チュウサギ(中鷺)は夏羽

⇒エコツアー 2014年05月05日 22:14

140428チュウサギ@エコカフェ (2).JPG父島2日目。松原さんの森の案内中、小港海岸に注ぐ八ツ瀬川の畔に十羽近くの鷺を確認することができた。父島ではダ冬鳥としてチュウサギ、コサギ、アマサギが見られるという。調べるとチュウサギの夏羽のようです。父島でも比較的気温の低い日が多いというから、渡り損ねているのでしょうか。[2014年4月28日撮影::未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]

チュウサギ(中鷺、学名:Ardea intermedia Wagler)はコウノトリ目サギ科アオサギ属の中型の鷺。140428八ツ瀬川@エコカフェ.JPGIUCNレッドリストで軽度懸念(LC)。分布はユーラシア、アフリカ、オーストラリアの温帯から熱帯に広く、日本には本州以南で夏鳥、南西諸島では冬鳥。体長は68cmほど、全身が白色、脚は黒色、眼元は黄色、嘴は夏羽では黒色、冬羽では黄色く先端が黒色という。食性は肉食性、小魚を取るのは不得意、河畔でトカゲ、昆虫などを食するようです。

チュウサギは冬に南へ、夏には北へ渡りをします。今年は例年に比べ、ザトウクジラは数週間早く北へ旅立ちを始め、アオウミガメは上陸・産卵が1週間以上遅れているそうです。チュウサギたちは中継で立ち寄り、北への旅立ちの日もそろそろ近いのではないでしょうか。


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ゴバンノアシ(碁盤の脚)は長旅の末に

140428コバンノアシ@エコカフェ.JPG小笠原諸島父島の小港海岸でボニナイト観察をした時のことです。松原さんが砂浜に打ち上げられている大きな種子(果実)を拾い上げ、これ何というか知っていますか?その形からもコバンノアシというそうです。[2014年4月28日撮影:未開の森と南島をめぐる父島満喫の旅@山崎]

ゴバンノアシ(碁盤の脚、学名:Barringtonia asiatica (L.) Kurz.)はツツジ目サガリバナ科サガリバナ像の常緑高木。環境省レッドリストで絶滅危惧T類(CR)。140428小港海岸@エコカフェ.JPG分布は八重山群島(石垣島、西表島、波照間島)、国外ではインド洋から太平洋の熱帯地域に広く、海岸やマングローブに自生。樹高は8mから15mほど、葉は枝先に輪生し光沢、葉身は長楕円形、全縁で鈍頭。花期は乾季(11月から翌1月頃)、夜開性で一夜花、葉腋に総状花序をだし、白い4弁花を上向きに咲かせます。多数の雄蕊は長さ約10cm、先端部が紅紫、基部は白色で目立ちます。果実は四角錐(4稜)、海流散布します。

種子には毒成分が含まれることから南太平洋諸島では絞り汁を汐だまりでの毒流し漁に利用しているという。海岸で拾った果実は軽く、すでに中の種子は傷んでいたようです。


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タグ:小笠原 父島
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