マツムシソウ(松虫草)は儚くも

ビーグル号の航海日誌 2014年10月14日 21:57

140913マツムシソウ花@エコカフェ.JPG南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)北東山麓にある入笠湿原へのアプローチ斜面地でワレモコウと共に咲く山野草。マツムシソウを紹介します。花屋さんで売っているものは近縁種のセイヨウマツムシソウです。マツムシソウの花言葉は「不幸な恋」だそうです。淡い感じの色がそう印象付けているのでしょう。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

マツムシソウ(松虫草、学名:Scabiosa japonica Miq. var. littoralis Nakai)はマツムシソウ科マツムシソウ属の越年草。140913マツムシソウ@エコカフェ.JPG日本固有種。分布は北海道、本州、四国、九州に及び、山地のブナ帯などの草原に自生。草丈は60pから90pほど、直根が深く、根生葉はロゼット状、茎葉は対生し厚く、羽状深裂、裂片の先は鈍頭。葉表と縁、葉裏脈上には長毛が疎生、葉裏には短毛が密生。花期は8月から10月頃、真っ直ぐに伸びた茎頂に径4p前後の青紫色の頭花(頭状花序)をつけます。中央に密生する花は筒状で花冠が5裂、周囲の舌状で3浅裂した大きな唇形、総苞片は線状、雄蕊4本、葯は濃青色がつきます。

名前の由来はマツムシ(スズムシ)の鳴く頃に花を咲かせることにあります。国内では白花のシロバナマツムシソウ、海岸型のソナレマツムシソウ、エゾマツムシソウ、高山型のタカネマツムシソウ、高山型で白花のシロバナタカネマツムシソウが知られます。


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