ムニンボウラン(無人棒蘭)は稀有

ビーグル号の航海日誌 2013年11月27日 23:00

120624ムニンボウラン@エコカフェ.JPG小笠原の森では未だ見たことがない近い将来に絶滅の危険性が高い種とされるムニンボウラン。東京大学附属小石川植物園の温室で大切に保護展示されているので紹介します。[2012年6月24日撮影:小石川植物園@山崎]

ムニンボウラン(無人棒蘭、学名:Luisia boninensis Schlecht.)はラン科ボウラン属の多年草。小笠原固有種で環境省レッドリストの絶滅危惧TB類(EN)。分布は小笠原諸島に限り、森の中の樹幹や岸壁に着生。草丈は10pから20pほど、茎は褐色で盛り上がった節をもち、葉は互生し多肉質、葉身約7p、径約3oの円柱形(棒状)、青緑色で先が尖ります。花期は6月から7月頃、葉腋から花柄を短く伸ばし、淡黄緑色の径約4oの花を数個咲かせます。花は半開し、唇弁は2中裂で紅紫色の斑紋があって距がないのが特徴です。

ボウラン属は旧熱帯区を中心に約40種、日本にはムニンボウランのほかに本州中部地方以西に自生する広域種のボウランの併せて2種のみが知られます。生育地では都レンジャーにより見回りをしていますが、蘭趣向家などの盗掘に対する徹底した対策が必要です。


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