オオバアサガラ(大葉麻殻)

ビーグル号の航海日誌 2014年08月01日 20:00

110722オオバアサガラ葉@エコカフェ芦生公開講座 141.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林内で観察した樹木からオオバアサガラを紹介します。名前の由来は、枝が折れやすく、樹皮が糸状に剥げることを麻の茎に喩えたことにあります。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011@阿部]

オオバアサガラ(大葉麻殻、学名:Pterostyrax hispida)はエゴノキ科アサガラ属の落葉小高木。分布は本州、四国、九州北部、国外では中国に及び、山地の渓流沿いなどに自生。先駆的植物。樹高は7mから10mほど、樹皮は淡黒色で縦裂、葉は互生し、葉身10pから25pほどの広楕円形か広倒卵形、110722オオバアサガラ@エコカフェ芦生公開講座 140.jpg微鋸歯で葉先は短く尖ります。側脈8対から12対は目立ち、葉両面に毛が生えます。花期は6月頃、枝先に長さ15pから20pほどの複総状花序を下垂させ、たくさんの白色の花を咲かせます。花軸は主軸から螺旋状に開出。花冠は5深裂、雄蕊10本。果実は狭倒卵形の核果、秋に熟すと淡褐色の毛を密布します。種子は風散布のようです。

オオバアサガラは鹿の不嗜好植物であるため、研究林内には鹿が多く生息するにも拘らず、他の嗜好植物とは異なり繁茂する傾向にあるそうです。


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