幻のホシツルラン(星鶴蘭)

ビーグル号の航海日誌 2013年11月26日 21:49

120624ホシツルラン@エコカフェ.JPG東京大学附属小石川植物園の温室にホシツルランが保護展示されています。ホシツルランは1983年に母島在住の星さんにより母島の森で発見され、発見当時すでに数が少なく、今日では幻の蘭とも言えます。平成16年11月19日、農林水産省と環境省により保護増殖計画が策定、人工増殖や自然状態で安定的に存続できる状態にする取り組みが続けられています。[2012年6月24日撮影:小石川植物園視察@山崎]

ホシツルラン(星鶴蘭、学名:Calanthe hoshii S. Kobayashi)はラン科エビネ属の多年草。小笠原固有種で絶滅危惧IA類(CR)。分布は小笠原諸島母島に限り、湿生高木林床に自生。草丈は50pから100pほど、葉は根生し葉身30pから60pほどの長楕円形で平行脈が走ります。花期は8月から10月頃、花茎を伸ばし茎先に総状花序をだし、径約2pの白色の蝶型の花をたくさん咲かせます。長い距をもちます。果実は刮ハです。

近縁の父島と兄島に自生するアサヒエビネは花の色が黄色です。アサヒエビネもホシツルランも独自進化したものであるが、起源は東南アジアを中心に広く分布するツルランと考えられます。ツルランは日本では九州南部と南西諸島に自生します。


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ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)は樹上のハンター

111222ハラビロカマキリ@エコカフェ(宮古島分室).PNG宮古島池間湿原のブッシュで腹の広いカマキリがいたそうな。もうずいぶん前の話です。宮古島分室の村上遥(玉城由里子)さんの記録です。ハラビロカマキリというそうです。[2011年12月22日撮影:池間湿原@村上]

ハラビロカマキリ(腹広蟷螂、学名:Hierodula patellifera Serville)カマキリ目カマキリ科ハラビロカマキリ属の昆虫。ハラビロは割と森林性のカマキリ。分布は本州、四国、対馬、南西諸島、国外では東南アジアに広く、林縁の草原などの日当たりのよい樹上に生息。体長は50oから70oほど、雌のほうがやや大きく、体色は緑色(少ないが褐色も)、胸の幅が広く、前翅縁の中間付近に白紋、前脚の基部に数個の黄色いイボ状突起がつく。出現時期は8月から11月頃、肉食性で他の昆虫などを捕食します。産卵時期は11月頃、木の枝やブロック塀などに産卵し、卵鞘は緑茶色で平滑、卵で越冬します。

幼虫期には腹を上げるのがハラビロカマキリの特徴だそうです。腹を上げるのは威嚇行動なのでしょうか、大きく見えます。不思議ですね。


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