対州馬は人びとの暮らしと共に

⇒エコツアー 2014年11月27日 21:08

141109対州馬@エコカフェ.JPG対州馬は元寇の際に対馬国主であった宋氏一族の武将を載せて活躍したとも伝えられる。古く対州馬の世話や馬を利用しての運搬作業は女性の仕事とされたようです。体格は小さくおとなしい性質のため、対馬の人びとの暮らしに根付いてきたようだ。[2014年11月09日撮影:対馬エコツアー@阿部]

日本在来馬8種の中では中型と小型の中間。大高は107pから136pほど、毛色は鹿毛系、青毛系、栗毛系の順。頭部がやや大きく、141109対州馬A@エコカフェ.JPG芽は大きくて円い、き甲(首と背の境の盛り上がり)は高く長い。地形的に山道での運搬が多いため、胴幅が狭く、肢蹄が強いのが特徴です。対馬ではオイルショック前後まではどの家でも、牝馬2頭ずつ飼って、農作業や荷役と仔馬作りを交替で担当させていたという

今日ではすっかり見かけなくなってしまったが、対州馬は長崎の高台地区でも近年まで荷役に使われてきたという。近年、農業の機械化と就業人口の減少で約30頭と激減しており、絶滅の危機にあります。


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対馬の漁業の行く末は

141107イカ干し@エコカフェ.JPG対馬海流と日本海流が交わり、周辺に大陸棚が広がることから、良質な漁場となっているという。沿岸や日本海でのイカ釣漁が盛んなほか、タイやブリなどの一本釣漁、沿岸での定置網漁が行われているそうです。[2014年11月7日撮影:対馬エコツアー@阿部]

浅茅湾に面した昼ケ浦の漁港ではくるくる回る回転干機でイカを干していました。こうすることで綺麗に一夜干しができるのだそうです。湾内の目先にはマグロ養殖生簀が点々と存在します。141107マグロ生簀@エコカフェ.JPGまた、比田勝の漁師さんの話では対馬周辺で獲れるサバは日本一、一本釣り、釣り上げた魚は船上で処理を施すのがポイントだそうです。数量は多くないが高値で取引されるため、コスト・パフォーマンスを確保しつつ、資源を保護することもできると考えているのだそうです。このようなクオリティ重視の漁師仲間が増えつつあるそうです。庶民でもたまに贅沢ができるくらいであって欲しいですね。

漁獲高ではスルメイカが断トツ、浅茅湾を中心として行われているマグロの養殖は、漁師仕事にサラリーマン仕事を持ちこんでしまったという。高値で取引されているうちはよいが、餌代や生簀維持などに相当の費用が掛かるのも現実のようです。対馬では両極端な漁業の実態を垣間見ることができます。


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