ムニンデイゴ(無人梯梧)はデイゴ?

ビーグル号の航海日誌 2014年04月23日 15:45

100507ムニンデイゴ@エコカフェ .JPG小笠原で春を告げる花と言えば、ムニンデイゴのことを指すそうです。しかして別名にナンヨウザクラ(南洋桜)とも、もっとも現地の人たちはビーデビーデと呼んでします。小笠原固有種と扱われてきたが、南西諸島、台湾に自生するデイゴと同種とする説が有力視されています。ここでは一応、別種としておきます。[2010年5月7日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@阿部]

ムニンデイゴ(無人梯梧、学名:Erythrina boninensis Tuyama )はマメ科デイゴ属の落葉高木。分布は父島と母島に限り、海岸近くに自生。父島では街路樹として植栽。樹高は15mほど、樹幹を除き棘を生じ、葉は3出複葉、小葉は広卵形で先は尖ります。落葉は1月頃。花期は2月から3月頃、枝先に総状花序を伸ばし、濃紅橙色の花を花柄基部から順に咲かせます。

仮にDNA鑑定で白黒がはっきりし、同一種とされた場合、異名としてムニンデイゴを使ってもよいのではないでしょうか。もっとも島ではビーデビーデと呼べばよいわけですが。植物の名前は人が勝手につけたもので植物固有の本質とはほとんど関係がないというから。


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キバナアキギリ(黄花秋桐)

080927キバナアキギリ@エコカフェ第2回自然観察会(三頭山) 049.jpg写真の整理第2弾。奥多摩の三頭山(標高1531m)の登山道脇でみた黄色い花。キバナアキギリ、別の名をコトジソウ、花言葉は「華やかな青春」だそうです。[2008年9月27日撮影:第2回自然観察会@山崎]

キバナアギリ(黄花秋桐、学名:Salvia nipponica Miq.)はシソ科アキギリ属の多年草。日本固有種。分布は本州(東北、関東、兵庫県以西)、四国、九州に及び、丘陵地から山地のやや湿った落葉広葉樹林内や林縁に自生。草丈は20pから40pほど、根茎は横に這い、茎はシソ科特有の四角形。葉は対生し有長柄、葉身5pから10pほどの三角状鉾形で基部が張出し、葉縁に鋸歯、葉先はやや尖ります。花期は8月から10月頃、10pから20pほどの花穂を伸ばし、花冠長3p前後の淡黄色の唇形の花をたくさん咲かせます。花冠筒部内側基部にのみ毛が生え、上唇は立ち上がり、下唇は3裂、雄蕊4本のうち2本は不稔葯、雌蕊花柱は外に突き出て、先が2裂します。萼は上下に2裂、下裂片には開出毛が生えます。

アキギリの仲間は世界に約900種、日本には約10種が知られます。アキギリ(秋桐)は花の色が紫で花冠筒内側全体に毛が生えるが、キバナアキギリと分布域が重なる地域では中間的な形態のものが見られるそうです。


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