加志の太祝詞神社は亀卜神を

⇒エコツアー 2014年11月13日 21:49

141107加志大明神@エコカフェ.JPG対馬一日目。黒背観音堂の次は白岳へ、途中道を間違えて美津島町地区の加志岳の東麓に鎮座する太祝詞(ふとのりと)神社に。対馬は神々の島でもあります。偶然に立ち寄ることになったが、心の底から清められるような浄化力の強い霊気が漂っていることに驚かされました。[2014年11月7日撮影:対馬エコツアー@阿部]

古くは加志大明神・賀志宮とも称したという。祭神は太招戸神(太祝詞神、久慈麻知命の別名とも)と雷大臣命(いかつおみのみこと)。141107太祝詞神社@エコカフェ.JPG太詔戸神は天児屋命(天児屋根命:あめのこやねのみこと)の別名、春日大権現、春日大明神とも別称し、祝詞の神、出世の神様です。また、雷大臣命は天児屋命12世の孫に当たり、津島直の祖神、占い神事の宗家の祖神(亀卜神)だそうです。大同元年(806年)の『新抄格勅符抄』に、対馬島で太祝詞神社に対し封戸2戸が寄進されたとあるそうです。これを神封といい、神封の住民(神封戸)は租税や課役を神社に納め、祝などの役職を務めることで神社に奉仕したという。京都や奈良にも同じ名前の神社があるが、こちらが本社です。

境内には板根の発達したムクノキ、下島最大と言われるケヤキのほか、タブノキカヤイロハモミジヤブツバキの大木が神聖な空間を守っています。正殿前右手には大きなソテツもあります。


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金田城は新羅防衛の最前線に

141107金田城跡@エコカフェ.JPG対馬一日目。黒瀬観音堂の次に浅茅湾の南岸に突き出た城山(標高276m)に位置する金田城跡を訪ねた。国の特別史跡にもなっているが、金田城は、飛鳥時代、対馬国に築かれた朝鮮式山城(古代山城)です。[2014年11月7日撮影:対馬エコツアー@阿部]

築城は667年(天智天皇6年)11月、633年の百済救済のための白村江の戦いに大敗したことを踏まえ、唐、新羅に対する防衛のために西日本各地に築いた大宰府などと同様に防衛施設として、対新羅防衛の最前線としたものである。141107金田城跡案内板@エコカフェ.JPG現在は山頂部に石塁、山の周囲に石垣が取り囲み、南東麓の海に通じる緩斜面を走る三本の谷には城壁が残っています。谷は北から「一の城戸」「二の城戸」「三の城戸」と呼ばれ、「二の城戸」と「三の城戸」の間のビングシ山周辺からは防人宿舎など複数の建物跡が確認されているという。

朝鮮式山城の同じ形式の山城としては、665年(天智天皇4年)に築かれた備前国の椽城(きのき)が知られているそうです。


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