キブリナギゴケは繊細

ビーグル号の航海日誌 2014年08月21日 20:00

130323キブリナギゴケ@エコカフェ_第13回自然観察会in箱根_111s.jpg箱根駒ヶ岳(標高1356m)から大涌谷に向かう登山道脇で多様な蘚苔類を観察することができます。冬の乾燥した時期ではどれも縮れていて見分けるのが困難ですが、春雨や秋雨、雨の多い季節は見分けやすいでしょう。ここではキブリナギゴケを紹介します。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

キブリナギゴケ(学名:Kindbergia arbuscula (Broth.) Ochyra/Eurhynchium arbuscula Broth.)はアオギヌゴケ科キブリナギゴケ属の蘚類。分布は本州、四国、九州、国外では中国に及び、渓流の湿った岩上に着生。草丈は5pから6pほど、緑色から暗緑色で硬く、1次茎は這い、2次茎は立ち上がり、多くの枝を2、3回羽状にだし、樹状。葉は乾燥しても展開したまま、枝は葉を含めて幅0.5oから1oほど。1次茎の葉は腎臓形から半円形。2次茎の葉は葉身1.5oの広卵形で鋭鋸歯がつき、先端は急に細く尖り反り返る。葉の背面の先端に刺が1本。枝葉はより小さな広卵形で鋭頭。雌雄異株。剳ソは長さ20oから25oほど、時間と共に帯黒色、前面にパピラがつきます。凾ヘ卵形で横向き、蓋には長い嘴状です。

この仲間で植物体が硬くなく葉が密集、茎葉と枝葉が類似するそうです。蘚苔類は最も同定が困難な植物ですね。


関連記事(フルノコゴケ(古鋸苔)は小さい)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ