ヒメハイホラゴケ(姫這洞苔)は小っちゃい

ビーグル号の航海日誌 2013年12月11日 08:00

120922ヒメハイホラゴケ@エコカフェ.JPG小石川植物園のシダ植物コレクションからヒメハイホラゴケを紹介します。先に取り上げたハイホラゴケの近縁種です。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

ヒメハイホラゴケ(姫這洞苔、学名:Crepidomanes amabile (Nakai) K. Iwats.)はコケシノノブ科ハイホラゴケ属の常緑性シダ植物。環境省レッドリストで絶滅危惧TB類(EN)。分布は北海道後志、本州日本海側、九州北部、国外では朝鮮半島南部に及び、山地の渓流沿いの岸壁などに自生。120922ヒメハイホラゴケ@エコカフェ (2).JPG根茎は長く這い、所々で分枝し黒褐色の毛が密生。葉は根茎に密な感覚で生え、葉身3pから5pほどの三角状楕円形から広披針形で3回羽状複葉、葉先は鈍頭か鋭頭。葉柄、中軸、羽軸、小羽軸には翼がつき、裂片は数が多いため重なり合うという。胞子嚢群(ソーラス)は裂片に単生、葉の上部の中軸寄りに多くつき、浅いコップ状の苞膜に包まれ、辺縁は僅かに反り返ります。

野生化ではハイホラゴケの仲間は交雑種もあって見分けは極めて難しいような気がしますね。


関連記事(ハイホラゴケ(這洞苔)はシダ植物)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ハイホラゴケ(這洞苔)はシダ植物

120922ハイホラゴケ@エコカフェ.JPG小石川植物園のシダ植物コレクションからハイホラゴケを紹介します。名前に「ゴケ」とあるが苔ではありません。名前の由来は根茎が地を這うこと、洞窟のような場所に生えること、苔に似ていることにあります。[2012年9月22日撮影:小石川植物園@阿部]

ハイホラゴケ(這洞苔、学名:Crepidomanes birmanicum (Bedd.) K.Iwats.)はコケシノボ科アオホラゴケ属の常緑性シダ植物。分布は本州、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島、国外では中国、ヒマラヤ、東南アジアに広く、山地の森林内の陰湿な渓流沿いの岸壁などに自生。草丈は8pから30pほど、根茎は長く這い、黒っぽい鱗片が密につき、暗褐色の根毛のある根が生えます。葉は根茎に数pの間隔で生じ、葉身5pから18pほどの卵状披針形か倒卵状長楕円形で2、3回羽状複葉、葉先は尖ります。葉柄、中軸、羽軸、小羽軸に幅広の翼がつくのが特徴です。胞子嚢群(ソーラス)は裂片に頂生、トランペット状の苞膜に包まれ、胞子嚢床は棍棒状に長くのび、辺縁は幾分反り返ります。

ハイホラゴケの仲間には小型で葉の小さなヒメハイホラゴケのほか、ホクリクハイホラゴケ、ツルホラゴケ、リュウキュウホラゴケ、シノブホラゴケ、ミウラハイホラゴケ、コケハイホラゴケなどが知られています。正直、難しいです。


関連記事(コウヤコケシノブ(高野苔忍)は忍耐強い)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ