キジノオシダ(雉の尾羊歯)の存在感

ビーグル号の航海日誌 2014年06月22日 20:00

120728キジノオシダ@エコカフェ (2).JPG奈良の春日山、そこは神聖な原生の森が広がっています。典型的な照葉樹林の森で鬱蒼としているため、昼でも薄暗い感じがします。林下で見たキジノオシダを紹介します。名前の由来は言うまでもありませんね。[2012年7月28日撮影:奈良・京都視察@阿部]

キジノオシダ(雉の尾羊歯、学名:Plagiogyria japonica Nakai)はキジノオシダ科キジノオシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州東北地方南部以南、四国、九州、奄美大島以北、国外では済州島、中国、台湾に及び、暖地の林下に自生。120728キジノオシダ胞子葉@エコカフェ.JPG草丈は40pから80pほど、根茎は斜上し、葉柄と葉軸の背は丸く表面は平らで両側に溝がつきます。葉は革質、栄養葉と胞子葉の二形。栄養葉は20pから43pほど、1回羽状複葉、羽片は時に羽先に細鋸歯、無柄で基部上側の軸に接する幅が広く下側では狭くなり、直下の側羽片が短いため頂羽片は目立つ。胞子葉の羽片は線形で有短柄、胞子嚢群(ソーラス)は羽縁に沿ってつきます。

類似のオオキジノオは羽片基部で軸に接する幅がキジノオとは逆で下部の羽片には明瞭に柄がつきます。また、頂羽片の直下の側羽片は短くはないそうですよ。


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