ヌメリスギタケ(滑杉茸)は美味

ビーグル号の航海日誌 2014年11月05日 21:54

140914ヌメリスギタケ@渡邊_n.jpg群馬県の北西部に位置する東吾妻町は1000m級の山々に囲まれ、緑の豊かな土地です。秋になると森林内ではキノコもたくさん採れるそうです。ここではとても美味しいヌメリスギタケを紹介します。[2014年9月14日撮影:東吾妻町@渡邊]

ヌメリスギタケ(滑り杉茸、学名:Pholiota adiposa)はモエギタケ科スギタケ属の担子菌類。分布は日本全土、国外では欧州、北米、ニュージーランドに及び、ブナやハンノキなどの広葉樹の切り株や枯れ幹などに群生。出現時期は初夏から秋。傘の直径は5pから12pほど、中央がやや高い円形、黄褐色で縁部は黄色、表面には粘性があります。幼菌時は饅頭型、成長すると平開。表面にはゼラチン質の鱗片を無数に生じます。傘の柄細長く、表面の小鱗片はササクレ状で粘性があるのが特徴です。

似ているヌメリスタケモドキは傘の柄にヌメリがないことで区別ができるそうです。どちらも美味しく、鍋料理や澄まし汁に用いています。


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ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)は必ずしも

120922ヒヨドリジョウゴ果実@エコカフェ.JPG小石川植物園に植栽展示されている約1800種の植物の中から、かつて写真に収めた植物からヒヨドリジョウゴを取り上げます。万葉集にも登場、古名にホロシという。名前の由来はヒヨドリが果実を好むことにあるとするが、現実にはそうでもないようです。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸、学名:Solanum lyratum Thunb.)はナス科ナ属のつる性多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島、国外では台湾、朝鮮半島、中国、インドシナ半島などに広く、山地や平地の林縁などに自生。草丈は2mから4mほど、新枝をつる状に伸ばし、葉柄を草木に絡ませながら伸びます。120922ヒヨドリジョウゴ@エコカフェ.JPG葉は互生し、葉身3pから10cmほどの卵形だが、変異も大きく下部の葉は3裂から5裂。茎や葉には柔毛が密生。花期は8月から9月頃、葉と対生し疎らに集散花序をだし、白色の小花を幾つも咲かせます。花冠は5裂し反り返り、雄蕊は雌蕊を筒状に囲む。果実は径約1pの球形の液果、赤く熟します。全草にジャガイモの新芽と同じ神経毒のアルカロイド配糖体ソラニンを含みます

葉や茎は生薬「白毛藤」として、解熱、利尿、解毒などに使われるが、果実には毒成分を多く含むことから生食は危険です。近縁種にヤマホロシ、マルバノホロシ、オオマルバノホロシが知られます。


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