アオサ(石蓴)は島民の命の源でも

ビーグル号の航海日誌 2014年04月07日 21:03

140314アオサ@エコカフェ.JPG八重山群島に属する隆起石灰岩の島、黒島の仲本海岸では潮が引いた時にアオサノリがたくさんとることができます。島の人たちはそれを洗ってたっぷりとき粉をつけ天ぷらにします。戦時中もよく食べたとか、又吉さん宅で御馳走になりましたがとても美味しいです。[2014年3月14日撮影:黒島@山崎]

アオサ(石蓴、学名:Ulva Linnaeus)はアオサ目アオサ科アオサ属の緑藻植物の総称。分布は日本を含む世界各地の沿岸に及び、潮の満ち引きのある浅い海の岩などに着生。140314アオサ@エコカフェ(黒島).JPGアオサの生活史は単相の配偶体と複相の胞子体の形体が外見上同じ。このため同形世代交代型ともいう。ここで解説です。胞子体(sporophyte[2n])が成熟すると辺縁にできた胞子嚢から減数分裂した4本の鞭毛をもつ遊走子(zoospore[n])が離れ、運動を停めると岩上などで発芽、成長し多細胞の配偶子体(gametophyte[n])となり、造精器に分化した配偶子嚢は雄性配偶子を生じ、造卵器に分化した配偶子嚢は雌性配偶子を生じ、配偶子嚢では減数分裂することなく成熟すると、2本の鞭毛を有する雌雄別の配偶子が遊離。これら雌雄が接合して胞子体(sporophyte[2n])に成長するという

子孫を残すための営みが終わると、つまり親個体は遊走子や配偶子を放出すると枯れてしまいます。このような生活史は陸上生物では全く見られず、緑藻類のほか褐藻類や紅藻類にも広く見られるものだと、第24回草花教室で学んだのを思い出します。


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タグ:黒島 広域種
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