フモトシダ(麓羊歯)はごく普通に

⇒自然観察会 2014年06月02日 21:43

140531 フモトシダ@エコカフェ.JPG真鶴半島先端部の魚付き林の林縁でイタチシダの仲間とともによく見られたのがフモトシダです。名前の由来は山麓ややや乾いた林床に生じることにあります。[2014年5月31日撮影:第20回自然観察会@阿部]

フモトシダ(麓羊歯、学名:Microlepia marginata (Panzer ex Houtt.) C.Chr.)はコバノイシカグマ科フモトシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州東北地方南部以南、四国、九州、南西諸島、国外では朝鮮半島、中国、台湾、インドシナ半島、ヒマラヤなどに広く、乾いた林下に自生。140531フモトシダ@エコカフェ.JPG140531フモトシダ葉裏@エコカフェ.JPG草丈は60cmから100cmほど、根茎葉細く赤褐色の毛が密生、葉柄は藁色で基部には毛が生え、葉は紙質から革質、葉身70cmほどの卵状披針形から披針形で先は尖ります。羽片は25対もつき、長さ5,5pから8pほどの線状披針形で先が尖り、羽片基部は耳状。胞子嚢群(ソーラス)は裂片縁に沿い、包膜はポケット状で長毛が生えます

近縁種でよく似たものに、葉柄や中軸に毛が密生し、羽片が全裂するケブカフモトシダ、フモトシダとイシカグマの自然雑種で中間的な性質をもつクジャクフモトシダ(旧名称をコバノイシカグマ)が知られます。後者は真鶴半島の海岸近くで見られるそうです。


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