中山間地域の灯明に

ビーグル号の航海日誌 2014年10月12日 04:13

中山間地域の灯明に

070512風薫五月@エコカフェ(伊那谷).jpg多くの若者が都会に流出していった
国の成長経済を支え、都市を魅力あるものにするために
幸せな生活は本当にあったろうか
気づいたら多くの若者たちが都市の闇に吸い込まれていった
健康的な活気あるかと思えば、突然、不安の稲妻が走り、
もしくは真綿で締め付けるように、多くの夢と希望が砕かれてゆく
それが都市の姿だ

帰るところは本当にあるのだろうか
若者の出て行った中山間地域の集落の多くは
超高齢化と少子化の流れに飲み込まれ
荒廃する里山に嘆き悲しむ暇もなく
獣害対策の柵の中で、必死に米を作り、野菜を作り、果樹を楽しみが
ひとつ、ひとつ、またひとつと、皺深い知恵と笑顔が消えてゆく
そんな土地に魅力を感じる者はいるか

先祖の土地を守ってきた誇りと行く末の空しさが入り交じるが
話を聞く者はおるか

自然を畏怖し、その恵みに感謝し
季節の巡りを知り、その営みに働きかけ、労を惜しまない
あたかも山野草が美しい花、香り高き花を忽然と現すように
その純粋で柔軟な精神は時代を紡いできた
というのに

by 青山しゅん

posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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