最上川を往来する小鵜飼舟に

⇒寄港地だより 2013年12月20日 22:54

131203酒田丸@エコカフェ(森本).jpg最上川は稲作が盛んな米沢盆地、山形盆地、庄内平野を流れ、日本海に注ぐ。時は1759年(宝暦9年)、米沢藩は最上川上流の急流でも運航できる小型船として「小鵜飼舟」を建造したという。酒田市内の山居倉庫脇に船大工の木村成男氏の造った「酒田丸」が復元展示されています。[2013年12月3日撮影:山形酒田@森本]

酒田市並木@エコカフェ(森本)_n.jpg小鵜飼船@エコカフェ(森本)n.jpg小鵜飼舟は、櫂や帆で進み、急流を上る時は綱で曳くというものです。人力と風力の組み合わせで長閑なものです。3人乗り、全長15m、全幅2m、米30表から50表、重量換算で2tから3tを運ぶことができたという。ディーゼルエンジンのない時代、河川の多い日本において舟運は重要な交通手段であったのです。内陸から年貢米、染料や食用油原料の紅花、繊維原料の青苧などの特産品、大豆、小豆、たばこ、蝋、漆、菜種などが運ばれ、酒田港から北前船で大阪、京都に送られ、上方からは塩、干魚、茶、繰綿、瀬戸物などが大量に運ばれたという。もちろん、京文化も伝搬し、新庄、大石田、谷地の祭は京都祇園祭の流れをくむそうです。
酒田市@エコカフェ(森本).jpg
江戸時代には左沢より上流のみで利用、明治時代になりひらた舟のみが航行していた下流域でも利用できるようになったといいます。皆さんもぜひお訪ね下さい。


関連記事(和舟漕ぎに挑戦!)⇒
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

長谷寺は観音霊場に

091124長谷寺@エコカフェ.JPG奈良桜井にある長谷寺は真言宗豊山派総本山。創建は奈良時代前半頃(寺伝では686年)、開基は道明、本尊は十一面観音。大和と伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山中腹斜面に清水寺と同じ懸造の本堂を構える。境内の牡丹が有名、古くから「花の御寺」として親しまれています。[2009年11月24日撮影:奈良桜井@青山]

長谷寺は847年(承和14年)12月21日に定額寺、その後に別当の置かれる官寺とされ、870年(貞観12年)に太政官の統制下に置かれたという。平安時代中期以降、興福寺(法相宗)の末寺となり、観音霊場として貴族の信仰を集め、中世以降には武士や庶民の間で広く信仰。091124長谷寺@エコカフェ (2).JPG16世紀以降は新義真言宗の流れをくみ、1588年(天正16年)、豊臣秀吉に根来寺を追われた真言宗門徒が入山し、真言宗豊山派を形成。現在では、全国に宗派は異なるが十一面観音を本尊とし「長谷寺」を名乗る寺は240ほども数えるという。

大和七福八宝巡り(三輪明神、長谷寺、信貴山朝護孫子寺、當麻寺中之坊、安倍文殊院、おふさ観音、談山神社、久米寺)の一つにも数えられます。


関連記事(凛とした飛鳥大仏に魅せられて)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ