サトイモ(里芋)は縄文古来より

ビーグル号の航海日誌 2013年11月04日 22:00

131103サトイモ@エコカフェ.JPG里芋にはいろんな品種があり、今が季節です。子芋のみを食する子芋専門種、親芋が大きくなる親芋専門種があり、前者は粘りの強い「土垂」、「石川早生」、後者は筍に似た「京芋」、縁起物でお正月などに食する「八つ頭」、最近スーパーでよく見かける「セレベス」が代表的だろう。葉柄を「ずいき」ともいい乾燥させた「いもがら」として保存し、水戻ししてから煮付けたり、酢の物にして食べるととても美味しい。いわゆる田舎料理でしょう。

サトイモ(里芋、学名:Colocasia esculenta Schott)はサトイモ目サトイモ科サトイモ属の単子葉植物。原産地は熱帯アジアのマレー地方、日本には稲作よりも古く縄文時代後期以前(紀元前2500年頃)に移入。草丈は200cmほど、地下茎(塊茎)は発達し、子芋、孫芋を伴います。根生葉を4、5枚束生、葉身は50pほどのハート形。葉の表面に球状の透明細胞が密に覆うため、高い撥水性を有します。熱帯雨林の森でも雨後いち早く太陽の光を浴びて光合成をするためと考えられています。花期は8月頃、花は仏炎苞内に肉穂花序をだし、上部に黄色い雄花、下部に緑色の雌花を多数密に咲かせます。

里芋は東南アジアや太平洋諸島などでは「タロ」と呼ばれ、これを主食とする文化圏を「タロイモ文化圏」というそうです。この地域では古くから食されていることから品種や食べ方などは地域や民族によって極めて多様性が認められます。人びとから古くから必要とされてきたのは、里芋の「ねめり成分」にあるようです。細胞活性化効果があるとされるムチン、免疫力向上や血中コレストロール抑制の働きがあるというガラクタン、便秘予防によいとされるマンナンが含まれているんだそうですよ。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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