シュレーゲルアオガエルの目覚め

⇒自然観察会 2014年04月01日 22:30

140316シュレーゲルガエル@エコカフェ(大草谷津田).JPG冬眠から目覚めたばかりのシュレーゲルアオガエル。すっかり痩せ細ってしまっていて動きもまだまだ緩慢だ。ここは大草谷津田、つい1週間前までは春雪が所々残っていた。ようやく遅い春が来た。田んぼの水たまりにはニホンアカガエルのオタマジャクシが一杯、これからが蛙たちの季節なのです。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

シュレーゲルアオガエル(学名:Rhacophorus schlegelii (Günther))はアオガエル科アオガエル属の蛙。日本固有種、IUCNレッドリストで経度懸念(LC)に指定。140316シュレーゲルガエル@エコカフェ.JPG分布は本州、四国、九州、五島列島に及び、水田や森林に生息。体長は雄では3pから4p、雌では4pから5.5pほど、体色は腹側で白っぽく、背中側で黄緑色、時に褐色化(保護色)。光彩は黄色。繁殖期(4月から6月頃)には、水田や湖沼に集結、水辺や土中に産卵。卵塊は泡で包まれ3pから10pほど、中には200個から300個ほどの卵が産みつけられます。食性は肉食性、昆虫類や節足動物などを食します。

名前の由来は、オランダのライデン王立自然史博物館長だったヘルマン・シュレーゲルにちなんだという。鳴き声が最も美しい蛙と言われています。


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ツマベニチョウ(褄紅蝶)は竹富町の蝶

140314ツマベニチョウ@エコカフェ.JPG竹富島の歴史的町並みの一角、民家の庭先のブーゲンビリアの花から花へとヒラリヒラリする蝶。ガイドのみっちゃんからツマベニチョウと聞く。竹富町の蝶で幸せを運ぶ蝶と信じられてるとか、シロチョウの仲間では最大級です。[2014年3月14日撮影:竹富島@山崎]

ツマベニチョウ(褄紅蝶、学名:Hebomoia glaucippe)はチョウ目アゲハチョウ上科シロチョウ科の南方系の蝶。分布は九州薩摩・大隅半島、南西諸島、国外では東南アジアの熱帯・亜熱帯に広く、草原や二次林、民家周辺などで生息。翅の開張は10p前後、翅に地色は白色(淡汚黄色)、前翅の先端には三角形の黒色の縁取りのある朱色の斑紋が入るが、雌では雄より黒い部分が多く斑紋は小さいという。幼虫は青虫で胸部が幅広く、体側に生じる警戒色(瑠璃色や赤色)の偽眼は蛇に擬態しているように見えまるという。幼虫の食草はギョボク。発生時期は通年(主に4月から11月頃)、4、5回発生。完全変態。成虫は飛翔力に優れているそうです。

ツマベニチョウに仲間の翅や幼虫には、イモガイと同じ神経に作用する猛毒コノトキシン(conotoxin)が含まれるという。この毒は抗毒血清がないので注意が必要です。綺麗なバラには棘があり、綺麗な蝶には毒がある、ということでしょうか。生き物たちの防御機能の獲得は進化のなかでも最も不思議な現象のひとつですよね。


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