アオウミガメ(青海亀)に魅せられて

ビーグル号の航海日誌 2014年05月09日 07:36

080221保育園代理30頭放流@エコカフェ.jpg小笠原諸島はアオウミガメの一大上陸・産卵地のひとつです。小笠原海洋センターは戦争と米軍統治下を除き、戦前から一貫してアオウミガメの産卵調査、保護飼育を続けています。エコカフェでは10年前から協働して小笠原小学校5年生の総合学習をサポートしています。[2007年3月1日撮影:父島宮之浜@山崎]

アオウミガメ(青海亀、学名:Chelonia mydas (Linnaeus))はカメ目ウミガメ科アオウミガメ属のカメ。IUCNレッドリストで絶滅危惧TA類、ワシントン条約附属書Tに記載。分布はインド洋、大西洋、太平洋に及び、日本では小笠原諸島、南西諸島が主な産卵地。甲長は80pから100p、体重は70sから230s、甲羅はつるつる、椎甲板5枚、肋甲板左右各4枚です。食性は草食性であるため、頭部は小型(前額板2枚)で吻端はあまり突出せず、咬合面は鋸状。産卵期は小笠原諸島では5月から9月頃、この間に4、5回、各80個から150個ほどの産卵を繰り返す。卵は径5p前後の球形、孵化直後の幼体は甲長5p足らずです。小笠原諸島で誕生したものが成熟し来島するまでに約30年と考えられています。

採食地と産卵地を回遊し、小笠原諸島を産卵地とするものは日本太平洋側近海を採食地としているという。名前の由来は体脂肪が緑色であることにあります。これは海草や藻類の色素が沈着したものだそうです。


関連記事(絵本「たたちゃんのだいぼうけん」)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ミナミハンドウイルカ(南半道海豚)とともに

140429ミナミハンドウイルカ@エコカフェ.JPG小笠原諸島父島の近海、海の案内の2番手はミナミハンドウイルカです。ミナミバンドウイルカとも呼ばれます。好奇心が旺盛で人にも近づいてくるため、ドルフィンスイムが可能です。群れは比較的大きく数十頭の規模です。[2014年4月29日撮影:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]

ミナミハンドウイルカ(南半道海豚、学名:Tursiops aduncu Ehrenberg)はクジラ目(鯨偶蹄目)ハクジラ亜目マイルカ科ハンドウイルカ属の小型のイルカ。140429ミナミハンドウイルカ群れ@エコカフェ.JPG140429ドルフィンスイミング@エコカフェ.JPG分布は北太平洋の西側、オーストラリアに近い南太平洋、インド洋などに及び、温暖な海の沿岸に棲息。体長は2mから3mほど、体色は全体に灰色で、背側がやや濃い灰色、腹側が明るい灰色という。近縁で似ているハンドウイルカとの違いは、やや小型であること、口吻がやや細長いこと、成長固体では腹部に黒い斑点が出ること、だそうです。やはりハシナガイルカと同じように夜行性です。

一口にドルフィンスイムといっても相手は泳ぐのが得意なイルカたち、群れの姿を見つけ近づき、先回りし海に静かに入ってもあっという間に追い越されてしまいます。運不運がつきものです。


関連記事(オオミズナギドリ)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ハシナガイルカ(嘴長海豚)の半睡眠泳法

140429ハシナガイルカ@エコカフェ.JPG小笠原父島の近海にはハシナガイルカ、ミナミハンドウイルカ、マダライルカの3種類が棲息しています。今回の海の案内ではミナミバンドウイルカの群れ、ハシナガイルカの複数の大きな群れに遭遇することができました。[2014年4月28日撮影:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]

ハシナガイルカ(嘴長海豚、学名:Stenella longirostris Gray)はクジラ目(鯨偶蹄目)ハクジラ亜目マイルカ科スジイルカ属の小型のイルカ。生息域により亜種4種が知られるが、実際はより多様性に富むという。140429ハシナガイルカ群れ@エコカフェ.JPG140429ハシナガイルカジャンプ痕@エコカフェ.JPG分布は世界中の南北回帰線の間の熱帯・亜熱帯の遠洋に棲息。体長は130pから235pほど、体重は25sから90sほど、体色は全体として濃灰色で喉・背・尾鰭はより濃く、腹部は灰白色(但し個体差が大きい)、口吻は細長く、背鰭れはやや長く垂直に立ちます。前にも書いたが、スピンしながらジャンプします

ハシナガイルカは夜行性のため夕方になると沖に出て、小魚やイカなどを捕食し、翌朝に島周辺に帰還します。日中は半睡眠(左右の脳が交互に睡眠、完全に睡眠するのは5分程度)を取りながら近海を泳いでいるそうです。中にはスピンジャンプするものもいました。ちなみに観察のみでドルフィンスイム対象ではありません。


関連記事(ハシナガイルカの群れは)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ