建国記念日にキミガヨラン(君が代蘭)

ビーグル号の航海日誌 2014年02月11日 19:37

081122キミガヨラン花@エコカフェ(南紀白浜).JPG081122キミガヨラン@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センター附属瀬戸臨海実験所で学びツアーを実施した時に、歩いて直の所にある「番所山不動堂」まで散策した。暖地の海岸に相応しい植物が見られるのが興味深い。そんな中、白緑色の葉のアオノリュウゼツランの隣に、リュウゼツランの仲間が花をつけていました。漸く調べると、アツバキミガヨランかもしれませんが、ここではキミガヨランとしておきます。[2008年11月22日撮影;第4回南紀白浜学びツアー@山崎]

キミガヨラン(君が代蘭、学名:Yucca recurviflora Salisb.)はリュウゼツラン科ユッカ属(キミガヨラン属とも)の常緑低木。分布は北アメリカで砂漠地帯に自生。日本には明治時代中期に移入。樹高は1.5mから2mほど、葉は根際から四方に生え、葉身60cmから80cmほどの剣形で分厚く、全縁で葉先は刺状に尖ります。花期は5月から10月頃、茎先に円錐花序をだし、径約5pの淡黄白色の釣鐘形の花をたくさん咲かせます。日本ではポリネーターであるユッカガが不在で結実はしないという。

名前の由来は、花が数多く長く咲き続けることにあるようです。紀伊半島は黒潮の影響を受けるため、一年を通じて温暖であるため南方系の植物の北限になったりしています。南紀白浜の背後の大台ケ原などの高地では降水量も多く植生も豊かです


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ホシダ(穂羊歯)は南方系!?

120722ホシダ@エコカフェ.JPG沖縄本島知念岬にある斎場御嶽の鬱蒼とした亜熱帯照葉樹林の林下には何種類かのシダが生茂っています。ホシダもそんなひとつです。名前の由来は頂羽片を槍の穂に見立てたことにあります。[2012年7月22日撮影:沖縄視察@阿部]

ホシダ(穂羊歯、学名:Thelypteris acuminata (Houtt.) Morton)はウラボシ目ヒメシダ科ヒメシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州北陸地方・関東地方以西、四国、九州、南西諸島(大東諸島を除く)、国外では朝鮮半島、中国南部、インドシナ半島に及び、山地の道沿い、人家周辺や水路石垣などに自生。草丈は80pほど、根茎は鱗片を伴い長く横に這い、疎らに葉茎が立ち上がります。中軸と羽軸に毛が生えます。葉は胞子葉栄養葉の二形、一回羽状複葉で薄いが硬く無毛、羽片は深裂するため見かけは2回羽状複葉に見紛う。先端に独立した長頂羽片があるのが特徴です。胞子葉は栄養葉に比べて全体に細長く、長羽片は短くなります。ソーラス(胞子嚢群)は葉裏全体の羽軸両脇に並びます。

ホシダには変種があって、葉裏一面に毛が生え九州南部、琉球列島、小笠原諸島のほか熱帯アジアに分布するケホシダ、頂羽片がはっきりしなくて熱帯に広く分布するイヌケホシダ、羽片が浅裂で熱帯・亜熱帯の湿地に広く生えるテツホシダが知られます。


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