ヒメレンゲゴケはのっぽさん

ビーグル号の航海日誌 2013年11月05日 22:00

ヒメレンゲゴケ@エコカフェ.JPG善光寺の境内では石塔や古木の樹皮に着生した蘚苔類や地衣類を観察することができます。同定するのがなかなか難しいのですが、幹が裂け枝が折れたビャクシンの老木の近くの石塔上に苔と一緒に樹状地衣の仲間が顔を出していました。調べてみるとヒメレンゲゴケのようです。

ヒメレンゲゴケ(学名:Cladonia pityrea (Florke) Fr.)はハナゴケ科ハナゴケ属の樹状地衣。分布は日本では北海道、本州、四国、九州に及び、平地から山地の日当たりのよい地上や岩上、樹幹に生育。草丈は1pから5cmほど、子柄は円筒状でほとんど枝分かれせずすーっと伸び、先端に小さな盃をつけます。子柄には1mmから3mmほどの小さな鱗葉がつき、粉芽はついたりつかなかったりするという。盃の縁につく子器は茶色です。写真でも僅かに確認できますね。

ヒメレンゲゴケも他の粉芽をもつ地衣類と同じように、子器で生産される胞子で増殖するだけではなく、脱落した粉芽が無性生殖で新たな命を繋いでいくことができます。体内に藻類を獲得していることからすぐに成長できるのも面白いですね。


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