入笠山の北東眺望の正体は

ビーグル号の航海日誌 2014年09月16日 20:26

140913入笠山山頂から八ヶ岳@エコカフェ.JPG南アルプス北端に位置する入笠山(標高1955m)山頂からは360°の大パノラマを楽しむことができます。特に、北東側山麓を糸魚川静岡構造線が通っているため、大きな断層により落差が1000mにも及んでいます。[2014年9月13日撮影:入笠山@山崎]

山頂に立つと分かるのですが、山頂は裸地が緩やかに丸く広がり、所々に緑色石が露出したりしています。このことは、入笠山山体の地層が秩父古生層に属し、古生代後期から中生代前期の海底火山活動により形成されたことを意味するのだそうです。緑色石は玄武岩質火山岩類とされ、塊状溶岩や枕状溶岩、凝灰岩、それらの粉砕岩などに加え、バイクロシナイト、角セン岩などの超マフィックを伴うという。古い地層だけあってなだらかなのが登山者にとっては有り難いです。

糸魚川静岡構造線(断層)の北東側はフォッサマグナ帯と呼ばれ、新生代の堆積岩や火山岩から形成。北方向には、眼下の無数の家々や田畑を挟んで遥か活火山の八ヶ岳が大きな山体を誇っており、古き地層と新しき地層が隣り合わせしていることに自然の不思議を感じます。


関連記事(ホッサマグナと栃木県北部地震)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ