ヤマフジ(山藤)の蔓は左巻き

ビーグル号の航海日誌 2014年10月23日 22:18

100529トチノキに寄り添うヤマフジ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内では、由良川源流域の谷底の平坦地などに自生する大木に絡みつく圧倒的な存在感を誇るヤマフジに時として出会うことができます。[2010年5月29日撮影:第5回エコの寺子屋@阿部]

ヤマフジ(山藤、学名:Wisteria brachybotrys Sieb. et Zucc.)はマメ科フジ属のつる性高木。日本固有種。分布は本州近畿地方以西、四国、九州に及び、山野の日当たりの良い場所に自生。100529ヤマフジ@エコカフェ.JPGつるは最大長で30m以上、フジと逆で左巻き。葉は互生し有柄、葉身5pから25pほどの奇数羽状複葉、小葉は4対から6対、葉身4pから7pほどの長楕円形で全縁、葉先は尖ります。葉裏に細毛が生え、葉表のものはやがて脱落。花期は4月から5月頃、枝先にフジより短く長さ10pから20pほどの総状花序を下垂、フジより濃い淡紫色の蝶形花をたくさん咲かせます。萼片は5個で毛が生えます。果実は長さ15pから20pほどの豆果、短毛が生え、熟すと捩れ、径約13oの扁平な円形の種子を飛散させます。

近縁種につるが右巻きのノダフジ(野田藤)、ヤマフジの品種で花が白色のシラフジ(白藤)、中国原産で花序の長いシナフジ(支那藤)が知られます。


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