ハンノキ林の末路は

⇒自然観察会 2014年03月25日 20:00

140316ハンノキ@エコカフェ.JPG千葉市大草谷津田は、都市化が進む中、地主の理解と行政や地域の人びとの熱意により守られてきたという。そんな谷津田には田んぼが広がり、一角にハンノキ林が残されています。材は「はざ架け」や油成分が多いため薪炭に利用してきたという。湿地で唯一、林をつくる樹木です。谷津田が放置され乾燥が進むとハンノキ林は新陳代謝し消えてゆくでしょう。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

140316ハンノキ案内板@エコカフェ.JPGハンノキ(榛の木、学名:Alnus japonica (Thunb.) Steud.)はブナ目カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。分布は日本全土、国外では台湾、朝鮮半島、ウスリー、満州に及び、山野の湿地や沼に自生。樹高は15mから20mほど、樹皮は暗灰褐色で浅縦裂し剥離、葉は互生し、葉身5pから13pほどの卵状長楕円形、葉縁に不整の鋸歯、葉先は尖ります。葉表は無毛で光沢、葉脈波裏面に隆起し、脈上に毛が残ります。花期は12月から2月頃、雌雄異花、枝先に黒褐色で尾状の雄花花序が2個から5個ほど下垂し、雌花序は紅紫色の楕円形で雄花序のすぐ下の葉腋に1個づつ、複数個付きます。果実は毬果状の果穂、秋に暗褐色に熟します。ミドリシジミの食草になります。

ハンノキ属は、根にフランキア属放線菌が共生した根粒菌をもち、先駆的植物と考えられています。ヤマハンノキ、ケハンノキ、カワラハンノキミヤマハンノキ、ヒメヤシャブシ、アルダー、オオバヤシャブシヤシャブシなどが知られます。



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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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