人と自然との共生、竹富島

ビーグル号の航海日誌 2014年03月31日 23:12

140314竹富島町並み@エコカフェ.JPG竹富島の今昔、「みっちゃん」ことガイドの与那国さんのアップテンポで楽しく解説してもらいました。隆起石灰岩の平坦な島にある町並みは重要伝統的建造物保存地区に選定されているそうです。琉球石灰岩で造られた塀、赤瓦屋根の民家、空と海の青さとのコントラスは格別です。[2014年3月14日撮影:竹富島@山崎]

古き伝統と文化、町並みを保存しようとする意識が高く、「竹富島憲章」が制定されています。それでも人々は神々とともに幸せに満ち溢れていたという。140314竹富島町並@エコカフェ.JPG140314竹富島町並み@エコカフェ.JPG売らない、汚さない、乱さない、壊さない、生かす、の5原則。新石垣空港オープンの影響があって観光客は2割増という。1524年、琉球王朝により八重山地方政庁が竹富島に設置され栄える。一年を通じて祭事が多く、みーちゃんによると陰暦9月、10月の甲申の日から10日間にわたり行われる「種子取祭(たなどぅい)」が盛大であるという。主作物の粟と祈願日を戊子(きのえね)とするのが特徴だそうです。土壌が痩せ、水条件も悪いため稲作は無理であったという。140314放牛@エコカフェ.JPG

竹富島に石垣島から上水道が引かれたのが1976年、島の暮らしも随分と楽になったという。高級リゾート施設もでき、黒島に倣って牛の放牧も試みられているという。美しい自然と人間との共生モデルの島としてこれからしっかり見守りたいと思う。


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和食 日本人の伝統的な食文化

⇒農林水産業・・・ 2014年03月30日 00:00

111210一汁三菜@エコカフェ.JPG昨年12月、「和食」がユネスコ無形文化遺産についに登録された。エコカフェ関西事務所は京都に置かれている。京料理の達人たちが凌ぎを削る町でもある。「嵐山吉兆」の徳岡さんも何度かシンポジウムに参加いただいている。食文化と自然を崇拝する人びとの伝統や風習、価値観は切っても切れないという。

さて、和食の基本は一汁三菜、米のご飯、味噌汁、漬物。これに主菜と副菜の3種が加わる。主菜と副菜は、野菜と鮮魚が中心。調理の味付けには、味噌、醤油、清酒、みりん、酢などの発酵調味料が使われる。もちろん、うまみが引き出された「お出汁」は無くてはならない。お出汁は、昆布、鰹節から得られる。昆布のグルタミン酸、鰹のイノシン酸の相性が素晴らしいのだとか。発酵調味料を支えるのが、毒素を持たない突然変異の麹菌(カビ)、アスペルギルス・オリゼである。何世紀もの間、人から人へ受け継がれてきた。各地に残る伝統的な祭事には、特有な料理がつき物です。京料理、加賀料理、秋田料理、土佐料理、沖縄料理、などなど。

1980年代、日本食は低カロリーで栄養バランスが優れていると評価され、世界的なブームが起こった。現在、これに「おもてなし」の習慣とユネスコ無形文化遺産登録が加わって新たな広がりを見せている。それは、食文化による新しい世界観の始まりでもあるのです。


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ベニイトトンボの発見はなぜ

⇒シンポジウムetc 2014年03月29日 16:32

140329_1601~01.jpg140329_1601~02.jpg140329_1603~01.jpg奥が深いです。

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♂と♀の違いを調べる

140329_1547~01.jpg140329_1547~02.jpg140329_1548~01.jpg瀬戸内市立行幸小学校の金子くんです。湿生植物学習センター調査隊で優勝賞をとりました。♂と♀の違いを調べました。

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昆虫は温暖化に影響を受けるか

140329_1508~01.jpg140329_1541~01.jpg昆虫は温暖化の影響を受けるんです。ミナミアオカメムシとツクツクボウシです。

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気象予測は面白い

140329_1412~01.jpg140329_1432~01.jpg140329_1435~01.jpg山形俊男先生のプレゼンです。
今年の夏は猛暑にならないと考えられるそうです。
アップテンポな話は魅力的です。

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シンポジウムがはじまりました!

140329_1338~01.jpg140329_1337~01.jpg理事長仁藤からの挨拶です。

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リハーサルが始まっています!

140329_1230~02.jpg140329_1229~02.jpg140329_1229~01.jpg岡山理科大学の学生さんたちです。
昨年はじめて湿生植物学習センターでベニイトトンボが発見されました。
なぜ今まで確認できずにいたのでしょうか?プレゼンが楽しみですね。

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シンポジウム準備中!

140329_1209~02.jpg140329_1209~01.jpg140329_1047~01.jpg機材をセットし、これから打ち合わせ、リハーサルに入ります。

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権現堂は沖縄最古の木造建築

ビーグル号の航海日誌 2014年03月28日 22:29

140315権現堂@エコカフェ.JPG石垣市街地内に歴史的な建造物である権現堂がある。1771年(明和8年)の大津波で権現堂は被害を受けたが、1786年には再建、現存する沖縄県最古の木造社寺建築、国の重要文化財に指定されています。[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]

1609年(慶長14年)、徳川幕府の許可を得た島津軍が琉球王国に攻め入り、琉球王国のが幕藩体制に組み込まれ、1611年(慶長16年)、薩摩藩が八重山を検地したところ、寺社仏閣がひとつもないことが判明し、時の琉球王国の尚寧国王に寺社建立を進言したのが縁起。140315権現堂@エコカフェ.JPG140315権現堂拝殿@エコカフェ.JPG桃林寺とともに建立したという。御祭神は熊野権現、御神体の銅鏡は1772年、沖縄県内最古の鋳造という。神殿には、海の神、創造の神であるイザナミノミコト(伊弉冉尊)、邪気を祓い清めるハヤタマノオノミコト(速玉男尊)とコトサカオノミコト(事解男尊)、の三柱が祀られています。

建物は表門(薬医門)、拝殿、神殿が一直線に配置、本土寺院の神殿と似ているが彫り物には全く異なった特徴が認められます。神殿は三間二面流れ造り、屋根と柱を繋ぐ横棒状の肘木には牡丹の浮き彫り、板蟇股には波と兎のような鬼が彫られ、階段両脇の登高欄の羽目には唐獅子、方立にも竜が刻まれ、頭貫両袖には像鼻の彫り物があります。


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桃林寺は八重山最古というが

140315桃林寺額@エコカフェ.JPG石垣島にある桃林寺は臨済宗妙心寺派の寺院、八重山で最古の古刹という。1614年(慶長19年)に建立、開山は鑑翁西堂、山号を南海山、本尊は観音菩薩です。御嶽が多い沖縄では大変珍しい。[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]

琉球石灰岩の石垣が周囲を巡っています。南側中央に山門があり、右に阿形の密迹力士と左に吽形の金剛力士が睨みを利かせ立ち、邪気から仏法を守っています。140315桃林寺鐘楼@エコカフェ.JPG140315桃林寺本堂@エコカフェ.JPG仁王像は1737年(元文2年)に久手堅昌忠により彫られ、沖縄唯一の本格的な木造彫刻という。材は八重山産オガタマノキだそうです。

奈良や京都の仁王像と大分趣が異なるのが面白いですね。八重山地方でも現在でも寺院が少ないことからも信仰心の深さの違いが現れているのだろうと推察されます。ここはニライカナイ、先祖崇拝の地なのです。


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これなんだシリーズ(226)

140315 これなんだ@エコカフェ.JPG沖縄県内最高峰、信仰の霊山でもある於茂登岳の山頂近くに気象レーダーだある。八重山、宮古の先島諸島全域をカバーしているという。文句ひとつ言わず黙黙と観察を続け、人びとの暮らしを助けている。
そんな気象レーダーの近くには木性シダ植物が大きな葉を展開し天を仰いでいます。


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宮良川のヒルギ林は

ビーグル号の航海日誌 2014年03月27日 20:45

140315オヒルギ気根@エコカフェ.JPG於茂登岳(標高562m)の北東中腹を源流とする全長12qの宮良川はいくつかの支流を集めて宮良湾に注ぎます。その河口域には1.5qに渡り、両岸域にヤエヤマヒルギとオヒルギを中心としたマングローブ林が広がります。そこは川の水と海水が混ざり合う汽水域であって、干潟と樹林の両方の性格を持ち合わせるため、多様な生き物を育むゆりかごになります。[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]

日本で見られるマングローブ林を構成する樹種は、メヒルギオヒルギヤエヤマヒルギ(以上、ヒルギ科)、マヤブシ(ハマザクロとも、ハマザクロ科)、ヒルギダマシ(クマツヅラ科)、ヒルギモドキ(シクンシ科)、ニッパヤシ(ヤシ科)の5科7種、世界では70種から100種もあると言われています。140315宮良川のヒルギ林石碑@エコカフェ.JPG140315宮良川ヒルギ林@エコカフェ.JPG樹種による帯状分布が認められ、国内では、一番海側にヒルギダマシ(場所によってはハマザクロ)、陸側に、南方でヤエヤマヒルギ、北方でメヒルギが群生し、その背後にオヒルギ、海水が届かないが影響下にあるその奥側ではサガリバナサキシマスオウノキなどが生育。泥地は酸素が不足がちなため、樹幹から気根がタコ足状に伸び、呼吸根がニョキニョキと広がります。

日本の北限は奄美大島であって、奄美大島の住用川と役勝川が合流する河口域に広大なマングローブ原生林が広がります。カヌーでマングローブ林に繰り出すと、そこはワンダーランド、好奇心が掻き立てられます。


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リュウキュウイノモトソウ(琉球井の許草)

ビーグル号の航海日誌 2014年03月26日 22:27

140315リュウキュウイノモトソウ@エコカフェ.JPG石垣島の残る琉球王国時代に建てられた宮良殿内(みやらどぅんち)の庭園でみたイノモトソウに仲間。調べてみるとリュウキュウイノモトソウというらしい。[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]

リュウキュウイノモトソウ(琉球井の許草、学名:Pteris ryukyuensis Tagawa)はイノモトソウ科イノモトソウ属の常緑性シダ植物。分布は九州鹿児島南部、南西諸島、国外では台湾、フィリピンに及び、平地や山地に広く自生。草丈は30pほど、葉は二形、胞子葉は葉柄が葉身よりも著しく長く、葉身30pほどで側羽片は1対か2対、最下羽片はしばしば分枝。栄養葉は葉身は胞子葉の半分程で側羽片はふつう1対、頂羽片は側羽片の倍の長さで不規則に鋸歯が葉縁につく。イノモトソウに似ているが羽片が葉軸に沿って流れないことが特徴です。

日本で見られる近縁種に、イノモトソウ、セフリイノモトソウ、オオバイノモトソウマツザカシダ、ホコシダなどが知られます。


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ハンノキ林の末路は

⇒自然観察会 2014年03月25日 20:00

140316ハンノキ@エコカフェ.JPG千葉市大草谷津田は、都市化が進む中、地主の理解と行政や地域の人びとの熱意により守られてきたという。そんな谷津田には田んぼが広がり、一角にハンノキ林が残されています。材は「はざ架け」や油成分が多いため薪炭に利用してきたという。湿地で唯一、林をつくる樹木です。谷津田が放置され乾燥が進むとハンノキ林は新陳代謝し消えてゆくでしょう。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

140316ハンノキ案内板@エコカフェ.JPGハンノキ(榛の木、学名:Alnus japonica (Thunb.) Steud.)はブナ目カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。分布は日本全土、国外では台湾、朝鮮半島、ウスリー、満州に及び、山野の湿地や沼に自生。樹高は15mから20mほど、樹皮は暗灰褐色で浅縦裂し剥離、葉は互生し、葉身5pから13pほどの卵状長楕円形、葉縁に不整の鋸歯、葉先は尖ります。葉表は無毛で光沢、葉脈波裏面に隆起し、脈上に毛が残ります。花期は12月から2月頃、雌雄異花、枝先に黒褐色で尾状の雄花花序が2個から5個ほど下垂し、雌花序は紅紫色の楕円形で雄花序のすぐ下の葉腋に1個づつ、複数個付きます。果実は毬果状の果穂、秋に暗褐色に熟します。ミドリシジミの食草になります。

ハンノキ属は、根にフランキア属放線菌が共生した根粒菌をもち、先駆的植物と考えられています。ヤマハンノキ、ケハンノキ、カワラハンノキミヤマハンノキ、ヒメヤシャブシ、アルダー、オオバヤシャブシヤシャブシなどが知られます。



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於茂登岳は古くから信仰の山

ビーグル号の航海日誌 2014年03月24日 21:29

140315於茂登岳@エコカフェ (2).JPG石垣島の北西部にある於茂登岳(標高:525.5m)は、石垣島のおおもとをなす山「大本嶽」として島の守護神として古くから人びとの信仰を集め、首里の弁ヶ岳、久米島とともに姉妹三神のひとりで日本から渡来したともいう。沖縄県の最高峰、ちなみに西表島は於茂登岳の西にある島が由来とも。多くの生き物の命を繋いできた。[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]

一歩足を踏み入れると典型的な亜熱帯照葉樹林の原生林に囲まれ、登山道脇に背の高いヒカゲヘゴや板根を張るイタジイなどを目にすることができます。140315於茂登岳山頂眺望@エコカフェ.JPG140315真栄里ダム@エコカフェ.JPG夜行性のサキシマハブは森の深くに潜み、昼間はあちらから攻撃してくることはないため、少しばかり安心して進むことができよう。森が深い場所では野鳥の声が響き、登山道に落ちる木漏れ日の煌めきとともに心地よい溌剌さを添えてくれます。林内から渓流沿いの開けた場所に出ると、シロバナノセンダングサが花をつけ、ジャコウアゲハやウラナミシロチョウが吸蜜に訪花し、林縁ではジャノメチョウの仲間なども舞っていた。

山頂部にはリュウキュウチクが繁茂し特別保護区に指定。リュウキュウチクは、氷河期の遺存種で八重山固有種のアサヒナキマダラセセリの食草でもあるそうです。山頂近くに日本放送協会(NHK)のアンテナが立っているのが、今昔の不思議さを象徴しています。


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宮良殿内は琉球王国時代を今に

ビーグル号の航海日誌 2014年03月23日 20:00

140315宮良内殿四脚門@エコカフェ.JPG石垣島の観光スポットのひとつに「宮良殿内(みやらどぅんち)」という琉球王国時代の役人の住居がある。「殿内」とは地頭職の邸宅を意味し、宮良家8世が八重山頭職にあった1819年(文政2年)頃に建築、「宮良殿内」は首里の士族屋敷に倣ったものという。[2014年3月15日撮影:石垣島@山崎]

国の重要文化財に指定されるが、敷地面積は462坪、周囲を石灰岩の石垣で囲い、南面に四脚門が開く。140315枯山水庭園@エコカフェ.JPG140315庭に面した部屋@エコカフェ.JPGその内側に瓦と土を積み上げて造った仕切り壁(ひんぷん)があって、ひんぷんの中央部分には中門があり、重要な祭事や慶事、凶事を行う際にのみ用いられたという。母屋は平屋で部屋数は12間、客間の東側には枯山水庭園が設えています。材は石垣島産のイヌマキだそうです。140315ひんぷん@エコカフェ.JPG

今でも人が住んでいるため、中を見せていただくことはできませんでした。受付のおじさんは中々愛嬌のある方で聞くといろいろと教えてくれます。一度は訪れたいですね。


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行儀正しい若牛たちに

ビーグル号の航海日誌 2014年03月22日 15:06

140314出港待ちの子牛たち@エコカフェ.JPG黒島2日目。石垣島へ向け旅立つために黒島港に着くと、昨日、せり場の牛舎に繋がれていた若牛たちがJAの搬送船に乗せらていた。

海のほうを向いて整列している。数え切れないがゆうに60頭を越えるだろうか。農家さんが大切に育てた子牛たち。

黒島の経済は観光ではなく畜産業で成り立っているという。それも戦後のこと。最近では島を離れた若者が帰って来て後を継ぐ事例が見られるようになったという。

140314搬送中の子牛@エコカフェ(黒港島).JPG140314黒島港@エコカフェ.JPG病院のないこの島にはもちろん獣医もいない。病気にかかって亡くなる牛たちもいるそうだ。今年、黒島中学校を卒業し、島を離れ高校入学する学生は3名だった。

そのうちの一人、又吉海智くんは将来、獣医になり島に貢献したいと語っていたのが印象的でした。船道さんの計らいで、お祝いの席に招かれ、吉濱校長先生はじめ島の人たちとたくさん交流できました。


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日本最南端の100選の道と黒島郵便局

ビーグル号の航海日誌 2014年03月21日 20:02

140313日本最南端の100選の道@エコカフェ.JPG「日本の道100選」というのがあるそうだ。1986年度と87年度に建設省(当時)と「道の日」実行委員会により制定されたものです。特色ある優れた道におくられ、104の道が選ばれている。

黒島にある東筋集落の黒島郵便局のある辻から黒島小中学校まで島の中央をまっすぐにのびています。まっすぐと伸びる道を見ると島がいかに平坦かわかりますよね。

140313黒島郵便局@エコカフェ.JPG140313黒島郵便局@エコカフェ.JPG黒島郵便局の佇まいのこの島にぴったりです。ブーゲンビリアの真っ赤な花が満開でした。花言葉は「情熱」「あなたは魅力に満ちている」だそうです。なんだか力が湧いてきます。


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ウスタビガ(薄足袋蛾)の繭

⇒自然観察会 2014年03月20日 23:02

140316ウスタビガ繭@エコカフェ.JPG千葉市の大草谷津田の周囲はすっかり宅地開発されてしまっています。そんな中で地主の方のご好意で残され、自然観察ためのよきフィールドとなっています。丘陵崖下の散策路に張り出した小枝に繭がぶら下がっていました。ウスタビガの繭だそうです。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

ウスタビガ(薄手火蛾、薄足袋蛾、学名:Rhodinia fugax Butler)はチョウ目ヤママユガ科のやや小型の蛾。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、ロシア南東部に及び、都市部以外で普通に生息。140316ウスタビガ@エコカフェ(大草谷津田).JPG成虫の出現時期は10月から11月頃、開張は♂75-90o、♀80-110o、体色は♂暗褐色から黄褐色、♀黄色、共に翅に半透明の目玉状斑紋がつく。卵で越冬し、4月頃に孵化、6月頃に繭、幼虫の食草はブナ科(クヌギ、コナラ、カシワ)、バラ科(サクラ)、ニレ科(ケヤキ)など。幼虫に触れると「キュー」と音を発するという。

繭は淡黄緑色、上部に折蓋、下部には雨水を流す小さな穴があります。上部を触れると蓋が折れ中はもぬけの殻でした。名前の由来は繭が提灯「手火」や「足袋」に似ていることにあるそうです。


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ヨモギ(蓬)は健康万能薬

140316ヨモギ@エコカフェ.JPGヨモギと言えば草餅。指導員の山岸さんの説明。古くは春の七草のひとつであるハハコグサ(母子草)を利用したという。沖縄そばに入れるフーチバーは近縁種ニシヨモギのことです。ヨモギはお灸のもぐさや漢方の原料としても使われるなど、私たちにとって健康維持のために役立ってきたのだそうです。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

ヨモギ(蓬、学名:Artemisia princes Pamp.)はキク科ヨモギ属の多年草。分布は本州、四国、九州、小笠原諸島、国外では朝鮮半島に及び、草地や道端などに自生。草丈は50pから120pほど、地下茎は横に伸び、茎はよく分枝。地下茎からアレロパシー物質をだす。葉は互生し、茎上部で披針形、茎中部以下で菊葉のように羽状深裂、裂片縁に不規則な鋸歯。葉裏には茎と同様に白い綿毛が密生。葉の付け根には仮托葉がつくのが特徴です。花期は8月から10月頃、茎下部の葉は枯れ、枝先に複総状花序をだし、下向きに頭状花を幾つも咲かせます。風媒花。頭状花は径約1.5oの中心部に両性花2個、周囲に雌性花4個がつく。果実は長さ約1.5oの痩果、冠毛はつきません。

独特の香りはシオネール、ツヨン、ボルネオールなどの成分による。茎葉を乾燥したものを民間薬「艾葉(がいよう)」といい、胆汁分泌促進、食欲増進、止血、胸焼け、便秘・下痢などに効くという。また、クロロフィル殺菌作用、免疫のインターフェロン増強作用、血中コレステロール低下作用、浄血作用なども知られるそうですよ。


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キヅタ(木蔦)は膿み出しに

140316キヅタ果実@エコカフェ.JPG大草谷津田にある雑木林の林縁でキヅタの観察です。指導員の山岸さんから「キヅタは葉をごま油で練って患部に湿布して膿を出すために利用したんですよ。」と説明。別名にフユヅタともいう。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

キヅタ(木蔦、学名:Hedera rhombea (Miq.) Bean)はウコギ科キヅタ属の常緑つる性木本。分布は北海道南部、本州、四国、九州、南西諸島、国外では朝鮮半島南部に及び、照葉樹林内や林縁、原野などに自生。140316キヅタ@エコカフェ.JPG茎は太さ径約6pにもなり灰色で皮目、不定根をたくさん出し、他の樹木や岩などを這い上がります。葉は互生し厚く革質で光沢、葉身3pから7pほど、花序のつく枝の葉は菱形状卵形か卵状披針形、花序のつかない枝の葉は浅3裂か5裂、全縁。若葉は褐色の星形の鱗状毛、やがて脱落。花期は10月から12月頃、茎先に径約3pの球形の散形花序を数個だし、黄緑色の5弁花を多数咲かせます。雄蕊5本。果実は径9o前後の球形の液果状核果、中に種子が5個、翌春に黒紫色に熟します。

葉にはヘデリン(サポニン)を含み抗菌作用などがあることから、腫れ物(寄生性皮膚病)に効能があるということらしいです。


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ノビル(野蒜)はお料理に

⇒自然観察会 2014年03月19日 07:03

140316ノビル@エコカフェ.JPG千葉市大草谷津田の林縁で見られる野草にノビルがあります。人里近くに自生することから史前帰化植物とも考えられています。観察会終了後に指導員の方が料理してくれた酢味噌和えにしたノビルを食しましたが、とても美味しいものでした。お好み焼きにしても良いそうです。地域によっては「のびろ」「ネビル」とも呼ぶようです。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

ノビル(野蒜、学名: Allium grayi Regel)は ユリ科ネギ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島、国外では東アジアに広く、畦道、土手、耕地などに自生。140316ノビル@エコカフェ.JPG草丈は50pから80pほど、地中の白い鱗茎は丸く、茎は単一で円柱形、葉は数枚が互生し下部で茎を抱き、葉身20pから30pほどの狭線形で中空、葉先は尖ります。花期は5月から6月頃、茎頂に散形花序をだし、淡紅紫色の花を多数つけます。果実ができる系統は稀という。花序には小さな紫褐色のむかご(珠芽)がたくさん着きます。むかごの散布のほか分球でも増殖します

ノビルには含硫化合体が含まれ制菌作用があるため、鱗茎をすった汁を虫刺され患部に塗ると効くそうです。中国では鱗茎を生薬「薤白(がいはく)」として使うそうです。カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルも含まれるそうですよ。


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スイバ(酸い葉)は仏料理にも

⇒自然観察会 2014年03月18日 22:18

140316スイバ@エコカフェ.JPG丘陵を抱える地域にはかつて数多くの谷津田があり、雑木林と田んぼが多様な生き物を育んできた。今日では都市化が進み多くの谷津田が住宅地となってしまった。大草谷津田は今に残る貴重な谷津田のひとつです。ここでは畦道沿いでみたスイバを紹介します。地域によってはギシギシ、スカンポとも呼ばれます。[2014年3月16日撮影:第19回自然観察会@山崎]

スイバ(蓚・酸い葉、学名:Rumex acetosa L.)はタデ科ギシギシ属の多年草。分布は北海道、東北、四国、九州、国外ではアジア、ヨーロッパに広く、田畑の畔道や土手などに自生。草丈は50pから80pほど、茎は直立し縦筋が入り帯紅色、根茎は太く木質化し黒褐色、根生葉は有柄、葉身10pほどの長楕円状披針形で基部が矢尻型、茎葉は互生し無柄で茎を抱く。冬期には帯紅色の根生葉が残ります。花期は5月から8月頃、雌雄異株、茎頂に円錐状の花穂をだし、淡緑色の小花をたくさん咲かせます。萼片6枚、雄花は雄蕊6本、雌花は赤紫色の糸状の雌蕊がつく。果実は痩果で帯紅色で萼片3片が翼状につきます。

若い芽をあく抜きしてほうれん草代わりに食します。葉にはシュウ酸を多く含むので大量摂取は進めません。また、春の根茎を洗って干したものは、生薬「酸模(さんも)」として利尿剤として使われるという。ヨーロッパでもソレルといい、仏料理ではポタージュやオムレツなどによく使いますよ。


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第19回自然観察会を終えて

⇒自然観察会 2014年03月17日 00:15

140316雪被害の説明@エコカフェ.JPG暑くもなく寒くもない一日、自然観察会(リーダー:寺中)には絶好の日和となりました。今回は千葉市主催の観察会に参加する形式で実施しました。指導員の山岸さんは里地植物に詳しく、テンポよく説明をしてくださりました。

ご説明いただいた植物は、ヤナギ、ノビルキヅタツワブキアオキ、マダケ、ナガバジャノヒゲ、ヤブラン、ムラサキケマンナンテンヤツデスギスイバヨモギ、カントウタンポポ、センニンソウ、ハハコグサ、ニワトコなどです。140316ハハコグサを観察風景@エコカフェ(寺中、玉木).JPGなお、イラガ、ルリタテハ、アカタテハ、ニホンアカガエル(卵とおたまじゃくし)、ウスタビガ(繭)、シュレーゲルガエルについても観察をしました。観察会終了後には、実際にノビル、ヨモギなどの試食もしました。個別の成果については各植物のコーナーで追記していきます。

エコカフェでも私たちの暮らしに役にたつものをテーマに「森の教室」を開催したりしています。私たちの祖先は自然の植物を食べられるもの、薬として役にたつもの、危険なもの、に選別して暮しに役立ててきたのです。深い知恵が隠されています。


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八重山群島ぶら視察も終了

ビーグル号の航海日誌 2014年03月16日 09:22

140315_1800~01.jpg帰りのフライトで飛行機の窓からみた月です。
あっという間のぶら視察でした。
黒島、竹富島、石垣島の人と自然が織りなす今昔の物語に触れました。
おいおい機会をみてご報告いたしましょう。

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これなんだシリーズ(225)

⇒これなんだシリーズ 2014年03月15日 16:00

140314_1241~01.jpg竹富島でよくみかけました。黒島でも石垣島の海岸でもみかけました。

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於茂登岳山頂にて

140315_1015~01.jpg140315_1016~01.jpg140315_1022~01.jpgただただ素晴らしい眺めです。

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石垣港の佇まいを

ビーグル号の航海日誌 2014年03月14日 14:01

140314_1106~02.jpg140314_1106~01.jpg140314_1034~01.jpg少し波が高いそうです。海上保安庁の巡視船が待機しています。さあ竹富島へ行こう!

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黒島の風景ほんのひとこま

140314_0940~01.jpg140314_0939~01.jpg140314_0938~01.jpgガラス玉浮き、ブーゲンビリア、丸型ポスト

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八重山群島黒島の朝は

140314_0721~01.jpg140314_0721~03.jpg140314_0721~02.jpg黒島の朝は曇り空で風が強く吹いています。
ただただ風が白く波頭を染め枝葉を擦るばかり静かです。
風が運ぶ空気は何ともウマイ!

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黒島では子牛飼育が盛ん

ビーグル号の航海日誌 2014年03月13日 20:00

140313出荷待ちの子牛たち@エコカフェ.JPG14031310か月の子牛@エコカフェ.JPG黒島は石垣島から南南西方向に15km、船で30分ほど。ハード形をしていることから「ハートアイランド」とも呼ばれています。小さな島で人口は200人とちょっと、子牛の飼育が盛んで人口の10倍以上も飼われているという。着いた日、ちょうど市場で競りがあったので、たくさんの子牛が出荷待ちのために集められていた。生後10カ月、体重は200kgほどだという。新しい地でさらに育てられ、ブランド牛としての佐賀牛や松坂牛などに育てられるのだという。この時期、島では牛の話ばかりだそうだ。今年の競りはまずまずだったという。
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第96回定例事務局MTGのご案内

船長からのお知らせ 2014年03月12日 06:58

130404仙台空港@エコカフェ.JPGあれから3年が経過、時はだれにも平等に過ぎてゆく。今年は南三陸を訪問します。地域の人びとと思いを共有するためにも。復興は地域の人びとのためになければならないから。さて、第96回定例事務局を開催します。新しくエコカフェ大手町会議室がオープンしました。

日 時:平成26年3月19日(水)19:00〜20:30
場 所:エコカフェ大手町会議室
    千代田区大手町2-6-2 日本ビル
    潟xネフィットワンソリューションズ内
テーマ:新たなエコカフェを目指して 〜時代を斬る〜
地 図:https://www.benefitone-solutions.co.jp/company/

連絡先:事務局(03-5280-2377またはinfo@ecology-cafe.net)までご連絡ください。


写真:仙台空港

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鎮魂、希望の祈り

ビーグル号の航海日誌 2014年03月11日 20:00

140309ミニ農園@エコカフェ.JPG140309ミニ農園@エコカフェ (2).JPGあれから3年が経ちました。
埼玉にあるエコカフェ・ミニ農園から少しばかりの野菜を届けています。
ミニ農園もこの冬は雪が多くなかなか野菜たちが思うようには育ってくれませんでした。
特に、ほうれん草は成長が遅かったです。その分、葉は肉厚で甘味が増していました。
今回は参列することができませんでした。
暖かくなったら訪ねることにしています。
南三陸の海は穏やかな表情をしているそうです。
どこまでも。
これからもその海とずーっと付き合っていくことになる。
そんな覚悟ができているといいます。




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オトギリソウ(弟切草)はおどろおどろしい

ビーグル号の航海日誌 2014年03月10日 22:03

130720オトギリソウ@エコカフェ.JPG棒ノ折山(標高969m)からの下山途中で見た黄色い花、オトギリソウという。花言葉は「恨み」「秘密」だそうです。[2013年7月10日撮影:棒ノ折山視察@山崎]

オトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum Thunb.)はオトギリソウ科オトギリソウ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では樺太南部、朝鮮半島、中国に及び、草地や山野などに自生。草丈は20pから60pほど、茎上部でよく分枝。葉は対生し基部で茎を抱き、葉身3pから6pほどの広披針形、全縁で葉先は鈍頭、黒点が散在。花期は7月から9月頃、花は一日花、茎先に集散花序をだし、径約2pの黄色い花を多数咲かせます。花弁5枚、萼片は5深裂、ともに黒点や黒線が入ります。雌蕊花柱3個、雄蕊は多数。果実は長径約8oの広卵形の刮ハ、熟すと先端が3裂、種子を散布します。

葉や花弁、萼片にある黒点や黒線は腺体とよばれ、光作用物質のアントラキノン系天然色素ヒペリジン(hypericin)であって、摂取後に日光に当たるとこの物質が皮膚近くに運ばれ皮膚炎や浮腫を生じるという。また、タンニンが多く含まれることから乾燥させたものを生薬にするそうです。


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キマエホソバ(黄前細羽)はスリム

ビーグル号の航海日誌 2014年03月09日 20:00

110722キマエホソバ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林は原生的な森を楽しむことができるだけでなく、多様な森の生き物の観察にも適しているようだ。漆黒の闇で息づく蛾たちだそうだ。ここでは宿泊棟の板塀に停まったキマエホソバらしき蛾を紹介します。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011@山崎]

キマエホソバ(黄前細羽、学名:Eilema japonica japonica (Leech))はヒトリガ科コケガ亜科の蛾。本州以南亜種。分布は本州、四国、九州、対馬に及び、平地から低山まで普通に生息。出現時期は5月から7月と9月頃、開張は22oから25oほど、体型は細長く前翅は暗灰色で前縁が淡橙黄色に縁どられます。幼虫は毒針毛をもっていて触れると激痛が走るという。食性は、幼虫では地衣類、成虫では花の蜜を食します。

北海道に分布するものは大形で淡色であって別亜種(北海道亜種)として扱われるそうです。よく似たものにやや大きく頭部も淡黄色のキシタホソバや、ツマキホソバなどが知られます。


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ウグイスゴケ(鶯苔)は美しい

ビーグル号の航海日誌 2014年03月08日 20:00

130908ウグイスゴケ@エコカフェ.JPG桧枝岐村は深い雪の中。昨年秋の思い出。檜枝岐ロッジから尾瀬ヶ原へ向かう登山道脇の立ち枯れした樹幹にニョキニョキと伸びる樹状地衣類。調べるとウグイスゴケというらしい。コケとついても苔ではありません。地衣類というやつです。[2013年9月8日撮影:檜枝岐歌舞伎視察@山崎]

ウグイスゴケ(鶯苔、学名:Cladonia gracilis subsp. turbinata (Ach.) Ahti)はハナゴケ科ハナゴケ属の樹状地衣。子柄の高さは5pほどで先端は盃形で王冠を潰して広げたよう四方八方にアメーバ状に伸び、色は鶯色。子柄の先には褐色の子器ができます。

菌類と藻類の切っても切れぬ共生関係、本来ならば水中で生活する藻類、菌類の細胞の中という水分で満たされた場所を棲みかとし、光合成を行い、栄養分を菌類に供給する。どちらが得をしているのかといえば菌類のようにも思えるが、子孫繁栄といった軸では両者は損も得もない。


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ニッコウシダ(日光羊歯)は美しい

ビーグル号の航海日誌 2014年03月07日 23:49

130908ニッコウシダ@エコカフェ.JPG檜枝岐ロッジから尾瀬ヶ原へ向かう登山道脇の林縁でみたシダ植物。漸く調べる機会を得て図鑑で確認したところニッコウシダのようです。近くにはミズバショウも見られました。[2013年9月7日撮影:檜枝岐歌舞伎視察@山崎]

ニッコウシダ(日光羊歯、学名:Thelypteris nipponica (Franch. et Sav.) Ching)はヒメシダ科ヒメシダ属の夏緑性シダ植物。分布は本州中部地方以北、北海道、国外では朝鮮半島、中国に及び、落葉樹林下ややや明るい湿った草地に群生。草丈は40pから60pほど、根茎は短く這い、葉は二形で胞子葉のほうが長く、直立し1回羽状複葉、下部の羽片は漸次短くなる。葉裏は緑色、葉脈は単条です。葉柄や中軸には細毛が密生します。胞子嚢群(ソーラス)は裂片のやや中肋寄りにつき、苞膜は全縁で腺毛が生えます。

似ている羊歯としては、下部羽片が漸次短くなるヒメシダやホソバショリマなどが知られます。ヒメシダの羽片はやや太く、ホソバショリマの下部羽片は耳状になるという。


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第9回エコカフェシンポジウムのご案内

⇒シンポジウムetc 2014年03月06日 15:09

130.JPGここ数年「異常気象」という言葉があふれている。2月だというのに夏日のような日が突如あり、また数日過ぎれば何十年ぶりかの大雪に見舞われるところもあった。日本列島だけではなく世界に目を向けると大寒波や大雨の影響で大変な被害にあっている国や地域があることをニュースで知る。そんな昨今の異常気象の原因となる現象についてマクロ的に学びひいては、私たちの生活または小さな虫たちの世界にまでどのような影響を及ぼし、その中を彼らがどのような知恵をもって生き抜くのかを考えてみたい。

日 時:平成26年3月29日(土)PM1:30〜PM4:00(開場 PM1:00)

会 場:デジタルハリウッド大学 
    〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6
          御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F 駿河台ホール
最寄り駅:東京メトロ「御茶ノ水駅」「新御茶ノ水駅」、JR「御茶ノ水駅」

会 費:シンポジウム       無 料
    懇親交流会参加費     2,000円

プログラム 
PM1:30〜 主催者挨拶 : 仁藤 雅夫 理事長
PM1:35〜 第T部 特別講演 
        テーマ:「異常気象を科学的に読み解く」
        スピーカー:独立行政法人海洋研究開発機構アプリケーションラボ山形俊男所長
PM2:35〜 休憩(15分間)    
PM2:50〜 第U部 特別講演
        テーマ:「身近な昆虫から温暖化を調べる」
        スピーカー:岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 中村圭司准教授
PM3:30〜 第V部 発表
        発表@:「生き物のオスとメスの違いについて」
        プレゼンター:瀬戸内市立行幸小学校5年生 金子ひろと君
        発表A:「岡山県下で初めて発見されたベニイトトンボ」
        プレゼンター:岡山理科大学 生物地球学部生物地球学科 
               2年次 西俣美咲さん
               1年次 森 春歌さん、吉本幸恵さん
PM3:55〜 総括コメント: 運営評価委員長 山崎 俊巳氏
PM4:00  閉会のご挨拶


お申込は、3月27日(木)までに事務局までご連絡ください。
お誘い合わせの上、ご参加お待ちしております。

146.JPG
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オオミズアオ(大水青)は月の女神

120707オオミズアオ@エコカフェ(加仁湯).jpg山深い奥鬼怒温泉郷、加仁湯温泉の露天風呂に早朝入ると、深夜に電灯を求めて訪ねてきた蛾たちが多く観察されます。豊かな森には多様な生き物たちがひっそり竟の棲みかとしているのです。オオミズアオもそんな蛾の仲間です。[2012年7月7日撮影:奥鬼怒視察@山ア]

オオミズアオ(大水青、学名:Actias artemis )はチョウ目ヤママユガ科の大形の蛾。分布は北海道、本州、四国、九州に及び、低山から高山にかけて広く生息。成虫の前翅長は80oから120oほどで青白色、前翅は三角形に尖り前縁が褐色、後翅は後方に尾状に伸びます。両翅ともに中央に小さな丸い眼状紋が1個ずつ入ります。触覚は櫛歯状、雄のものは大きく明瞭です。出現時期は5月と7月から8月の二回。幼虫は緑色の芋虫、背面の各節の突出部から長い刺毛を束生します。食草はバラ科、ブナ科、カバノキ科、ミズキ科などです。成虫は口が退化していることがあります。

学名にギリシャ神話に登場する月の女神アルテミス(artemis)が表記されるように、その姿は青白い月光に照らしだされたような幽玄な雰囲気をかもし出しています。近縁種に食草がハンノキ属に限定されるオナガミジアオ(尾長水青)が知られます。


関連記事(ヨモギエダシャク(蓬枝尺))⇒
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タグ:奥鬼怒
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第19回自然観察会

⇒自然観察会 2014年03月05日 17:34

DSC_0930.jpg
今年は、梅の開花も遅れているようで満開にはもう少し時間がかかりそうだ。
今回の自然観察会では、いろいろな植物から食べられるもの、薬として使われるものなどを見分ける力を養うための観察会になります。

テーマ :食用、薬用、見分けよう!
開催概要:食用と薬用の草花を見分ける目利き力を高めよう
日時  :2014年3月16日(日)
場所  :千葉市大草谷津田いきものの里
アクセス:JR千葉駅から京成バス「千城台車庫」行きで「終点」下車、徒歩約400m
日程  :10:30 現地到着、観察開始 ※指導員の方にお願いします
     12:00 観察会終了    
     13:00 昼食〜解散

※雨天の場合は、中止になります。

参加ご希望の方は、3月14日までに事務局までご連絡ください。

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ナメリチョウチンゴケの繊細さ

ビーグル号の航海日誌 2014年03月04日 20:28

130720ナメリチョウチンゴケ@エコカフェ.JPG秩父山塊の東南端に位置する棒ノ折山(標高969m)白谷コースは蘚苔類の身近な観察フィールドとしてお勧めです。このブログでも多様なコケたちを紹介しています。ここではナメリチョウチンゴケらしき蘚を紹介します。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@阿部]

ナメリチョウチンゴケ(なめり提灯苔、学名:Mnium lycopodioides (Hook.) Schwager)はチョウチンゴケ科チョウチンゴケ属の蘚類。分布は日本を含む北半球の温帯域に広く、低地から山地の法面土上や岩上に生育。草丈(茎長)は1pから3pほどで直立や下垂、時に分枝。植物体は二形、胞子体がつくものは葉が3列、胞子体がつかいないものは2列に並び、葉身3o前後の卵形から卵状披針形で葉縁上部に鋭双歯、中肋は葉先に達し平滑、先は尖ります。葉身細胞には約10個の油体が内包。雌雄異株。雄株は雄花盤をつけ、雌株は剳ソ長2,3pの先に卵状円柱の凾下垂、剿Xは僧帽形です

この仲間には、オオバチョウチンゴケ、コチョウチンゴケ、ケチョウチンゴケ、スジチョウチンゴケなどが知られます。見分けるのは困難なケースも多いようです。


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ひな祭りにゴッドファーザーが

ビーグル号の航海日誌 2014年03月03日 23:40

140303ゴッドファーザー@エコカフェ.JPGエコカフェの新たな世界観を語ろうと小さな集いがありました。
21世紀は組み合わせの時代だ、との認識のもと何ができるか、何をやるべきか、話は尽きない。
議論と呼べるほどの議論にはなっていないかもしてないが、魂がぶつかる。
気づけばみな子どもたちの未来のために語っている。
議論はあっちこっちと行きつ戻りつする。
楽しく陽気な話が間断なく続くが。
森も海も自然は私たちを相手にはしていないと。
シリアスな話が陽気な話へと誘われる。
小さな話が大きな話へと広がる。
誠に面白いと思うのはなぜだろう。
たまに事務局押しかけ隊があってもよいではないか、と心から嬉しく思う!
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天然滑り台

⇒寺子屋/学びツアー 2014年03月02日 16:04

DSC_0992.jpgおしりすべり2日目は、ロングコースに挑戦!
上手に滑れる人、勢い良く転がる人などスリルは満点。
雪のなかで楽しむコツを教えてもらいました!

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猫魔の森の魅力

DSC_0986.jpgDSC_0990.jpg 今日は、猫魔の森を散策。
樹木に霧氷がつきとってもキレイ。
ブナ林が静かに迎えてくれた。

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ヨモギエダシャク(蓬枝尺)

ビーグル号の航海日誌 2014年03月01日 22:20

110722ヨモギエダシャク@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属芦生研究林の森は植物相が豊かなことは何度も紹介しているが、昆虫相も同様であると思う。何度か公開講座でお世話になった時に木絵臆しているものの中から昆虫を紹介します。ここではヨモギエダシャクを取上げます。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011@山崎]

ヨモギエダシャク(蓬枝尺、学名:Ascotis selenaria cretacea
)(Butler)) はシャクガ科の蛾。分布は本州、四国、九州、対馬、種子島、屋久島、奄美大島、小笠原諸島、国外ではアジア、ヨーロッパ南部からアフリカに及びます。出現時期は5月から9月頃。翅開張は3.5pから5pほど、体色は灰色、灰黄色、帯黒色まで多様です。前・後翅とも横脈上に環状の黒紋があり、外横線は鋸歯状、前翅裏面の翅頂部は黒褐色で白紋が入ります。雄の触覚は微毛状、雌では糸状です。幼虫は体調55oから60oほどのシャクトリムシ(尺取虫)、第2腹節の疣起が目立ちます。成虫は花の蜜を吸い、幼虫はキク、ヒメジョオン、ブタクサ、アズキ、クズ、クリミズキアカメガシワなどの葉を食します。蛹で越冬します。

エダシャクとしては大形で、淡褐色型、暗褐色型、緑色型の3タイプが知られ、各々の疣起や気門の色調なども異なるようです。北海道に生息する個体は別種とされているそうです。


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大人の雪あそび

DSC_0963.jpg ちょっと斜面の上にのぼり、天然の滑り台!
大人も子どものようにはしゃぐことが大事!
楽しかった〜!

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冬の五色沼は

DSC_0954.jpg秋の頃よりも色が濃くみえる。
雪があるので、遊歩道からはずれ林の上から沼をみることができた!
歩いていると、野鳥の鳴き声がすごいところがあり、時折足を止め耳をすませた。
風もなく穏やかな日だが、まだまだ先だと思っていた春が間近に感じた鳥の声だった。

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