ヒメノガリヤス(姫野刈安)は傾斜地に

ビーグル号の航海日誌 2014年10月03日 22:43

140913ヒメノガリヤス@エコカフェ.JPG南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)の北東山麓ゴンドラ山頂駅からアプローチする入笠湿原入口の柵から湿原までの斜面地でヤマドリゼンマイとともに多く見られるヒメノガリヤスを紹介します。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

ヒメノガリヤス(姫野刈安、学名:Calamagrostis hakonensis Fr. et Sav./Deyeuxia hakonensis (Franch. et Sav.) Keng)はイネ科ノガリヤス属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では中国、ロシアに及び、山地の渓谷の岩場や斜面地に自生。140913ヒメノガリヤス@エコカフェ.JPG草丈は25pから75pほど、茎は直立し叢生、大きな株を形成。葉は基部で捩れ、表裏が逆さ、葉身20pから30pほどの線形、葉鞘の口部は広がり耳状、その背面には短毛が生えます。花期は7月から10月頃、長さ10pから18pほどの円錐花序をだし、各節に枝を2本ほどだし、淡緑色か帯淡紫色の小穂を疎らにつけます。小穂は長さ4o前後で1小花、柄に小刺、苞頴は小花よりやや長く、芒は護穎の基部から伸びるが小穂を超えることはないという

ノガリヤス属は日本ではヒメノガリヤスをはじめタカネノガリヤス、ホッスガヤ、ヤマアワ、イワノガリヤス、ノガリヤス、ヒゲノガリヤス、オニノガリヤスなど15種が知られます。稈、苞穎、芒などの様子で区別するそうです。


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ウダイカンバ(鵜松明樺)は立派で

140913ウダイカンバ樹皮@エコカフェ.JPG南アルプス北端の入笠山(標高1955m)の山中でカラマツブナ、ダケカンバに交じってウダイカンバが見られました。名前の由来は樹皮を鵜飼の松明に利用することにあります。別名にサイハダカンバ、マカバともいいます。[2014年9月13日撮影:入笠山事前調査@山崎]

ウダイカンバ(鵜松明樺、学名: Betula maximowicziana Regel)はカンバ科カバノキ属の落葉高木。日本固有種。分布は北海道、本州中部地方以北に及び、山地の適湿な肥えた土地を好んで自生。樹高は15mから30mほど、シラカバに似るが、樹皮は灰色か黄褐色、横縞が入りよく剥離、油脂成分が多く含まれるためよく燃えます。140913ウダイカンバ@エコカフェ.JPG葉は互生(短枝では束生)し有長柄、葉身8pから17pほど広卵形、細鋸歯、葉先は尖り、葉脈は10対から12対が目立ちます。花期は5月から6月頃とシラカバより遅く、雌雄異花、雄花序は15pほど、雌花序は4pから6pほど、葉腋から複数が尾状に下垂します。果実は長さ約9pの超円柱形の果穂です。

近縁種にシラカンバダケカンバヤエガワカンバなどが知られます。また、ウダイカンバは最も樹高が高く、とりわけ葉が大きいのが特徴といいます。材質がきめ細かく均質であり、反りや狂いが少ないため、建築内装材や家具、床板、楽器材など広く利用されるそうです。


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