カキノキ(柿の木)がたわわと

ビーグル号の航海日誌 2014年01月24日 20:43

131207カキ@エコカフェ(岩殿山).JPG岩殿山の麓の民家に続く谷間の場所に柿の木がありました。近年、山間部などでは過疎化が進み、庭木や果樹として植栽していたものが放置木となり、実りの秋には柿の実を求めてニホンザルやニホンジカ、ツキノワグマなどが出没するといいます。[2013年12月7日撮影:第18回自然観察会@阿部]

カキノキ(柿の木、学名:Diospyros kaki Thunb.)はツツジ目カキノキ科の落葉高木。分布は中国長江流域に自生、日本には弥生時代以降に移入。現在は本州、四国、九州の各地で果樹として栽培。131207カキノキ@エコカフェ.JPG1000を超える品種が知られ、渋柿と甘柿に大別されます。樹高は3mから15mほど、葉は互生し有短柄、葉身は広楕円形で全縁、葉先は短く尖ります。花期は5月から6月頃、雌雄異花、葉腋から裏面側に花を咲かせます。雌花は点々と離れて1つずつ咲き、黄白色で径1pから1.6pほど、雌蕊柱頭は4裂、雄蕊は小さく退化。雄花は集まって咲き、白色で径約8o、筒状の先端が4裂し黄白色、雄蕊8本、雌蕊は退化。果実は液果、橙色に熟します。

柿の果実にはタンニンが含まれ、若い果実は堅くタンニンは水溶性、熟すと不溶性となり果肉に黒紫色のシミが点々と入ります。若い果実から採取したタンニを塗った紙「渋紙」は水に強いため唐傘張ったりします。


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日本晴れの富士山

DSC_0720.jpg お伊勢参りの途中、新幹線の車中からキレイに富士山がみえた!
この週末は、春の陽気らしいがまだまだ油断できない季節。

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高山植物の魅力(117)/エチゼンオニアザミ(越前鬼薊)

130817エチゼンオニアザミ@エコカフェ (2).JPG霊峰白山(標高2702m)の登山道脇の草地でみたエチゼンオニアザミです。ちょうど頭花を咲かせていました。1997年に新種登録されたが、ササ原の増加により数は減少傾向という。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

エチゼンオニアザミ(越前鬼薊: Cirsium occidentalinipponense Kadota)はキク科アザミ属の多年草。白山固有種。分布は本州石川県と福井県に限り、白山の亜高山の草原に自生。130817エチゼンオニアザミ@エコカフェ.JPG草丈は50pから100pほど、茎は太く縮れ毛とくも毛が生えます。根生葉は花期に残り、茎葉は厚く、茎葉は卵状披針形から長楕円状披針形で羽状に中裂し、基部で茎を抱きます。花期は6月から7月頃、茎頂に頭花が数個かたまって下を向いて咲く。小花の広筒部と狭筒部の長さがほぼ同じ。頭花の径3pから5pほど、総苞は椀形、総苞片は6列で斜上か反り返り、粘つきます。果実は痩果で冠毛がつきます。

花が大きく下を向いて咲くものに比較的分布域の広いオニアザミのほか、分布域の限られたキソアザミ、タテヤマアザミ、ダイニチアザミ、フジアザミ、ジョウシュウアザミ、チョウカイアザミなどが知られます。


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