ヤドリギ(宿木)は冬目立つ

ビーグル号の航海日誌 2013年10月19日 20:00

ヤドリギ全景@エコカフェ.JPG松山城跡の壕に沿った土塁には照葉樹や落葉樹が保存されている。そんな落葉樹の中にはたくさんのヤドリギを寄生させているエノキの大木が多く見られる。寄生と言っても自ら光合成を行うこともできるので半寄生、宿主を枯死させることまではないそうです。[2010年10月19日撮影:松山城@青山]

ヤドリギ(宿木、学名:Viscum album subsp. coloratum Komar)はビャクダン目ヤドリギ科ヤドリギ属の半寄生性の常緑小低木。セイヨウヤドリギの亜種。ヤドリギ@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国などに及び、エノキ、ブナミズナラクリなどの落葉高木に寄生。樹高は30pから100cmほどで球状、根を幹の中に侵入させ水分と栄養分を吸収、枝は叉状に分枝を繰り返す。葉はふくれた節に対生し黄緑色を帯び肉厚で革質、葉身3pから5cmほどの楕円状倒披針形、全縁で先は鈍頭。花期は2月から3月頃、雌雄異株、茎の頂端の対生する葉間に無花梗、雄花は3個から5個、雌花は1個から3個ほどが咲きます。果実は径約8mmの球形の液果、10月から12月頃に淡黄色く熟します。種子は粘液質の果肉に包まれます。もちろん、鳥散布で増えてゆきます。

ヤドリギの仲間は多様性が高く、収斂進化の一例として取り上げられるように、オオバヤドリギ科のいくつかの植物は遺伝的関連性が低いにもかかわらず外見はよく似ているそうですよ。鳥の羽や昆虫の翅は似ているが、発生の仕組みは全く異なっているのは目的を同じくすることによる収斂進化の結果なのです。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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