをして楽しむようになっているのです。ある種、進化ですね。


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ウラジロガシ(裏白樫)の葉はお茶に

⇒エコツアー 2014年12月20日 00:19

141108ウラジロガシ@エコカフェ.JPG対馬二日目。龍良山原始林でみたウラジロガシを紹介します。ウラジロカシともいう。葉のエキスに胆石・腎臓結石排出促進作用があることが確認されているそうです。葉を乾燥してお茶にします。松崎さんどうですか。[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ウラジロガシ(裏白樫、学名:Quercus salicina Blume)はブナ科コナラ属の常緑高木。分布は本州宮城県・新潟県以南、四国、九州、南西諸島、国外では朝鮮半島、台湾に及び、低地から山地の尾根沿いや渓流沿いなどの温暖湿潤地に自生。141108ウラジロガシ樹幹@エコカフェ.JPG樹高は20m以上、樹皮は暗褐色から灰色で平滑、葉は互生し、葉身5pから13pほどの倒卵状から楕円状長楕円形、葉縁の鋸歯が鋭く尖り、葉裏が粉白色になるのが特徴です。花期は5月から6月頃、新枝基部から長さ約4pの雄花序を下垂、新枝上部の葉腋から長さ約7oの雌花序をつけます。雄花序は褐色の軟毛を密生。果実は長径約2pの広卵状楕円形から長楕円形の堅果(どんぐり)、濃褐色です。

シイやアラカシと異なり、人里近くにあまり出現することはないという。品種レベルにヒロハウラジロガシが知られます。また、オキナワウラジロガシとの交雑種があるそうです。


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タグ:広域種 対馬
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アリドオシ(蟻通し)は林内あちこちに

⇒エコツアー 2014年12月19日 21:54

141108アリドオシ@エコカフェ.JPG対馬二日目。厳原町内山地区にある龍良山(標高558.5m)、天道信仰の聖地(神山)であるが故、伐採されずに手付かずの自然、照葉樹林が残されています。そんな林下でたくさん見られたアリドオシを紹介します。名前の由来は鋭い棘が「蟻をも刺し通す」ことにあります。別名に「イチリョウ(一両)」ともいう。[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]

アリドオシ(蟻通し、学名:Damnacanthus indicus C.F. Gaertn.)はアカネ科アリドオシ属の常緑低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、南西諸島、国外では東アジア、東南アジアからインド東部まで広く、薄暗い林下に自生。樹高は20pから60pほど、主茎は真っ直ぐに伸び、側枝は二叉分枝しながら横に広がります。若枝には曲がった短毛が生えます。葉は対生し厚く光沢、大小二形が交互、葉腋に短毛が変異した棘が1対、葉身7oから20oほどの卵形、全縁で先は尖ります。両面とも無毛。花期は4月から5月頃、葉腋に筒状の白い花を1対ずつ咲かせます。花冠は長さ約1pの漏斗型で先が4裂。果実は径約5oの球形の液果、冬に赤く熟します。

千両万両有り通し」と称し、お正月の縁起物とされます。変種・品種にオオアリドオシ、オオバオオアリドオシ、ホソバオオアリドオシ、ヒメアリドオシなどが知られます。


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タグ:広域種 対馬
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第104回NPO法人&第4回一般社団法人定例事務局MTGの開催【結果速報】

船長からのお知らせ 2014年12月18日 00:01

141217第4回定例事務局MTG@エコカフェ.jpg第104回NPO法人&第4回一般社団法人定例事務局MTGを開始しました。さしが12月半ば、会社関係のイベント等で参加できないメンバーが多かった。それでもミーティング終了後の懇親交流会には2名の方が遅れて駆けつけてくれました。

今回は、一般社団法人における新しいロゴマークの予選審査を行いました。ロゴマーク作成にあたっては、デジタルハリウッド大学の協力を得て、公募方式を採用しました。学生の皆さんのレベルの高さには感心させられるばかりでした。
また、今度のコア活動のひとつに育てたい「子どもたちの体験型自然教育プログラム」(仮称)について、小学校の新学習指導要領との関係を整理し、具体的に試行実施をするための進め方案について、意見交換をしました。なかなか鋭い指摘もあり、よい取り組みができそうです。

所要45分でミーティングを終了し、こじんまりとした忘年会を兼ねた懇親交流会を開催しました。小笠原諸島近海での中国漁船によるサンゴ密漁に対する島民の怒りの真意などお聞きすることができ身が引き締まる思いがいたしました。政府は何のためにあるのか、考えさせられます。


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林業家の山アさんと久しく

⇒農林水産業・・・ 2014年12月17日 07:21

141115伐採@エコカフェ.JPG昨夜は林業家の山ア靖代さんと久し振りに会食打合せをしました。エコカフェとしても山や森を自然観察の対象だけではないアプローチをしたいと考えています。[伐採・搬出、植林、炎ヤ伐、2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@阿部]

木材価格が低迷したままの日本のスギやヒノキの植林地。1㎥辺りのヒノキの価格は下落しスギの価格に近づいているそうです。とかく3K(きつい、つらい、きたない)と思われがちな林業にも若い人たちが夢と希望をもって参入し始めているという。141115間伐@エコカフェ.JPG141115植林地@エコカフェ.JPG今一番の課題は、彼らの技術向上のための訓練、実践的な技術指導の機会づくりと教えいただく。
切り出し時期を迎えたスギやヒノキも山からの搬出は容易なことではない。かつては尾根筋のモミなどの大木を頼りに山麓までに一気にワイヤーロープを張り、滑車をつかって効率よく下げ下ろすのが主流だったという。これができる技量をもった人は少なくなってしまったそうです。道路つけのできる山からの伐採、搬出でなんとかやりくりしているのが現実だそうです。

政府の進める地域再生・林業ワーキンググループでの検討で新しい希望の道が拓けるだろうか。関係者の検討に期待したい。


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クロキ(黒木)はひょろりと

⇒エコツアー 2014年12月16日 20:00

141108クロキ@エコカフェ.JPG対馬二日目。龍良山原始林はシイ・カシを中心とする照葉樹林のからなります。クロキもそんな照葉樹林のひとつです。名前の由来は樹皮の色が黒褐色なことにあります。[2014年11月8日撮影:対馬エコツアー@阿部]

クロキ(黒木、学名:Symplocos kuroki Nagamasu)はカバノキ目ハイノキ科ハイノキ属の常緑小高木。日本固有種。分布は本州南関東地方以西、四国、九州、沖縄に及び、シイ林域の温暖な沿岸域に自生。141108クロキ樹幹@エコカフェ.JPG樹高は5、6m(10m)ほど、樹皮は黒褐色から白っぽく平滑で小さな皮目が付き、枝は緑色で稜があります。葉は互生し有柄、葉身4pから7pほどの楕円形か長楕円形で全縁か葉先縁に波状浅鋸歯、葉先はやや鈍頭。表裏とも無毛、葉表は主脈が隆起、革質で光沢があり、乾くと黄緑色になります。花期は3月から4月頃、前年枝の葉腋に極短い穂状花序をだし、白い小花が密集。花冠は径約8o、5深裂、雌蕊1本、多数の雄蕊が目立ち、芳香がするという。果実は長径1pから1.5pほどの楕円形の核果、秋に紫黒色に熟します。

クロキの幼体の葉は成木に比べて丸く、鋸歯が顕著だそうです。植物では幼体の葉の形などがしばしば成体のものとは異なるため、観察する際には注意が必要です。


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これなんだシリーズ(235)

⇒これなんだシリーズ 2014年12月15日 21:30

141130これなんだシリーズ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園内で見ました。
ケヤキの樹幹にはヒナハイゴケも着生しています。
葉の裏を見ると胞子嚢群(ソーラス)が規則正しく並んで市います。
スーちゃんも抱っこしてもらい不思議顔です。
よーく観察しようね。


ヒント⇒

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下北沢にある会津美里町アンテナショップに

船長からのお知らせ 2014年12月14日 18:44

141214会津問屋@エコカフェ.jpgエコカフェの会津エコ・ステーション長の弓田さんの住む会津美里町が10月から下北沢でアンテナショップを開設しています。[2014年12月14日撮影:下北沢一番街商店街@山崎]

東日本大震災(3.11、東北地方太平洋沖地震)以降、福島県会津地域の市町村では、福島原発事故により飛散した放射性物質が基準値以下、通常に戻ったにもかかわらず風評被害からなかなか立ち直ることのできないという。検査でしっかりクリアしているというのにです。観光についても会津地域では震災前の2割程度で低迷していると聞く。
141214購入品@エコカフェ.jpg店内には会津本郷焼の花瓶や雑器、お酒、有機米、特別栽培米、えごま油、なたね油、リンゴ、白菜、キャベツなどの特産品が並んでいます。会津は水どころ、会津磐梯山の伏流水は美味しく、お米もお酒も昔から天下逸品です。果樹や野菜も寒暖の差が大きいため甘味があります。

このアンテナショップ「会津問屋」は12月28日が最終日。三ヶ月間の消費者の皆さまの購買動向を分析し、今後の販売戦略に役立てたいとの考えのようです。皆さまのぜひ足を運んでみてください!
住所は世田谷区北沢2丁目38-10、電話03-6796-2934です。


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伊豆諸島最南端の有人島は青ヶ島で

ビーグル号の航海日誌 2014年12月13日 14:54

140529青ヶ島@松崎(エコカフェ)_n.jpg青ヶ島は伊豆諸島最南端に位置する有人の島です。東京から南に358km、八丈島からも南方71kmの太平洋に浮かぶ火山島です。小笠原からの帰路に船上から松崎さんが撮影したものです。[2014年5月29日撮影:青ヶ島@松崎哲哉]

青ヶ島は周囲9kmほどで高さが50mから200mの海蝕崖が取り囲みます。島の南部に二重式カルデラ複成火山であって、直径約1.5kmの外輪山(大凸部:最高標高423m)と内側の中央火口丘からなります。しかしながら、青ヶ島自体が島の北東に位置する海中カルデラの外輪山の南西部分の一部を形成するという。集落は人口約1900名、島の北部、外輪山の外に広がっています。3か所あった港は道路崩壊で2か所が閉鎖、残る「三宝港」の就航率は6割弱と低く不便。島民の足は八丈島との間を結ぶ定員9名のヘリコプターだそうです。

集落周辺以外では携帯電話は一切使えないが、山中は緑も深く、内輪山を周回するコースもあり、「三宝港」近くには温泉もありと自然を満喫するには最高の島のひとつであろう。エコカフェでもぜひ訪島を計画したいと思う。


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大海原に出現する北硫黄島の絶景を

140529北硫黄島@松崎_n.jpg南硫黄島硫黄島は以前に紹介したが、残る火山列島の北硫黄島を紹介します。エコカフェ会員でもあるナショナルランドの松崎さんから写真の提供を受けました。[2014年5月29日撮影:北硫黄島@松崎哲哉]

北硫黄島は小笠原諸島に属する火山列島(硫黄列島ともいう。)のひとつです。遺跡から石器時代には人びとが定住していたと考えられています。明治以降は母島からの移民が集落を形成し、サトウキビや野菜栽培、鰹漁に従事。昭和19年(1944年)、太平洋戦争の激化により全島民が本土に強制疎開、戦後は米軍統治下、昭和43年(1968年)に返還されたが、人びとが戻ることはなく無人島となっています。人はされど、クマネズミの食圧や外来植物は35種、21%を占めるなどの問題が継続しています。また、外来種が環境省レッドリストで情報不足(DD)に指定の日本固有亜種シマハヤブサは、北硫黄島では戦時下に絶滅したと考えられています。

火山列島の背軸に位置する海面下には南春日海山、福神海山、日光海山、南日吉海山、福徳岡ノ場、北福徳堆、海勢西ノ場、噴火浅根、三福海山、海徳海山、海形海山、沢海山などが知られます。


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自然の中のそうじ屋さん

⇒こどもたちと 2014年12月12日 08:15

141130自然の中の掃除屋さん@エコカフェ.JPGスーちゃんの自然教育園でのフィールドワークは続きます。
林の移り変わりを学んだあとは、自然の中のそうじ屋さんについて学びました。
ミミズとダンゴムシは知っているけど....。
いろいろいるんだね。
寒くなったらどうしているんだろう。
土の中は暖かいのかな。
それともお休みしてるのかな。

暖かくなったら虫たちも活動を始めるからまた来ようね。


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タグ:自然教育園
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サンショウ(山椒)は日本最古の香辛料

141130サンショウ黄葉@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園内の武蔵野の植物コーナーで見られる植物から、サンショウを紹介します。アゲハチョウの幼虫の食草でもあります。雄花は「花山椒」、果実は「山椒」として、新芽や若葉なども食用にされ、特に「ちりめん山椒」は美味しいです。[2014年11月30日撮影:自然教育園@山崎]

サンショウ(山椒、学名:Zanthoxylum piperitum L.) はムクロジ目ミカン科サンショウ属の落葉低木。分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島、国外では朝鮮半島南部に及び、山野に自生。141130サンショウ樹皮@エコカフェ.JPG樹高は2mから4mほど、樹皮は灰褐色でコルク質状のいぼ突起がつき、枝には鋭い棘が2本ずつ対生。葉は互生し、葉身10pから15pほどの奇数羽状複葉、小葉は1pから2pほどの楕円形で縁は鋸歯状です。花期は4月から5月頃、雌雄異株、葉の付根に黄緑色の小花をたくさん咲かせます。果実は径約4oの球形の核果で秋に赤く熟し、裂開すると中から黒色の種子が散布されます。

果実にはサンショオールやサンショアミドの辛味成分ほか、ゲラにオール、ジペンテン、シトロネラールなどの芳香精油などが含まれます。この仲間は世界の熱帯・亜熱帯から温帯にかけて広く、イヌザンショウ、イワザンショウなど約250種がしられます。


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アカシデ(赤四手)は赤っぽい?

ビーグル号の航海日誌 2014年12月11日 20:00

141130アカシデ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の武蔵野の植物コーナーのなかからアカシデを紹介します。名前の由来はシデの仲間で樹皮や葉柄、冬芽が帯赤色であること、見事に紅葉することにあるそうです。別名にコシデ、シデノキ、ソロノギ、コソロなどがあります。[2014年11月30日:自然教育園@山崎]

アカシデ(赤四手、学名:Carpinus laxiflora (Sieb. et Zucc.) Blume)はブナ目カバノキ科クマシデ属の落葉高木。分布は北海道南部、本州、九州、国外では朝鮮半島に及び、山地から丘陵地に自生。141130アカシデ樹皮@エコカフェ.JPG樹高は15mほど、樹皮は暗灰白色から暗灰褐色で滑らか、老木では縦筋状の窪みが多数走ります。葉は互生し、葉柄に淡褐色の毛が密生、葉身3pから7pほどの卵形から卵状楕円形、細かな重鋸歯で葉先は尖ります。側脈は7つから15対ほど。花期は4月から5月頃、雌雄異花、葉の展開と同時に花序を下垂させます。雄花序は前年枝の葉腋から、雌花序は本年枝先から、それぞれ下垂します。果穂は長さ5、6pで葉に似た果苞を疎らにつけ、その基部に堅果が隠れます。もちろん風散布します。

イヌシデクマシデに比べるとやや小型で、シイタケ栽培のほだ木や製炭材、公園木などに利用されます。この仲間はフィールドではなかなか見分けるのが難しいように思えます。


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ヤマコウバシ(山香ばし)の葉は芳香

ビーグル号の航海日誌 2014年12月10日 00:20

141130ヤマコウバシ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の武蔵野の植物コーナーで見られる植物からヤマコウバシを紹介します。名前の由来は葉や小枝を折るとよい香りがすることにあります。乾燥させた葉を粉にし、餅に混ぜて食したことから、別名にモチギともいうそうです。[2014年11月30日撮影:自然教育園@和田晃]

ヤマコウバシ(山香ばし、学名:Lindera glauca (Siebold et Zucc.) Blume)はクスノキ科クロモジ属の落葉低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、国外では中国、朝鮮半島に及び、山地や丘陵地、尾根筋のやや乾燥した林内に自生。樹高は5mほど、幹は叢生、樹皮は灰褐色、若枝に短毛が密生するが翌年に脱落し、皮目を生じます。葉は互生しやや厚い洋質紙、葉身5pから10pほどの楕円形か長楕円形、縁は波状で鈍頭。若葉葉裏に毛が生え、やがて脱落。秋に黄葉や紅葉します。花期は4月頃、雌雄異株(雄株不確認)、新枝基部に1個から3個の花序をつけ、それぞれ数個の雌花を咲かせます。花柄に絹毛、花被片6枚、雌蕊1本、仮雄蕊9本。果実は径約8oの球形の液果、10月頃に黒に熟します。

クスノキの仲間であるが葉は三行脈でなく、枯葉は冬でも落葉でずに枝に残り、春先に新芽の展開とともに落葉するのが特徴です。


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薄雪舞った佐久平で

ビーグル号の航海日誌 2014年12月09日 08:40

141206コムラサキシキブ@エコカフェ.JPG週末に佐久平を訪ねました。日本列島の上空に大一級の寒気が入り冷え込みが厳しいです。多くの地域で雪に見舞われたようです。[2014年12月6日撮影:佐久平@和田晃]

佐久平では冬野菜の出荷が盛んです。ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ほうれん草など、どれも霜が降りると甘味が増し極上の味わいを提供してくれます。時どき、佐久平を訪ねますが、どこまでも広がる田んぼや畑は都会の喧騒をすっかり忘れさせてくれます。141206佐久平@エコカフェ.JPG141206雪中のコムラサキ@エコカフェ.JPG自分自身が多くの恵みをもたらしてくれる大地と一体になってくるような錯覚さえ覚えます。

ちょうど、第21回自然観察会で教えていただいたコムラサキシキブが、雪の中、葉を落とし紫色の果実をたくさん実らせていました。餌の不足するこの季節、小鳥たちの貴重な食料になるのです。


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タグ:佐久平
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ナワシログミ(苗代茱萸)は常緑

ビーグル号の航海日誌 2014年12月08日 20:00

141130ナワシログミ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の武蔵野の植物コーナーで見られる植物からナワシログミを紹介します。別名にタワラグミ、トキワグミともいう。一年中葉をつけ青々としています。[2014年11月30日撮影:自然教育園@和田晃]

ナワシログミ(苗代茱萸、学名:Elaeagnus pungens Thunb.)はヤマモガシ目グミ科グミ属の常緑低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、国外では中国中南部、朝鮮半島に及び、山野、特に海岸に多く自生。141130ナワシログミ棘@エコカフェ.JPG樹高は2、3mほど、株立ちし、樹皮は灰褐色で丸い小さな皮目が多数(古木では縦裂し剥離)、若枝は褐色の鱗状毛に覆われ、小枝は棘化、先端の枝は垂れ下がります。葉は互生し硬い革質で有柄、葉腋に小さな刺、葉身5pから10pほどの楕円形から狭い披針形、縁は不規則に浪打ち、乾燥時には内側に巻きます。新葉表面には星状毛が密生し白っぽいが、やがて脱落し光沢のある深緑となります。花期は10月から11月頃、葉腋に淡黄褐色の花を幾つか咲かせます。萼筒長は約7o、4陵で先が4裂。雄蕊4本、花弁は無い。果実は長径約15oの偽果、翌年4月から5月頃に赤く熟します。果実はリコピンを多く含み、食することができます。

この仲間はユーラシアから東南アジアにかけ約70種、日本には落葉樹のナツグミ、アキグミ、常緑樹のオオバグミ、ツルグミなど十数種が知られます。


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林の移り変わりを学ぶ

ビーグル号の航海日誌 2014年12月07日 18:49

141130森の移り変わり@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属自然教育園の森は、親子参加型の「自然観察会」を行うにはもってこいである。来春になり新芽が芽吹く頃に、観察会を実施したいと思います。落葉樹の新芽がすっかり展開してしまう前は、常緑樹との違いがとてもわかりやすいからです。[2014年11月30日撮影:自然教育園@山崎]

まだ年中組のスーちゃんのデビュー戦、林が大きくなり、小さいのが次に大きくなり、みんな一緒の緑いっぱいの森になるんだねと、しきりにカメラのシャッターを切っていました。

1950年頃:若いマツ林が手入れされていました。
1950年頃から1960年頃:下草刈りをやめるとウワミズザクライイギリミズキなど落葉樹やスダジイタブノキなどの常緑の幼樹が育ち始めます。
1963年頃マツは大きく育った落葉樹に光を奪われ下枝を~し始めます。
現在:スダジイなどの常緑樹が先に大きくなった落葉樹に追いつき安定した林になります。林に台風などのニッチが生まれると新しい幼樹が育ちます。

春になったら、子どもたちと一緒に林に入ります!会員の皆さまの参加をお待ちしております。





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事務所の清掃が終わり

ビーグル号の航海日誌 2014年12月06日 22:11

1417870955845.jpg1417870967988.jpgたくさんの書類を分別し処分しました。ビックリするほど紙ごみが出ました。今後の運営の改善に繋げたいと思います。
終了後にエコカフェの機関誌ニューズレターの取材と次回事務局MTGの事前打ち合わせをしました。

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BauMusik 5th Concert へ

1417841981579.jpgエコカフェ会員でもある十川さんのコンサートへ顔出ししました。
残念なが予定が折り合わなく気持ちをあまいチョコレートに託しました。
出番は2番目です。代々木上原MUSICASAでやっています。
お近くのかたはぜひ一時をお楽しみください。

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これなんだシリーズ(234)

⇒これなんだシリーズ 2014年12月05日 23:31

141130これなんだ@エコカフェ.JPG目黒にある国立科学博物館附属自然教育園は四季を訪ねたい場所です。

スーちゃんが森の中で大きな葉っぱを見つけましたよ。


撮影:2014.11.30
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ホソエカエデ(細枝楓)は色づきを

⇒自然観察会 2014年12月04日 20:00

141115ホソエカエデ@エコカフェ.JPG桧原村内の甲州古道(甲州裏街道)を仏沢の滝付近から時坂峠へて浅間尾根道を散策した時のことです。時坂峠近くでランチタイムになりましたが、あたりは紅葉や黄葉が始まったばかりのようでした。ここでは色づき始めたホソエカエデを紹介します。[2014年11月15日撮影:第21回自然観察会@阿部]

ホソエカエデ(細枝楓、学名:Acer capillipes Maxim.)はカエデ科カエデ属の落葉高木。日本固有種。分布は本州(福島県以南、兵庫県以東)、四国(徳島県・高知県)に限り、山地の谷麻耶渓流沿いの限られた場所に自生。樹高は10mから20mほど、樹幹は暗緑色で黒色の縦筋(老木で灰褐色で縦浅裂)、葉は対生し、葉身7cmから13cmほどの卵形から広い卵形で3裂から5裂、重鋸歯、裂片の先は尾状に尖ります。花期は5月から6月頃、枝先に長さ8pから10cmほどの総状花序をつけ、緑白色の花をたくさん咲かせます。花は花柄がおよそ1pと長いのが特徴です。果実は翼果、鈍角に開き、風散布します。

葉はウリハダカエデに似ているが、葉裏の付け根に水掻き状の膜があるのが特徴だそうです。ウリハダカエデは葉柄が帯赤色で付け根に毛が生えるそうです。少々難しいですね。


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タグ:桧原村
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ツシマジカ(對州鹿)は本州鹿に近い

⇒エコツアー 2014年12月03日 20:00

141109ツシマジカ雄@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターから空港に向かう途中で、あそうベイパークに立ち寄りました。オートキャンプ場があり、ゲンカイツツジやダンギクなど四季折々を楽しむことができます。ここでは、展示飼育しているツシマジカを紹介します。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ツシマジカ(対馬鹿、学名:Cervus nippon.pulchellus )は偶蹄目ウシ亜目シカ科シカ属のシカ。日本固有亜種でホンシュウジカ(中国地方産)に極めて近い。肩高は76cm、尾は24cmほど、全身は茶色で夏毛は胴体に白点が出現、冬毛は黄褐色で背に黒条のある点はユーラシア大陸のアカシカに似るが、尾はニホンジカと同じく白色で縁が黒です。食性は植物食、草や木の葉、樹皮などを食します。交尾期は9月から11月頃、翌年5月から7月頃に1頭の仔を出産、仔鹿は生後2年で性成熟します。

日本国内にはエゾジカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、マゲジカ、ヤクシカ、ケラマジカの7地域亜種が知られ、体格はベルグマンの法則に従い、南に棲息するものほど小さくなります。


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第104回NPO法人&第4回一般社団法人定例事務局MTGの開催【ご案内】

船長からのお知らせ 2014年12月02日 08:06

141130ムクロジ黄葉@エコカフェ.JPG第104回NPO法人&第4回一般社団法人定例事務局MTGを開催します。忘年会シーズンでお忙しいと存じますが、皆さまのご参加をお待ちしております。神宮外苑の銀杏も見事に黄葉、MTGで、植物の生涯についてうんちくを少しだけ紹介しますね。

日 時:2014年12月17日(水) 19:00〜(1時間程度)
場 所:エコカフェ大手町会議室
   (千代田区大手町2-6-2 日本ビル2F 潟xネフィットワンソリューションズ内)
    地 図:https://www.benefitone-solutions.co.jp/company/
テーマ:「エコカフェのメディア運営方法、多くの人のために」

終了後、懇親交流会を開催しますので、時間のある方はそちらにもふるっての参加をお願いします。

〇連絡先:事務局(03-5280-2377またはinfo@ecology-cafe.net)までご連絡ください。


写真:大きなムクロジの黄葉[14.11.130:自然教育園にて]
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チョウセンイタチ(朝鮮鼬)は遺存個体群!?

⇒エコツアー 2014年12月01日 20:41

141109チョウセンイタチ@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターに展示されている剥製からチョウセンイタチを紹介します。日本列島がまだ大陸と陸続きであった名残をとどめる種と考えられます。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

チョウセンイタチ(朝鮮鼬、学名:Mustela sibirica (Pallas))はネコ木イタチ科イタチ属の中型のイタチ。IUCNレッドリストで経度懸念(LC)に指定。分布は対馬、国外ではユーラシア大陸北部、ヨーロッパ東部、ヒマラヤ北部からシベリア、中国、朝鮮半島、台湾に広く、住宅地や農村周辺、山麓に棲息。体型は性的二形、雄で頭胴長28pから39pほど、尾長16pから21p、体重は650gから820g(雌で25pから31pほど、13pから16pほど、360gから430gほど)、体色は山吹色でやや帯褐色、額中央部から鼻にかけ濃褐色の斑紋が入ります。食性は雑食、ネズミ類、鳥類、甲殻類、魚類を主に、果実類なども食します。繁殖期は4月から5月頃、一夫多妻、雌は5、6頭の仔を生み、仔は秋には親離れをします。

別名にシベリアイタチ、タイリクイタチとも呼ばれます。対馬の個体群を亜種とする学説もあるようです。西日本を中心に移入。在来のニホンイタチは目の周りが灰色でより小型で尾がやや短めだそうです。


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タグ:広域種 対馬
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ヤツガシラ(八頭)は珍鳥では

141109ヤツガシラ@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターには対馬で見られる貴重な野鳥の剥製が展示されています。そんな中から、佐護平野の水田や周辺でよく観察されるヤマガシラを紹介します。お雑煮に使う「八頭」とは違いますよ。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ヤツガシラ(戴勝、八頭、学名:Upupa epops Linnaeus)はブッポウソウ目ヤツガシラ科ヤツガシラ属の渡りをする鳥。分布はヨーロッパ南部及び中部、アフリカ、南アジア、東南アジア、中国、沿海州に広く、平地の開けた草地や農耕地に棲息。日本には旅鳥(迷鳥?)、冬鳥として渡来。北方で繁殖した個体は冬季に南方に渡ります。体長は30pほど、体色は雌雄同色で頭部と上背、胸が橙褐色、翼と尾が黒褐色で白色の横縞紋様が入ります。体下は帯白色、頭に広げると扇状になる橙黄褐色で先端が岐路色の冠羽があるのが特徴です。食性は主に動物食、昆虫類です。産卵期は4月から6月頃、樹洞や石垣の隙間などに営巣、5個から8個を産卵します。

日本各地で目撃されるそうですが珍鳥とされます。興奮すると冠羽を広げて威嚇するそうですよ。近縁種にアフリカヤツガシラが知られます。


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タグ:広域種 対馬
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マナヅル(真鶴)は越冬に

141109マナヅル@エコカフェ.JPG対馬三日目。対馬野生生物保護センターには対馬で見られる貴重な野鳥の剥製が展示されています。佐護平野に冬季に越冬のため飛来するマナヅルもそんなひとつです。[2014年11月9日撮影:対馬エコツアー@阿部]

マナヅル(真鶴、真名鶴、学名:Grus vipio Pallas)はツル目ツル科ツル属のツルの仲間。IUCNレッドリストで絶滅危惧U類。分布は夏季に中国北東部、モンゴル北東部、アムール川・ウスリー川流域、冬季には日本、朝鮮半島、長江下流域へ南下、湿原や低地の草原などに棲息。体長は120pから135pほど、体色は灰色、頭部から喉、後頸にかけて白色。嘴基部は黒い剛毛で被われ、耳孔後方から側頸、前頸、下面にかけて濃灰色、雨覆が灰白色、初列と次列の風切の羽先は黒く、三列風切は長く白い。眼の周囲から嘴基部にかけ赤色の皮膚が裸出。虹彩は橙色、嘴は黄緑色、後肢は淡赤色や暗赤色です。食性は雑食で、魚類、昆虫、カエル、植物の茎や葉、種子を食します。産卵期は5月、2個を産卵し、雌雄交替で抱卵します。

名前の由来は「ま」が「標準的な」、「な」が「食用」を意味することにあります。越冬飛来数の多い出水平野(鹿児島県)は「ツルおよび飛来地」として告に特別天然記念物に指定されているという。


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タグ:広域種 対馬
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