海浜植物、ヤエヤマハマナツメ(八重山浜棗)

ビーグル号の航海日誌 2014年04月14日 22:50

140314ヤエヤマハマナツメ@エコカフェ.JPG海浜植物は内陸の森林形成植物に比べると単純であると思う。高木林がないわけではないが、八重山群島の黒島や波照間島などの隆起珊瑚礁でできた表土の薄い小島では大木が育つことはない。始終、潮風が吹き抜け、台風も襲来、そんな海岸にあっては背の低い逞しい植物のみが岩上や砂地を生息場所としているのです。ヤエヤマハマナツメもそんな海浜植物です。[2013年3月14日撮影:黒島@山崎]

140314ヤエヤマハマナツメ@エコカフェ.JPGヤエヤマハマナツメ(八重山浜棗、学名:Colubrina asiatica Brongn.)はクロウメモドキ科ヤエヤマハマナツメ属の半つる性常緑低木。環境省レッドリストで絶滅危惧U類(VU)。分布は沖永良部島、宮古島、八重山群島、国外では台湾、中国、東南アジアやオセアニアの熱帯・亜熱帯に及び、海岸近くに自生。樹高は2mから5mほど、葉は互生し有柄、葉身5pから9pほどの卵形で葉縁に鋸歯、葉先は鋭く尖ります。花期は通年、葉脇毎に集散花序をだし、径約4oの淡黄緑色の小花を複数咲かせます。果実は径約7oの球形の液果、灰褐色に熟します。

絶滅危惧に瀕している希少な植物とされるが、黒島の海岸の岩上や草地では比較的よく見られたのには驚きです。人の手が入ることの少ない黒島の海岸だからこそなのかも知れませんね。


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