水生植物、コウホネ(河骨)

ビーグル号の航海日誌 2014年05月28日 22:27

100605コウホネ@エコカフェ.JPG赤城自然園内のトンボの池にはコウホネが植栽されています。前に草花教室で訊ねたときには黄色い花を咲かせていました。止水の池のため藻が水面を覆い尽くしていたのが印象的でした。緑色に黄色、よく目立ちますね。[2010年6月5日撮影:第39回草花教室@阿部]

コウホネ(河骨、川骨、学名:Nuphar japonicum Nuphar)はスイレン科コウホネ属の水生植物。分布は北海道南部、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島に及び、浅い池沼、流れの緩い小川などに自生。地下茎は太く葉痕があり灰緑色で中は白色の多孔質、多数の根を出す。100605コウホネ花@エコカフェ.JPG葉は水上葉(時に浮葉、抽水葉)と水中葉の二葉、水上葉の葉身は20pから30pほどで長卵形から長楕円形、全縁で葉先は丸く、基部は矢尻形です。水中葉は膜質で細長く、流れがある場所では帯状になります。花期は6月から9月頃、花茎を水上に伸ばし、茎先に径4、5pほどの黄色い花を1個咲かせます。花弁に見えるのは萼片5枚、内側に多数の花弁、中心部に雄蕊と雌蕊。果実は径約3pの球形、緑色の漿果です。

コウホネの仲間は世界に北半球を中心に約20種、うち日本にオゼコウホネ、ネムロコウホネ、オグラコウホネ、ヒメコウホネが知られます。近年は開発や溜池の減少で数を減らしているそうです。根茎を縦割りにしたものを「川骨」と呼び、強壮、産後の出血や月経不順などの婦人病に、また、解熱、鎮痛のための配合生薬として、使われるそうです。


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