第2保護センターレポート@

ビーグル号の航海日誌 2014年01月31日 10:50

第二保護センターは絶滅危惧種の研究&保護、特に魚の保護を中心に活動しています!

特に緊急な課題としては、東南アジアに生息するダトニオと呼ばれる魚、その中でも急速に数を減らしているダトニオイデス・プルケールの保護をしたいと考えています。

写真1.JPG現在、このダトニオイデス・プルケールは、タイ、カンボジアの、チャオプラヤ川、メコン川に生息しているとされています。しかし、諸説あり、たびたび論争になっていることもありますので、この場では総称してダトニオということでレポートしていきます。体色から「シャムタイガー」とも言われていますが、これもまた、話しを複雑にしますので、統一してダトニオと呼び、その他の似て非なる魚との違いを明確にしたい場合は、説明を加えながらご報告して行きたいと考えています。

もちろん、最終的には、いまだ人工の繁殖例が無いとされるこの種の、水槽内繁殖を目標に活動を続けてまいります。
写真2.JPG

センター長:森田

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マダイ(真鯛)は目出度い

ビーグル号の航海日誌 2014年01月30日 22:15

140129マダイ@エコカフェ.JPG日本では慶祝事や神事に欠かせないマダイ。「めでたい」のです。無論、天然マダイは高級魚、秋から冬場にかけては身がしまり味も良いとされる。近年、養殖ものが広く流通している。また、外国では味が淡白なため大衆魚として扱われているようだ。この真鯛はシャコをたくさん食べていました。お腹のほかに口に2匹もいました。[2014年1月29日撮影@青山]

マダイ(真鯛、学名:Pagrus major (Temminck et Schlegel, 1844))はスズキ目タイ科マダイ属の魚。分布は北西太平洋(北海道以南から南シナ海北部まで、奄美群島・沖縄諸島沿岸を除く)に広く、水深30pから200mほどの岩礁や砂礫底の付近に生息。体長は最大で120pほど、体型は側扁した楕円形で顎が僅か突出。体色は紫褐色を帯びた光沢のある淡紅色、背部に小さなコバルト色の斑点が散在、尾鰭の端がやや黒い。単独行動。食性は肉食性、小魚、甲殻類、頭足類、貝類などを食します。産卵期は2月から8月頃、浅い沿岸域に移動し、100万個の単位で産卵。生後2、3年までは浅場で生活し、その後は深みに移るという。

スズキ目は大きなグループで148科1496属9293種が属し、タイ科は世界では大西洋、インド洋、太平洋海域に約100種、日本近海ではマダイのほかチダイ、キダイ、クロダイなど14種が生息するそうです。


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エコカフェ編集委員会&新年会

140129編集委員会@エコカフェ.jpg人びとが心を開き自然と言いたいとなる安らぎに満ちたオープンなプラットフォーム。エコカフェ、新陳代謝は緩やかであったり、気忙しかったり、いろいろでしょう。
エコカフェ機関誌の編集委員会もボランティアで運営されています。
今宵は新しい年の新しい息吹きをどうエコカフェの活動に吹きこんだらいいのか。熱い意見交換がかわされます。
今ある現実をどう理解し、何故にそうであるのかを問う。
自ずと一晩で変えられるには多くの事象がありすぎ、多くの人びとが関わり過ぎている。
字面の壁を越え、字面の奥に潜むものに、顔を突き合わせ議論することの意義は何だろうか。
そこに人間社会の本質さえもが横たわっているような。


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海岸動物、フナムシ(船虫)は何とも

ビーグル号の航海日誌 2014年01月29日 08:14

100612フナムシ@エコカフェ(伊豆大島).JPG100612伊豆大島海岸@エコカフェ.JPG兎に角、動きが早く捕まえることは非難の技、全く忍者のようである。一方、何でも食べることから海岸の「掃除屋」とも言われている。ただし、泳ぎは余り得意ではないという。江ノ島でも伊豆大島でも佐渡島でも海岸ではよく見かけます。[2010年6月12日撮影:伊豆大島御神火ツアー@阿部]

フナムシ(船虫、学名:Ligia exotica Roux)は等脚目フナムシ科フナムシ属の大型の甲殻類。分布は本州、四国、九州、南西諸島、国外では中国、北アメリカ大陸に及び、岩礁海岸や海岸近くの草地、人家、船舶などに生息。体長は最大5pほどの紡錘形、胸部7節、腹部6節、体後端に長い棒状の尾肢が1対つく。歩脚は7対、触覚は非常に短い。体色は基盤の明暗で変化し、暗青色や黒褐色、黄褐色など。食性は雑食性、藻類や生き物の死骸を食します。メスは腹部の保育嚢で卵を保護し、孵化後もしばらく幼体は留まるという。

フナムシはダンゴ虫と同じ等脚類ですが、海岸の掃除屋であるにもかかわらず、見た目がゴキブリに似て気持ち悪いことから「不快害虫」のレッテルを貼られています。気の毒ですね。


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古代植物、ミズスギ(水杉)は広域だが珍しい

ビーグル号の航海日誌 2014年01月28日 23:16

120526ミズスギ胞子蓑@エコカフェ.JPG火山の島、三宅島。昭和58年の噴火の直接的な被害を免れた山地の岩場や法面などはシダ植物やコケ植物がよく繁茂したりしています。ミズスギもそんな場所で命を繋いでいます。[2012年5月27日撮影:第4回エコカフェみんなの森づくり@阿部]

ミズスギ(水杉、学名:Lycopodium cernuum L.)はヒカゲノカズラ植物門ヒカゲノカズラ目ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属のつる性常緑シダ植物。分布は本州東海地方以西、四国、九州、南西諸島、伊豆諸島、小笠原諸島、国外では亜熱帯、熱帯地域に広く、水田、湿地、山地の水条件の良い斜面、法面などに自生。120526ミズスギ@エコカフェ.JPG草丈は50pから60pほど、茎は主軸が地を這いよく分枝、直立茎の所々で側枝は立ち上がり、その先端に卵形の胞子嚢穂を1、2個下向きにつけます。葉は淡緑色、柔らかく、披針形で全縁、内向します。胞子葉は広卵形、辺縁に微突起、先は鋭く尖ります。

似たものに、長い柄を直立、分枝させ5、6個の胞子嚢穂をつけるヒカゲノカズラ、胞子嚢穂を単生するヤチスギラン、側枝が樹状に分枝し各小枝に胞子嚢穂を単生するマンネンスギなどが知られます。


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海浜植物、ハマタカトウダイ(浜高灯台)

100612ハマタカトウダイ@エコカフェ.JPG伊豆大島笠松地区「大島海浜植物群落」の遊歩道わきの草地で見かけた花です。漸くのこと、調べてことに、ハマタカトウダイグサというらしいです。トウダイグサの仲間は、どれも花は杯状の総苞に包まれて咲くようです。[2010年6月12日撮影:伊豆大島御神火ツアー@阿部]

ハマタカトウダイ(浜高灯台、学名:Euphorbia pekinensis Rupr. f. maritima (Hurus.) T. Kuros. & H. Ohashi)はトウダイグサ科トウダイグサ属の多年草。タカトウダイの一品種、日本固有種。分布は本州、四国、九州に及び、海岸近くの草地などに自生。草丈は20pから40pほど、茎は匍匐、葉は互生(茎頂では5枚ほど輪生)し分厚く光沢、葉身は長楕円形で葉縁に鋸歯、葉先は鈍頭。花期は6月から7月頃、茎頂に放射状に花茎を伸ばし、黄色い苞葉に中に黄緑色の小さな花を数個咲かせます。花には花弁は無く、沢山の雄蕊と雌蕊1本、腺体4個からなります。果実は刮ハ、熟すと下部が裂け種子が散布されます。

名前の通り、タカトウダイの海岸型だそうです。全草に毒成分のジテルペン系ユーフォルビンやサポニンを含み、茎や葉を傷つけるでる白い乳液に触れるとかぶれます。根は漢方で「大戟(ダイゲキ)」といって利尿薬に用いるそうです。


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湿生植物、ホソバリンドウ(細葉竜胆)

121027ホソバリンドウ@エコカフェ.JPG草枯れが始まる頃、韋毛湿原は黄金色に染まります。そんな中、シラタマホシクサの白色とともにホソバリンドウの鮮やかな青紫色の花はとてもよく目立ちます。湿原を棲みかとする虫たちの最後のご馳走になっています。[2012年10月27日撮影:韋毛湿原視察@阿部]

ホソバリンドウ(細葉竜胆、学名:Gentiana scabra  Bunge var. buergeri (Miq.) Maxim. form. stenophylla (Hara) Ohwi)はリンドウ科リンドウ属の多年草。リンドウの一品種。日本固有種。121027ホソバリンドウ@エコカフェ.JPG分布は本州、四国、九州に及び、湿地や棚田の自然度の高い用水路脇などに自生。草丈は30pから100pほど、茎は直立ないし斜上、葉は対生、葉柄は不明瞭、葉身3pから8pほどの線状披針形で全縁、葉先は尖ります。花期は10月から11月頃、茎先や葉脇に青紫色の花をつけ、陽が当たると開花します。雄蕊5本、雌蕊花柱は先が2浅裂し外に反ります。花冠長は約4p、先端が5中裂。果実は刮ハで枯れた花弁に包まれることが多い。熟すと先端が2裂し、両単に翼をもつ小さな種子がたくさんこぼれます。

名前の由来はリンドウより葉が細いことにあります。雄性先熟のため開花初期は雄蕊が雌蕊花柱を包むという。自家受粉避けるため、多くの植物が取り入れている戦略のひとつです。


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コウヤボウキ(高野箒)は箒作りに

121027コウヤボウキ花@エコカフェ.JPG韋毛湿原の背後にある弓張山山頂を目指す登山道の尾根筋でみた繊細な花。今になって調べてみたらコウヤボウキだと判明しました。乾燥した林内でよく見られるそうですが、初めての出逢いでした。[2012年10月27日撮影:葦毛湿原視察@阿部]

コウヤボウキ(高野箒、学名:Pertya scandens (Thunb.) Sch.Bip.)はキク科コウヤボウキ属の落葉小低木。分布は本州関東地方以西、四国、九州、国外では中国に及び、山地の日当たりのよい乾燥した林内や林縁に自生。121027コウヤボウキ@エコカフェ.JPG樹高は60pから100pほど、根元から枝を束生、茎は木質化し硬い。本年枝の葉は互生し幅広い卵形で葉縁に歯状の浅鋸歯、前年枝は細長い葉を束生。枝や葉裏には伏毛が生えます。花期は9月から10月頃、1年目の茎頂に頭花をひとつ咲かせます。頭花は小さな筒状花10数個が集合し、筒状花の先は5深裂、裂片は反り返ります。総苞は円柱形で重なり合う総苞片は狭卵形です。果実は痩果で毛が密生し、先端に冠毛が開きます。

名前の由来は古くから高野山で茎を束ねて箒の材料としたことにあります。コウヤボウキ属は日本ではナガバノコウヤボウキ、カシワバハグマ、オヤリハグマ、クルマバハグマなどが知られます。


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ソバナ(岨菜)はブナ帯で清楚に

ビーグル号の航海日誌 2014年01月27日 21:55

130817ソバナ@エコカフェ(白山).JPG霊峰白山(標高2702m)へ向かうブナ帯を進む登山道脇の林縁の草むらで見た清楚な花。蕾が紙風船を畳みかけたような形をしていることからキキョウの仲間。ソバナです。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ソバナ(岨菜、学名:Adenophora remotiflora (Sieb. et Zucc.) Miq.)はキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。分布は本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、ウスリー地方に及び、山地の林縁や沢沿いなどに自生。130817ソバナ@エコカフェ.JPG草丈は50pから100cmほど、茎は直立ないし斜上、葉は互生し、葉身5cmかた10cmほどで茎上部ほど小さく、茎下部では葉柄が長く広卵形、茎上部では広披針形、何れも葉縁に粗鋸歯、葉先は尖ります。花期は8月から9月頃、茎頂から円錐花序を伸ばし、淡青紫色の花を疎らに下向きに咲かせます。花冠は長さ2、3pほど、先端が5浅裂し広がり、雄蕊5本、雌蕊花柱3裂、萼片は披針形です。果実は刮ハ、熟すと下部が裂け種子が散布されます。

ソバナの若芽は山菜として食されるそうです。ソバは方言で「ヤマソバ」、漢字で「蕎麦菜」とも書くという。昔、飢饉の時に、若葉を蒸して刻んでからお粥にしたという。蕎麦代わりに食べたという凄者なのです。


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タグ:白山 広域種
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高山植物の魅力(119)/ハクサントリカブト(白山鳥兜)

130817ハクサントリカブ@エコカフェ.JPG霊峰白山(2702m)の登山道脇の草地で数株のトリカブトを確認しました。調べてみると白山の高所にはミヤマトリカブト、タカネトリカブトの亜種リョウハクトリカブトとそれらの雑種が起源とされるハクサントリカブトが知られる。ここでは花柄の毛のつき方からハクサントリカブトとします。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ハクサントリカブト(白山鳥兜、学名:Aconitum hakusanense Nakai)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草。日本固有種。分布は本州中部地方以北から東北地方南部に限り、高山の水分条件の良い場所に自生。草丈は40pから100pほど、茎葉直立、葉は円心径で5深裂しさらに細裂、葉脈に曲がった毛が生えます。花期は7月から9月、茎頂に穂状花序をだし数個の青紫色の花を咲かせます。

他のトリカブトと同じように花の形が「鳥兜」に似ており、根には毒成分(ジテルペン系アルカロイド)があります。花言葉は「人嫌い」「騎士道」「復讐」「栄光」だそうです。


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天然浜ではカニの食害が多い!

131031総合学習@エコカフェ.jpg2013年度11月のアオウミガメレポートです。小笠原諸島父島での小笠原海洋センターとの協働の小笠原小学校の5年生の総合学習も9年目。子どもたちはアオウミガメのお世話もすっかり慣れました。計測や水槽清掃の手慣れたもの、フィールドに出てのふ化率調査も積極的に取り組めました。
11月詳細レポートはこちら⇒ ]

・10月31日:定期計測&水槽清掃
・11月3日天然ふ化率調査131103総合学習@エコカフェ.jpg

扇海岸で3グループに分かれふ化率調査。産卵巣の位置出しから穴掘り、卵の仕分けまで全てを実施しました。ふ化殻とカニ害(スナガニの食痕)が確認。子どもたちはカニ害が多いことを実感していました。自然下で生き抜くことは厳しいのですね。一方で、いのちが循環しているんですよ。


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北風が吹いてきた!

ビーグル号の航海日誌 2014年01月26日 16:37

140126_1506~01_0001.jpg140126_1507~01_0001.jpg日中は暖かな日差しに包まれていたけど。
お日様が西に傾き始めると北風が吹いてきた。
そっとやってきて、だんだんと強くなってくる。
お日様がずーっと西に傾くとやがて辺りは暗くなる。
そしたら北風さんがすっかり辺りを支配して、
寒い寒い夜が広がって…。

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海女さんの仕事

DSC_0832.jpg海女さんの仕事を見学する機会に遭遇。
水温8度!
外は強風…

凍える寒さの中、海に潜り海産物をとる!
海からでると、笑顔で手を振り我々に貝をみせてくれた。

早く暖まって欲しいと心から願いつつ、鳥羽を後にした。

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五十鈴川郵便局は街並みに

121028五十鈴川郵便局@エコカフェ.JPG伊勢内宮おはらい町にある五十鈴郵便局です。
局舎が街並みの景観にぴったりです。
風情があって嬉しいですね。
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お伊勢さんで赤福餅を

121028赤福本店@エコカフェ.JPG121028赤福作業@エコカフェ.JPGお伊勢参りと赤福の話。[2012年10月28日撮影:伊勢視察@山崎]

赤福本店は1877年(明治10年)築という。おもかげ横丁から外れ、五十鈴川に面した趣のある場所にある。そもそも、赤福の創業は、1707年(宝永4年)、富士山の宝永噴火があった年にあたるそうだ。
赤福餅は白い餅の上に漉し餡が乗っている。白い餅は五十鈴川の小石を、121028赤福@エコカフェ.JPG121028赤福店内@エコカフェ.JPG餡に入った三筋は五十鈴川の清流を表わし、「赤福」は「赤心慶福(せきしんけいふく)」の言葉から二文字をとったという。

云われは兎も角、長旅の疲れを癒すには食べやすく甘くてお腹に溜まる「赤福」は当時の人びとに喜ばれたのだろう。

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伊勢神宮内宮で午年にちなみ

ビーグル号の航海日誌 2014年01月25日 15:49

DSC_0761.jpg伊勢神宮(内宮)にて、神馬をみることができた。
初めはおしりをむけていたが、子供たちが呼びかけるとゆっくりと振り返った!
まるで自分の役割をわかっているように!

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高山植物の魅力(118)/ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)

130817ミヤマキンポウゲ@エコカフェ(白山).JPG白山(標高2702m)の登山道脇の草地で見た黄色い花。ウマノアシガタかミヤマキンポウゲかと。ここでは標高が高いのでミヤマキンポウゲとします。[2013年8発17日撮影:白山登山@中村敏之]

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花、学名:Ranunculus acris L. var. nipponicus H.Hara)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。日本固有種でウマノアシガタの高山型。分布は北海道、本州中部地方以北に及び、亜高山帯から高山帯の雪渓周辺や湿り気のある場所に自生。草丈は10pから50pほど、茎は数本が株立ち上部で分枝、根生葉は有長柄で数枚つき、鳥足状に3裂から5裂、裂片はさらに細裂。茎葉は無柄で裂片の幅が狭い。茎や葉柄に毛が開出しない花期は7月から8月頃、茎頂に集散状に径約2pの光沢のある黄色い5弁花を数個咲かせます。花弁の基部に黄色の腺体があり、先は丸みを帯びる。萼片5枚は先が尖ります。果実は集合果、鉤形に曲がる身近な花柱がつきます。

高山で見る黄色い5弁花は皆そっくりですが、キンポウゲ科かバラ科でおおき異なる構造をしています。キンポウゲ科は花弁があるが、バラ科では花弁がなく萼片(内萼片と外萼片)のみなのです。


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カキノキ(柿の木)がたわわと

ビーグル号の航海日誌 2014年01月24日 20:43

131207カキ@エコカフェ(岩殿山).JPG岩殿山の麓の民家に続く谷間の場所に柿の木がありました。近年、山間部などでは過疎化が進み、庭木や果樹として植栽していたものが放置木となり、実りの秋には柿の実を求めてニホンザルやニホンジカ、ツキノワグマなどが出没するといいます。[2013年12月7日撮影:第18回自然観察会@阿部]

カキノキ(柿の木、学名:Diospyros kaki Thunb.)はツツジ目カキノキ科の落葉高木。分布は中国長江流域に自生、日本には弥生時代以降に移入。現在は本州、四国、九州の各地で果樹として栽培。131207カキノキ@エコカフェ.JPG1000を超える品種が知られ、渋柿と甘柿に大別されます。樹高は3mから15mほど、葉は互生し有短柄、葉身は広楕円形で全縁、葉先は短く尖ります。花期は5月から6月頃、雌雄異花、葉腋から裏面側に花を咲かせます。雌花は点々と離れて1つずつ咲き、黄白色で径1pから1.6pほど、雌蕊柱頭は4裂、雄蕊は小さく退化。雄花は集まって咲き、白色で径約8o、筒状の先端が4裂し黄白色、雄蕊8本、雌蕊は退化。果実は液果、橙色に熟します。

柿の果実にはタンニンが含まれ、若い果実は堅くタンニンは水溶性、熟すと不溶性となり果肉に黒紫色のシミが点々と入ります。若い果実から採取したタンニを塗った紙「渋紙」は水に強いため唐傘張ったりします。


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日本晴れの富士山

DSC_0720.jpg お伊勢参りの途中、新幹線の車中からキレイに富士山がみえた!
この週末は、春の陽気らしいがまだまだ油断できない季節。

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高山植物の魅力(117)/エチゼンオニアザミ(越前鬼薊)

130817エチゼンオニアザミ@エコカフェ (2).JPG霊峰白山(標高2702m)の登山道脇の草地でみたエチゼンオニアザミです。ちょうど頭花を咲かせていました。1997年に新種登録されたが、ササ原の増加により数は減少傾向という。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

エチゼンオニアザミ(越前鬼薊: Cirsium occidentalinipponense Kadota)はキク科アザミ属の多年草。白山固有種。分布は本州石川県と福井県に限り、白山の亜高山の草原に自生。130817エチゼンオニアザミ@エコカフェ.JPG草丈は50pから100pほど、茎は太く縮れ毛とくも毛が生えます。根生葉は花期に残り、茎葉は厚く、茎葉は卵状披針形から長楕円状披針形で羽状に中裂し、基部で茎を抱きます。花期は6月から7月頃、茎頂に頭花が数個かたまって下を向いて咲く。小花の広筒部と狭筒部の長さがほぼ同じ。頭花の径3pから5pほど、総苞は椀形、総苞片は6列で斜上か反り返り、粘つきます。果実は痩果で冠毛がつきます。

花が大きく下を向いて咲くものに比較的分布域の広いオニアザミのほか、分布域の限られたキソアザミ、タテヤマアザミ、ダイニチアザミ、フジアザミ、ジョウシュウアザミ、チョウカイアザミなどが知られます。


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金戒光明寺は大本山くろ谷さん

ビーグル号の航海日誌 2014年01月23日 02:13

130731金戒光明寺.jpg130731金戒光明寺@青柳_n.jpg京都左京区黒谷町にある金戒光明寺は浄土宗の寺院。創建は1175年(承安5年)、知恩院とならぶ格式、七大本山のひとつ。山号は紫雲山、開基は法然、本尊は阿弥陀如来です。会津藩や新選組、「八重の桜」主人公新島八重のゆかりの寺でもあります。[2013年7月31日撮影:京都左京区@青柳]

比叡山延暦寺西塔の黒谷から下山した法然上人が、小庵を結んだのが始まり。5世恵が光明寺と改称、8世運空が後光厳天皇より金戒の2字を賜ったという。室町時代に入り公武の尊崇を受けるが、応仁の乱で焼失した後は衰退。江戸時代初期に城郭を巡らし、1862年(文久2年)、会津藩主松平容保が京都守護職に就任すると、新撰組を配下に置く京都守護職会津藩の本陣とされた。1868年(慶応3年)、大政奉還、王政復古の号令で京都守護職は解かれ、現在に至ります。

1868年(慶応3年)、戊辰戦争の緒戦となった鳥羽伏見の戦い、この黒谷で戦死した会津藩士の菩提を弔っているという。山門天井に描かれた「蟠龍図」は仏法とともに藩士霊をも守っているかのようです。


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平安神宮は官幣神社で

130605平安神宮@青柳.jpg修学旅行で京都を訪ねると必ずや足を運ぶのひとつに平安神宮がある。創建は1895年(明治28年)と新しい。主祭神は桓武天皇、孝明天皇です。平安神宮神苑には琵琶湖流水が引き込まれ、水生植物も多く植栽されています。[2013年6月5日撮影:京都左京区@青柳]

平安遷都1100年記念の国内勧業博覧会の目玉事業として大内裏を復元し、桓武天皇を創祀、1940年(昭和15年)、平安京最後の天皇である孝明天皇を追祀したという。当時の朝堂院(八省院)、應天門、蒼龍楼、白龍楼、大極殿など一部が縮小し模されています。平安神宮神苑は池泉回遊式庭園、33,000uの広さを誇り、130605平安神宮(スイレン)@青柳_n.jpg130605平安神宮@青柳_n.jpg南神苑は八重枝垂桜、中神苑の青龍池には石柱を点々と飛ばした臥龍橋が架かり、西神苑の白虎池は花菖蒲、東神苑は栖鳳池に浮かぶ太平閣と見応えがあります。

時代祭は葵祭や祇園祭とともに京都三大祭のひとつですが、平安神宮再建を祝って始められた新しい祭りです。毎年、平安遷都のあった10月22日に平安神宮大祭として行われ、明治維新、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦の8時代を遡って行列が続くといった生きた時代絵巻を見せてくれるんですよ。


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これなんだシリーズ(224)

⇒これなんだシリーズ 2014年01月22日 15:51

06200007.jpg小笠原父島の海岸近くではよく見られます。
本土でも暖かい海岸で見られます。

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高山植物の魅力(116)/ミヤマキンバイ(深山金梅)

130817ミヤマキンバイ@エコカフェ.JPG霊峰白山(標高2702m)の登山道脇の砂礫地などでよく見かけました。ミヤマキンバイのです。花言葉は「幸せ」です。変種にアポイ岳特産のアポイキンバイ、夕張岳特産のユウバリキンバイが知られます。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ミヤマキンバイ(深山金梅、学名:Potentilla matsumurae Th. Wolf)はバラ科キジムロ属の多年草。分布は本州中部地方以北、北海道、国外ではサハリン、韓国済州島に及び、亜高山帯から高山帯の砂礫地や草地に自生。130817ミヤマキンバイ群落@エコカフェ.JPG草丈は10pから20pほど、茎葉は1、2枚で3出複葉、小葉の葉身は1.5pから4pほどの倒卵形、葉縁に粗鋸歯、葉先は鈍頭。花期は7月から8月頃、茎先端に径1.5pから2pほどの濃黄色の5弁花を数個咲かせます。花弁5枚、萼片と副額片は同長で幅は副萼片のほうがやや広い。雄蕊20本、雌蕊多数。果実は長さ1.5oの痩果、10個から40個ほどできます。

似ている花に、葉が3裂し裂片が細裂する花弁のないミヤマキンポウゲ、葉が5細裂し花弁のないシナノキンバイ、小葉が羽状深裂し5枚から7枚のキジムロ、葉の丸いミヤマダイコンソウなどがあります。


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高山植物の魅力(115)/ミソガワソウ(味噌川草)

130817ミソガワソウ@エコカフェ.JPG霊峰白山(標高2702m)の登山道脇でよく見られる高山植物です。ミソガワソウと言います。花の色がはっきり出ていないのが残念です。花言葉は「物思い」だそうです。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ミソガワソウ(味噌川草、学名:Nepeta subsessilis Maximowicz.)はシソ科イヌハッカ属の多年草。日本固有種。分布は北海道、本州、四国に及び、山地帯から高山帯のやや湿った草原や河原に自生。130817ミソガワソウ群落@エコカフェ.JPG草丈は50pから100pほど、茎は直立し断面はシソ科らしく四角形、葉は対生し、葉身6pから14pほどの卵形から広披針形で葉縁に鋸歯、葉先は鋭く尖ります。葉裏には腺点が密につきます。花期は7月から9月頃、茎上部から花穂をだし、青紫色から紫色の唇形花を多数咲かせます。萼は筒状で縦脈が15本、先端は5裂。花冠長は25oから30oほど、上唇2浅裂、下唇は3裂、中央裂片は白色で長く紫色の誘導斑点が入ります。果実は分果、4つの部屋からなります。

名前の由来は木曽川源流の味噌川にあります。イヌハッカ属は北半球を中心に世界中に約150種、日本にはミソガワソウの1種のみです。


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高山植物の魅力(114)/オタカラコウ(雄宝香)

ビーグル号の航海日誌 2014年01月21日 19:55

130817オタカラコウ@エコカフェ.JPG霊峰白山(標高2702m)の登山道脇でみた黄色い花。オタカラコウです。花言葉は「私には触れないで」だそうです。うーん。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

オタカラコウ(雄宝香、学名:Ligularia fischerii (Ledeb.) Turcz.)はキク科メタカラコウ属の多年草。分布は本州福島県以南、四国、九州、国外ではシベリア東部、樺太、中国、朝鮮半島などに広く、山地帯から亜高山帯(暖温帯上部から冷温帯)にかけての沢沿いや湿った草地、湿原に自生。草丈は1mから2mほど、根出葉は有長柄、葉身径30pから40pほどの心円形、葉縁に鋸歯がつきます。茎葉は3枚で有柄、上部ほど小さく、柄基部で茎を抱きます。花期は7月から10月頃、茎頂から総状花序をだし、下から順に黄色い頭花を上向きに沢山咲かせます。頭花には中央に筒状花が10個以上、周囲の舌状花は5枚から9枚です。果実は痩果、熟すと冠毛がつき、風で散布されます。

名前の由来は、根や茎が防虫剤にする竜脳香「宝香」の香りに似ていること、近縁種メタカラコウよりも大きいこと、にあります。オタカラコウは全体的に小さく、根出葉の葉柄基部が鉾形、舌状花は3枚と少ないことからメタカラコウとの区別は容易です。


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タグ:白山 広域種
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勧修寺は門跡寺院で

120731勧修寺@青柳_n.jpg京都山科区にある勧修寺は真言宗山階派の大本山。創建は900年(昌秦3年)、山号を亀甲山とし、開基は醍醐天皇、開山は東大寺出身の法相宗僧の承俊。本尊は千手観音です。皇室と藤原氏にゆかりの深い寺という。[2012年7月31日撮影:京都山科区@青柳]


醍醐天皇が生母藤原胤子の菩提を弔う山荘を寺に改め造立、905年(延喜5年)に上額寺に列せられ、南北朝時代には宮門跡寺院となり、代々の法親王が入寺したことから大いに繁栄。応仁の乱と1470年(文明2年)の兵火により焼失し衰退。江戸時代に入り徳川家と皇室の援助により復興。明治時代に入り、真言宗各派は分派と合同を繰り返し、1907年(明治40年)に山階派本山として独立し、今日に至ります。

水戸光圀寄進の「勧修寺型灯篭」があり、「勧修寺氷池園」は池泉庭園であって、今日では水生植物が見事、平安時代には張った氷を宮中に献上したそうです。


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等持院は将軍足利尊氏の墓所

ビーグル号の航海日誌 2014年01月20日 23:21

121024等持院@青柳.jpg京都市内には小さな寺院であっても歴史が凝縮しているものが多い。等持院は臨済宗天龍寺派の寺院。山号は萬年山、開山は夢窓疎石、開基は足利尊氏なのです。本尊は臨済宗らしく釈迦牟尼仏です。庭園は夢窓疎石作との伝もあるが、江戸時代中期頃の作のようです。[2012年10月24日撮影:京都北区@青柳]

1341年(暦応2年)に室町幕府初代征夷大将軍足利尊氏は現在の中京区柳馬場御池付近に等持寺を建立、1343年(康永2年)には現在の北区等持院北町に別院北等持寺を続けて建てたという。尊氏の死後、別院北等持寺を尊氏の墓所とし、「等持院」と改称。1467年(応仁元年)から1477年(文明9年)の10年に及ぶ応仁の乱で本寺もご多分に漏れず焼失、別院を本寺とし、現在に至っているそうです。

方丈の西側にある霊光殿は本尊を地蔵菩薩とし、足利歴代の将軍と徳川家康の木造が安置されているという。


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この冬は雪の多い清里で

140119足跡@エコカフェ(真保)n.jpg140119遠方に富士山@エコカフェ(真保)n.jpgこの週末はエコカフェの八ヶ岳の麓、清里で雪上学びツアーです。

今年も歩いてきました!
富士山がくっきりすっきり見えました。八ヶ岳は雪雲がかかり、だんだん下に下りてくる度に風が吹き、雪が舞う、そんな雪原を満喫。
140119八ヶ岳は雪雲に@エコカフェ(真保)_n.jpg140119埋もれるヤマナシ@エコカフェ(真保)_n.jpg
雪深い証拠に今回はヤマナシの木が小さく見えます。

動物の足跡もしっかり見られましたよ!


by 真保
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大本山相国寺は禅宗起源の一派

ビーグル号の航海日誌 2014年01月19日 21:20

121127大本山相国寺@青柳.jpg121127大本山相国寺@青柳_n.jpg京都上京区にある相国寺は臨済宗相国寺派大本山の寺院、全国に末寺約100ヵ寺を擁す。創建は室町時代、1382年(永徳2年)、山号を萬年山、開基は足利義満、開山は夢想疎石。本尊は釈迦如来という。京都五山の第2位、五山文学のメッカであったそうです。[2012年11月27日撮影:京都上京区@青柳]

創建は義満が祖父尊氏の天竜寺建立にならったとし、往時には50余りの塔頭寺院を構えるほどであったが、戦火、大火により何度となく消失、復興を繰り返したという。明治初期の廃仏毀釈は威勢を削ぐには決定的でもあったとも。現存する法堂は1605年(慶長10年)に豊臣秀頼の寄進で再建、日本最古のもの。堂内天井には狩野光信による見事な「鳴き龍」が描かれています。鹿苑寺(金閣寺)慈照寺(銀閣寺)は、相国寺山外塔頭でもあります。

臨済宗は、中国禅宗五家(臨済、潙仰、曹洞、雲門、法眼)のひとつであって、宋時代の中国に渡り学んだ栄西らにより、鎌倉時代に日本に伝えられ、曹洞宗が豪商や民衆に広まったのに対して、武家政権に支持されていったそうです。相国寺派はその一派です。


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本妙寺は赤穂義士の寺とも

120129堀川寺ノ内 本法寺@青柳.jpg京都仁王門通に面した妙本寺は日蓮宗妙覚寺派の寺院。山号を祥光山、天本尊は題目釈迦多宝仏。境内には赤穂浪士のうち、貝賀弥左衛門友信、その兄吉田忠左衛門兼亮、その子吉田沢右衛門兼貞、と友信の妻おさんの合祀石碑があります。[2012年1月29日撮影:京都左京区@青柳]

本妙寺の縁起。鎌倉時代、1315年(正和4年)、日蓮の法孫の日像による洛北岩倉の地を巡行した際、代官渡辺氏の帰依により自邸を寺として創立したが、ほどなく断絶。安土・桃山時代、1574年(天正2年)、妙覚寺18世の日典が京極新烏丸丸太町付近に再興。1708年の宝永の大火により類焼、1728年(享保13年)に7世日正が現在の地に本堂を再建、現在に至ります。

境内には義士堂があって、友信ゆかりの手槍など義士たちと交わした書状が納められているほか、赤穂浪士(四十七士)の木造も安置されています。観光寺院ではありませんので、境内はただただひっそりとしています。


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大本山妙蓮寺の十六羅漢石庭に

ビーグル号の航海日誌 2014年01月18日 20:40

120129妙蓮寺十六羅漢石庭@青柳.jpg京都上京区にある妙蓮寺は本門法華宗の大本山です。1295年(永仁3年)に五条西洞院の柳屋仲興邸に建立、開山は日像、本尊を十界回曼陀羅とする。その後、四条大宮、堺と移り、1587年(天正15年)に豊臣秀吉の命により現在の地に移転。現在の伽藍は1789年(寛政元年)に再建されたものという。[2012年1月29日撮影:京都上京区@青柳]

奥書院と表書院に面した十六羅漢石庭は、桂離宮造営を指図した妙蓮寺の僧、玉淵日首の作という。法華宗に珍しい枯山水、羅漢というのも不可思議という。中央にある「臥牛石」は伏見城から移されたもの。一面の白砂を宇宙に見立て、浮石を真理に呼応する永遠の過去からの弟子である「地涌の菩薩」、臥牛石を永遠の過去から永遠の未来までの時空を越えた存在である仏陀「久遠実成の釈迦」を現し、浮石を取り巻く波紋は互いの感応道交する様を現しているのだそうです。まさに「法華曼荼羅の世界観」そのものだそうです。十界(地獄界、飢餓界、畜生界、修羅界、人間界、天界、声聞界、縁薩界、仏界)、地湧の菩薩(上行菩薩、無辺行菩薩、浄行菩薩、安立行菩薩)、釈迦仏と多宝仏を表現しているとの解釈もできようかと。[妙蓮寺HP参照⇒

妙蓮寺の蔵本に平安時代の一切経「松尾社一切経」(約5000巻のうちの3545巻)があり、寺領には恵光院、玉龍院、本光院、円常院、堅樹院、慈詮院、本妙院、常住院の塔頭8ヶ院を残します。


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雪上、足跡を追いかけて

DSC_0694.jpgDSC_0695.jpg快晴の清里!
早速、スノーシューをはき散策へ!
足跡を発見するが、どんな動物かな?
ちょっと堅めの雪の上を思案しながら進む。

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高山植物の魅力(113)/ヤマブキショウマ(山吹升麻)

130817ヤマブキショウマ@エコカフェ.JPG霊峰白山(標高2702mの登山道脇に広がる草原には高山植物が咲き乱れています。ここではヤマブキショウマを紹介します。近くにはヤマハハコハクサンフウロも見えます。名前の由来は小葉が山吹、花が升麻の仲間に似ていることにあります。花言葉は「さわやか」だそうです。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ヤマブキショウマ(山吹升麻)はバラ科ヤマブキショウマ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、モンゴル、ロシア、ネパール、西南アジア、ヨーロッパ、アラスカに広く、山地から亜高山帯の林縁や草地に自生。草丈は30pから80cmほど、葉は2回3出複葉、小葉は葉身5cmから13cmほどの卵形で葉縁に鋭い重鋸歯、葉先は尖ります。葉側脈は11対から15対ほどで並行、葉縁に達します花期は6月から8月頃、雌雄異株、茎頂に長さ約20cmの円錐花序を伸ばし、白色の小花をたくさん咲かせます。花弁は5枚、萼片は5裂、雄花は雌蕊が退化し雄蕊20本で花弁の2倍長、雌花は雄蕊が退化し雌蕊花柱は3本です。果実は長さ約2.5pの袋果、3心皮です。

よく似ている花をつけるアカショウマチダケサシトリアンショウマはユキノシタ科であり、両性花で雌蕊2本、雄蕊10本、果実は2心皮、葉側脈は曲がり葉縁に達することはない、ことから区別は容易です。


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高山植物の魅力(112)/キオン(黄苑)

130817キオン@エコカフェ.JPG霊峰白山(標高2702m)の登山道脇で黄色い花を咲かせるキク科の植物に出会いました。調べてみるとキオン、名前の由来はシオンに準えたことにある。花言葉は「元気」だそうです。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

キオン(黄苑、学名:Senecio nemorensis L.)キク科キオン属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では東アジアからヨーロッパに広く、山地帯から高山帯の草原などに自生。130817登山道から風景@エコカフェ(白山).JPG草丈は50pから100pほど、茎は直立し、細毛が生え、上部で分枝。葉は互生し、葉身5pから15pほどの披針形で葉縁に浅鋸歯、葉先が尖ります。花期は8月から9月頃、茎先に散房花序をだし、鮮やかな黄色い頭花を幾つも咲かせます。花は径約2p、中央に10個の両性の筒状花、周囲に5、6個の雄性の舌状花からなります。果実は痩果、冠毛は汚れた白色です。

キオン属は、最大の属で世界中に1500種から2000種あるという。日本には10種ほどが知られます。キオンもそうであるが、毒成分のアルカロイドを含むものも多いためそうです。


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高山植物の魅力(111)/オオハナウド(大花独活)

ビーグル号の航海日誌 2014年01月17日 23:00

130817オオハナウド@エコカフェ.JPG霊峰白山の山頂部は御前峰(2702m)、大汝峰(2684m)、剣ヶ峰(2677m)からなり周辺は緩やかな斜面が広がり、高山植物の宝庫となっています。ユネスコの生物圏保存地域にしてされています。とにかく素晴らしい、の一言です。ここでは草原で存在感を示すオオハナウドを紹介します。別名にウラベハナウドともいう。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

オオハマウド(大花独活、学名:Heracleum lanatum Michx. var. lanatum)はセリ科ハナウド属の一捻性の多年草。分布は北海道、本州東北地方、国外ではウスリー、オホーツクカムチャッカに及び、高山帯や北方では低地の湿った場所に自生。草丈は1.5mから2mほど、茎は直立し上部で分枝、中空で節に毛が密生。根出葉や茎下部につく葉は有長柄、3出葉、小葉5枚は鋭い裂片や鋸歯、稀に羽状に裂けます。頂裂葉は葉身30pにもなります。花期は5月から9月頃、茎頂や分枝した枝先に大型の複散形花序をだし、白色の5弁の小花をたくさん咲かせます。小花は周辺部のみ外側の花弁が肥大化し2深裂するのが特徴です。果実は倒卵形で毛があったり無かったりします。

ハナウドの仲間は、日本にはオオハナウドより小さい日本固有変種(本州関東地方以西、四国、九州に分布)のハナウド、四国剣山にのみ分布で絶滅危惧U類(VU)のツルギハナウドが知られます。


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シモツケソウ(下野草)は他人の空似

130817シモツケソウ@エコカフェ.JPG白山の登山道脇で見たピンク色の小花をたくさんつけた植物。佐渡島で見たシモツケによく似ていますが、全く異なるグループに属するシモツケソウです。シモツケは落葉低木なのに対して、シモツケソウは草本なのです。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

シモツケソウ(下野草、学名:Filipendula multijuga Maxim.)はバラ科シモツケソウ属の多年草。日本固有種。分布は本州関東地方以西、四国、九州に及び、湿原周辺や山地の湿った草地に自生。130817シモツケソウ群生@エコカフェ.JPG草丈は50pから100pほど、茎基部に根出葉、茎葉は互生し奇数羽状複葉、頂小葉が大きい。頂小葉は掌状に5裂か7裂。花期は6月から8月頃、枝先に径5pから10pほどの集散花序をだし、淡紅色の径約4oの小花をたくさん密に咲かせます。萼片5枚は内側無毛で反り返り、小花の花弁は丸く5枚、雄蕊は多数が飛び出て目立ちます。果実は痩果、熟しても裂開しないという。

シモツケソウ属は、世界では北半球の温帯から亜寒帯に約10数種、うち日本には北海道には変種のエゾシモツケソウ、北海道と本州に自生する大型のオニシモツケなど6種1変種が知られます。


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高山植物の魅力(110)/ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)

ビーグル号の航海日誌 2014年01月16日 20:47

130817ミヤマコウゾリナ@エコカフェ.JPG霊峰白山(標高:2702m)の登山道脇の礫地で見たミヤマコウゾリナを紹介します。名前が似ているカンチコウゾリナとは別属です。全草に毛があるのは水蒸気を集めやすくするのと、強い紫外線から身を守るためなのでしょうか。不思議ですね。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ミヤマコウゾリナ(深山顔剃菜、深山髪剃菜、学名:Hieracium japonicum Franch. et Sav.)はキク科タンポポ亜科ヤナギタンポポ属の多年草。日本固有種。分布は本州中部地方以北、四国剣山に限り、高山の草原や礫地、特に亜寒帯の林縁に自生。130817ミヤマコウゾリナ@エコカフェ(白山).JPG草丈は10pから45pほど、根出葉はロゼット状、大きなへら形で全縁、茎葉は互生し小さく疎らにつく。全草に開出した褐色の長毛と線形の白色の圧毛が生えます花期は7月から8月頃、茎先に径1.5pから2pほどの黄色い頭花を2個から12個ほど咲かせます。頭花は舌状花のみからなります。総苞片は2列、外片は長さ4o前後の披針形で先が尖り、黒色の腺毛と白色の短毛が生え、内片は白色の腺毛がつきます。果実は長さ約3oの円柱形の痩果、風媒果のため5mほどの褐色の冠毛がつきます。

ヤナギタンポポ属の仲間は、ヨーロッパを中心にアジア、アメリカ、アフリカに広く世界に約800種、日本ではミヤマタンポポのほか広域種のヤナギタンポポが知られます。前に取り上げたカンチコウゾリナはコウゾリナ属でしたね。


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エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)は本州にも

130817エゾカワラナデシコ@エコカフェ.JPGナデシコは江戸時代から品種改良の進んだ植物のひとつ、今日では公園や学校の花壇などに植えられたり、花屋さんで売られたりしています。白山の登山道脇で見た野生種のひとつ、エゾカワラナデシコを紹介します。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus L. var. superbus)はナデシコ科ナデシコ属の多年草。分布は北海道、本州中部地方以北、国外ではユーラシア大陸に及び、低地から高原の日当たりのよい場所に自生。130817エゾカワラナデシコ 花@エコカフェ.JPG草丈は30pから50pほど、葉は対生し基部を抱く、葉身3pから7pほどの広線形で全縁、先が尖ります。花期は6月から8月頃、茎頂に径約4p、淡紅色の5弁花を数個咲かせます。萼基部には尾状の苞が2対、下1対は大きく、花弁の先端は細く裂け、雄蕊10本あります。

ナデシコ属は世界の北半球温帯域を中心に約300種、日本には広域分布のもの知られますが、ヒメハマナデシコとシナノナデシコなどの日本固有種も存在します。


関連記事(高山植物の魅力(78)、タカネナデシコ(高嶺撫子))⇒
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タグ:白山 広域種
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高山植物の魅力(109)/タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)

ビーグル号の航海日誌 2014年01月15日 20:38

130817タカネマツムシソウ花@エコカフェ.JPG白山(標高:2702m)の登山道脇で見たタカネマツムシソウ。マツムシソウの高山型、マツムシソウより丈が低く、花が大きいのが特徴です。別名にミヤママツムシソウともいうそうですよ。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

タカネマツムシソウ(高嶺松虫草、学名:Scabiosa japonica Miq. var. alpina Takeda)はマツムシソウ科マツムシソウ属の越年草。日本固有変種。分布は本州中部地方以北、四国に限り、高山の尾根筋などの風衝帯ややや乾いた草地や礫地に自生。130817タカネマツムシソウ@エコカフェ.JPG草丈は15pから40pほど、根出葉は有長柄、羽状裂し、裂片はさらに裂けます。茎葉は対生。花期は8月から9月頃、花柄を伸ばし先端に径約5pの碧紫色(時に白色、淡紅色)の頭状花序を1個つけます。総苞片は線形2列、最外周の小花5個は大形で上下2唇状、上側2裂、下側3裂は花弁のように伸長。中心部には小型で筒状の小花が密につき、花冠先端が5裂、雌蕊1本、雄蕊の4本は突き出るという。

マツムシソウ属はユーラシア大陸、特に地中海沿岸地方を中心に世界で約70種が知られます。日本にはタカネマツムシソウのほか海岸型のソナレマツムシソウなど1種3変種2品種が知られます。


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高山植物の魅力(108)/ハクサンシャジン(白山沙参)

130817ハクサンシャジャン花@エコカフェ.JPG白山(標高2702m)の登山道脇で咲くハクサンシャジンです。広域種で平地や山地に自生するツリガネニンジンの高山型と考えられていますが、違いを認めない見解もあります。花言葉は「私的な愛」「誠実」「優しい愛情」だそうです。なんとも。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

ハクサンシャジン(白山沙参、学名:Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. var. hakusanensis (Nakai) Kitam.)はキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。日本固有変種。分布は本州中部地方以北、北海道に及び、亜高山帯から高山帯の草地や礫地に自生。130817ハクサンシャジャン@エコカフェ.JPG草丈は20pから60pほど、茎は直立し、葉を3枚から5枚ほど輪生、葉身は披針形で葉縁に鋸歯がつく。花期は7月から8月頃、茎頂から数段、下向きに数個の釣鐘状の花を咲かせます。花の色は白っぽいものから淡紫色、濃紫色まで変化に富みます。雄蕊5本、雌蕊花柱1本は長く突出します。果実は刮ハ、熟すと下部が裂開し、種子が散布されます。

別名にタカネツリガネニンジンとあるように、根が朝鮮人参のように白く太く、咳止めの漢方薬に使われます。この仲間によく似たヒメシャジンやミヤマシャジンがあるが、葉が互生するので見分けは容易です。地域的な固有種もあって奥が深いですよ。


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高山植物の魅力(107)/イブキトラノオ(伊吹虎の尾)

ビーグル号の航海日誌 2014年01月14日 20:29

130817イブキトラノオ@エコカフェ.JPG白山(標高2702m)は加賀国、越前国、美濃国にまたがり、古来より山岳信仰の中心で白山を源とする河川流域では水神や農業神として崇められていた。奈良時代に入り、修験者らによる白山信仰として神仏習合化されていったという。前置きが長くなったが、昨夏、白山へ美嚢禅定道から上りました。ここでは途中で見たイブキトラノオを紹介します。[2013年8月17日撮影:白山登山@中村敏之]

イブキトラノオ(伊吹虎の尾、学名:Bistorta officinalis Delarbre subsp. japonica (H.Hara) Yonek.)はタデ科イブキトラノオ属の多年草。130817イブキトラノオ群落@エコカフェ.JPG日本固有亜種。分布は北海道、本州、四国、九州に及び、山地帯から高山帯の日当たりのよい草地に自生。草丈は30pから100pほど(尾根などの風衝帯では10数p)、根茎は太く、茎は叢生し直立、根生葉は有長柄、葉身20pほどの卵状披針形で全縁、葉先は尖ります。茎葉は柄がなく小さく、茎を抱きます。花期は7月から8月頃、茎頂上に長さ3pから8pほどの円柱状の花穂をだし、白色から淡紅色の小花をたくさん咲かせます。萼は5深裂、花弁は無く、雌蕊花柱は3本、雄蕊8本は長く、全体としてブラシのように見えます。

日本に分布するイブキトラノオ属は、イブキトラノオのほか日本固有種のアブクマトラノオ、ナンブトラノオ、ハルトラノオ、広域種のクリンユキフデ、ムカゴトラノオの6種のほか、1亜種3品種が知られます。


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ホウレンソウ(菠薐草)も優れもの

⇒寄港地だより 2014年01月13日 23:35

120113ほうれん草@エコカフェ.JPG白菜小松菜などとともに冬野菜を代表するものにホウレンソウがあります。エコカフェ・ミニ農園でも毎年、葉に切れ込みのあり根元が赤い東洋種と葉の丸い西洋種を栽培しています。種子は一代雑種のため購入しています。[2013年1月13日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

ホウレンソウ(菠薐草、学名:Spinacia oleracea L.)はネデシコ目アカザ科ホウレンソウ属の野菜。雌雄異株。原産地は中央アジアから西アジア、東アジアにはシルクロードを経由して広まり、中国に7世紀頃、日本には江戸時代初期に移入。120113ほうれん草(西洋種)@エコカフェ.JPGちなみにヨーロッパにはアラブ経由で中世末期に広まったとされます。ほうれん草は気温が5℃を下回ると成長が停まり、低温ストレスで糖度が上昇し、ビタミンC、ビタミンE、β-カロチンの濃度が増すことが知られています。また、葉酸やシュウ酸が多く含まれます。

ほうれん草が貧血予防によいとされるのは、葉酸が鉄分の体内吸収を促進する働きがあるからです。小松菜に比べて含有鉄分は少ないにもかかわらず効果は大きいのですね。一方、シュウ酸の過剰摂取は結石(シュウ酸カルシウム)生成誘因となるため、削り節などカルシウムを多く含む食品と食べ合わせ、体内吸収を抑えるとよいそうです。ほうれん草のお浸しに鰹節をかけるのは単に美味しいからだけではないのです。


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ブロッコリー(緑花椰菜)は優れもの

131229ブロッコリー@エコカフェ.JPGこの野菜には緑花椰菜という和名はあるが、ブロッコリーには漢字があてられていない。古く伝来したものは漢字があてられていることから、比較的新しい野菜ということになります。この冬は厳しい寒さのため成長がやや遅いそうです。無農薬ですので生でも食べられます。[2013年12月29日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]


ブロッコリー(緑花椰菜、学名:Brassica oleracea var. italica)はフウチョウソウ目アブラナ科アブラナ属の多年草。花蕾が肥大化したヤセイカンランの変種で野菜。140113ブロッコリー.JPG原種は地中海沿岸、15世紀末頃に栽培され地中海東部からイタリアに伝わり、17世紀にはヨーロッパの他の地域に、20世紀にアメリカ、日本には明治時代初期にカリフラワーとともに移入。日本ではブロッコリーは傷み易いため当初は普及しなかったが、1980年代以降、冷蔵庫の普及や栄養価の再評価により、一気に大衆化していったのです。

ブロッコリーはキャベツを品種改良してつくられたとも言われています。何れにしても、ビタミンB、ビタミンC、β-カロテンに加え、鉄分などのミネラルが多く含まれ、さらにがん予防効果やピロリ菌抑制効果が期待されるスルフォラファンが含まれという。


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キャベツ(玉菜、甘藍)も美味しい

131229キャベツ@エコカフェ.JPG冷え込みが厳しくなるこの時期、キャベツの甘さはぐんと増します。白菜は鍋に良いですが、キャベツは炒めものや煮ものにもよくあいます。茹でてポン酢で食べるのも美味しいですよね。無農薬で栽培していますが、実際は葉が堅いためか白菜ほど虫はついていないようです。安心して生食できますね。[2013年12月29日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

キャベツ(学名:Brassica oleracea L. var. capitata)はフウチョウソウ目アブラナ科アブラナ属の多年草で野菜。原種は非結球タイプで地中海沿岸に自生、紀元前6世紀頃にケルト人が栽培化、ヨーロッパに伝搬する中で結球タイプに品種改良。日本には9世紀頃に移入し普及、今日のものは12、13世紀頃にイタリアで品種改良したものが期限とされているそうです。ヤセイカンランの変種とされます。

コマツナがビタミンAを多く踏むのに対してビタミンCや塩化メチルメチオニンスルホニウム(別名:ビタミンU)を多く含むとされます。ビタミンUは胃酸分泌を抑え胃粘膜の修復を助ける働きがあることから、胃腸薬の成分(キャベジン)になります。


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コマツナ(小松菜)は今が旬

131229青菜@エコカフェ.JPGコマツナ(地方にひょっては青菜とも)はほうれん草やハクサイとともに霜が降りる今が旬です。霜が降りると葉が肉厚になり甘味を増してとても美味しくなります。ほうれん草に比べて灰汁が少なく茎葉がしっかりしているので幅広い調理方法に使われます。[2013年12月29日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

コマツナ(小松菜、学名:Brassica rapa L. var. perviridis L.H.Bailey)はフウチョウソウ目アブラナ科アブラナ属の野菜。原種は南ヨーロッパ地中海沿岸やスカンジナビア半島などに自生と推定、日本には中国などを経由して奈良時代から平安時代に移入。鎌倉時代に江戸に伝わり、江戸時代初期に江戸の小松川付近でククタチナ(茎立菜)を品種改良して誕生。ビタミンA、鉄分などミネラルが豊富であり、関東地方で広く親しまれてきた。カルシウムも多く含まれることから骨粗鬆症の予防にもなるとの説もあるようです。

無農薬で栽培しているのですが、小松菜などこの季節の冬野菜は、寒さのため害虫もついていないものです。ところが、白菜とキャベツばかりはくくった葉の奥に青虫が隠れているのでびっくりしてしまいますね。


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カブ(蕪)は美味しい

⇒寄港地だより 2014年01月12日 21:29

131229かぶ@エコカフェ.JPG冬野菜にカブがあります。「すずな」と言ってダイコン(すずしろ)とともに春の七草のひとつでもあるのです。繊細な舌触りと上品な香りがいいですよね。日本には西日本には中国経由でアジア系のもの、東日本にはシベリア経由でヨーロッパ系のものが移入し定着しているという。[2013年12月29日・2014年1月11日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

カブ(蕪、学名:Brassica rapa L. /Brassica rapa var. glabra)はフウチョウソウ目アブラナ科アブラナ属の越年草(ヨーロッパ系/アジア系)。140111かぶ@エコカフェ.JPG原産地はヨーロッパ系で中近東から地中海沿岸、アジア系でアフガニスタン、日本には古く縄文時代後期には移入と考えられています。現在では栽培品種が利用され、春まき、夏まき、秋まきがあります。

古く伝来したこともあり、各地で独自に品種改良が進んだことから、大豆ほどではありませんが、聖護院かぶ、天王寺かぶ、日野菜かぶ、などが伝統野菜として知られます。


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深谷葱は根深ネギ

131229深谷ネギ@エコカフェ.JPG埼玉にあるエコカフェ・ミニ農園ではこの冬は霜が降りる日が多く、冬野菜の甘みが増しているそうです。ここでは根ネギといって白い部分を美味しく頂くことになる深谷ネギを紹介します。エコカフェ草花教室でも勉強したが、ネギの葉は単面葉といって筒状で葉裏面が外側を形成し、内側は葉内細胞が露出しているに過ぎません。[2013年12月29日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

ネギ(葱:学名:Allium fistulosum L.)はクサスギカズラ目ネギ科ネギ属の単子葉植物。原産地は中国西部や中央アジア、日本には朝鮮半島経由で奈良時代以前に移入。ネギには3系統、加賀葱や下仁田葱などの白い部分を食べる太ネギ、九条葱など葉を食べる葉ネギ、深谷ネギなど兼用の根深ネギがあるそうです。辛味成分の硫化アリルは、白い部分に多くい含まれ、食欲増進、血行促進、痛み緩和、発汗作用促進による風邪予防などの薬効があるそうです。風邪を引いたら、ネギを焼いて首に巻いたら早く治るともいわれます。

名前の由来は根を食べることにありますが、関東の白ネギ、関西の青ネギともいわれるように、関西では葉の部分を食します。日本にあって地域的に食文化の違いがあることは面白いですね。他にも沢山あるので探してみてください。


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