マツカゼソウ(松風草)は蜜柑香りを

ビーグル号の航海日誌 2013年10月09日 00:42

130727マツカゼソウ@エコカフェ.JPG赤城自然園のアプローチロードは頭上の樹枝の展開といい足元のウッドチップといいよく設計されており、左側の林縁にはマツカゼソウの群落、右側の林縁は明るく開けつつフジバカマがパッチをつくっています。ここではマツカゼソウを紹介します。花言葉は「ゆらめく恋心」です。[2013年7月27日撮影:親子自然ふれあい体験in赤城自然園@阿部]

マツカゼソウ(松風草、学名:Boenninghausenia japonica Nakai.)はミカン科マツカゼソウ属の多年草。日本固有種。分布は本州宮城県以南、四国、九州に及び、山地の石灰岩地の林縁や木陰に自生。草丈は50pから80pほど、葉は互生し、3回3出羽状複葉、小葉1pから2.5pほどの倒卵形、葉質は薄く柔らかで油点があります。花期は8月から10月頃、枝先に集散花序をだし、白色の径4oの花をたくさん咲かせます。萼片4裂、花弁4枚で内側に腺点があり、雄蕊7本前後、4裂の子房は上部で合着し雌蕊花柱1本、子房基部の花盤に蜜が貯まります。果実は長径約4oの4個の分果からなる刮ハ、各分果には数個の種子が入り、熟すと上部が開裂し、散布します。

葉を揉んだりするとミカン科特有の香りがします。名前の由来は秋風に揺らぐ花姿を愛らしく喩えたことにあるそうです。近縁に東アジアや東南アジア、インドなどに分布するケマツカゼソウが知られるが、ケマツカゼソウと同一とする説もあります。


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