高山植物の魅力(125)、メコノプシス・ベトニキフォリア

ビーグル号の航海日誌 2014年05月29日 21:26

130707メコノプシス・グランディス@エコカフェ (2).jpg130707メコノプシス・グランディス@エコカフェ.jpg白山五竜高山植物園に植栽展示されている高山植物のひとつにヒマラヤの青いケシと呼ばれるものがあります。ブータンの国花とも、メコノプシス・ベトニキフォリアです。一般に栽培が難しいが、冷涼な気候の北海道や東北地方、中部地方の一部で栽培に成功。花言葉は「底知れぬ魅力」だそうです。[2013年7月7日撮影:第16回自然観察会@阿部]

メコノプシス・ベトニキフォリア(学名:Meconopsis betonicifolia Franch)はケシ科メコノプシス属の多年草。分布は中国雲南省北西部とビルマ北部に限り、高山帯(標高3000mから4000m)草地や灌木地に自生。草丈は60pから80cmほど、茎や葉には毛が生えます。葉は長楕円形。花期は5月から8月頃、花茎を伸ばし、茎頂に径約10cmの空色(ヒマラヤンブルー)の4弁花を1個咲かせます。果実は刮ハ、熟すと下部が裂け種子が散布されます。

メコノプシス属は世界に西ヨーロッパ、中央アジア、ヒマラヤ、ミャンマー北部、中国横断山脈を中心に約50種が隔離分布していることが知られ、花には、青、赤、黄の三原色の他に、ピンク、クリーム、紫などの色があるそうです。楽しめますね。


人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

高山植物の魅力(124)、シコタンソウ(色丹草)

130707シコタンソウ@エコカフェ.jpg白馬五竜高山植物園に植栽展示されている高山植物の中からシコタンソウを紹介します。名前の由来は千島列島の色丹島で初めて発見されたことにあります。別名にレブンクマモソウという。[2013年7月7日撮影:第16回自然観察会@阿部]

シコタンソウ(色丹草、学名:Saxifraga bronchialis L. subsp. funstonii (Small) Hultén var. rebunshirensis (Engl. et Irmsch.) H.Hara)はユキノシタ科ユキノシタ属の小型の常緑多年草。分布は北海道、本州中部以北、国外では樺太、シベリア、中国東北部、カムチャッカに及び、高山の岩場、砂礫地に自生。草丈は5pから15pほど、根茎は細く地表を這いよく分枝し、葉は疎らに互生し厚く、葉身6oから15oほどのさじ状披針形から線状披針形、縁に剛毛が生え、葉先は尖ります。花期は6月から7月頃、赤色の花茎を立上げ、茎頂に径約1pの白色の小花を数個咲かせます。雄蕊10本で葯は淡黄色、雌蕊花柱2本、花弁5枚で内側に黄色と赤色の斑点が多数入ります。果実は長径4、5oの広卵形の刮ハ、熟すと下部が裂け種子が散布されます。

ユキノシタ属は世界の北半球の温帯から亜寒帯にかけて約300種、日本にはシコタンソウの他、ユキノシタ、ダイモンジソウ、クモマグサなど16種が知られます。隔離分布的にアフリカ、熱帯アジア、南アメリカに数種が分布するといいます。


関連記事(高山植物の魅力(123)/エゾノツガザクラ(蝦夷の栂桜))⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ