昼ヶ浦の金毘羅神社での出逢い

⇒エコツアー 2014年11月11日 22:53

141107金毘羅神社鳥居@エコカフェ.JPG対馬の美津島町昼ヶ浦地区の民家脇にある鳥居をくぐり、海を見下ろす高台に取り付いた急斜小道を登と小さな社がある。漁師集落であるこの地区の金毘羅神社だ。この神社のお世話をしている氏子のお婆さんのお話を聞くことができた。[2014年11月7日撮影:対馬エコツアー@阿部]

昔は集落には漁師が多く、航海安全の神様として信仰を集め、旧暦10月、今年は10月が2回あるんだそうだが、村人が集まり社のある高台の小さな境内でお酒を飲んで賑やかにお祭りをするという。今は漁師も少なくなり、サラリーマン化したという。141107金毘羅神社境内@エコカフェ.JPG要は、浅茅湾内にマグロ養殖用の生簀をもって、労働者を雇って生計を立てている。マグロは安定した収入をもたらしてくれるが、餌のイワシやサバを漁して確保するのは大変だともいう。天気次第のところがあるから、と屈託のないしわくしゃの笑顔。愛想よくいろいろ教えてくれた。私たちのように東京からこの地を訪れる旅人はめったにないともいう。

社には石が祀られていた。金毘羅とは、ガンジス川に棲む鰐を神格化した水神であるクンピーラが中国に伝わり鰐魚や蛟竜(竜になる前の魚)となり、日本に伝わると神仏習合して、蛇型となり、海上交通の安全を守る神として定着したという。


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タグ:対馬
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ツシマテン(対馬貂)は準絶滅危惧に

141107ツシマテン@エコカフェ.JPG対馬空港から昼ヶ浦に向かう車道で、交通事故で死亡したらしいツシマテンに遭遇。カラスが群がり死骸を啄もうとしていたが、私たちの車が近付くと周囲を取り囲むように距離をおいていた。この島はやたらカラスが多い。[2014年11月7日撮影:対馬エコツアー@阿部]

ツシマテン(対馬貂、学名:Martes melampus tsuensis Thomas)はネコ目イタチ科テン属の哺乳類。テンの対馬固有亜種、環境省レッドリストで準絶滅危惧(NT)、国の天然記念物に指定。分布は対馬に限り、主に森林で棲息。体長は65cmほど、尾は約19cmあり太い。体毛は季節変化。夏毛は毛衣が褐色で、頭部や顔は濃褐色、喉から胸部が赤や赤褐色、黄褐色、四肢は黒色。冬毛は毛衣が褐色、頭部が汚白色、顔や四肢は黒褐色、喉から胸部が淡褐色や黄褐色です。食性は雑食、ネズミ類、鳥類、爬虫類、昆虫類、ムカデなどの土壌生物、ヤマグワマタタビの果実など多様です。単独行動をし、繁殖期は夏、着床遅延があるため、翌年4、5月頃に2頭から4頭を出産するそうです。

しばしば集落周辺に出没し、ニワトリを捕食することから、害獣扱いされています。交通事故による死亡の増大が懸念されているといいます。本州、四国、九州には日本亜種のホンドテンが知られます。


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