アオダモ(青梻)は緻密で堅い

ビーグル号の航海日誌 2013年09月23日 18:46

071012アオダモ@エコカフェ白神山地 114.jpg白神山地の森の中ではブナのほかにハクウンボクメグスリノキ、アオダモ、カエデ類などの多様な落葉樹に触れることができます。ここではアオダモを紹介します。ちなみに、シロダモという常緑樹はクスノキ科で名前に「ダモ」がつくが、全く無縁の存在です。[2007年10月13日撮影:白神山地エコツアー@阿部]

アオダモ(青梻、学名:Fraxinus lanuginosa Koidz. f. serrata (Nakai) Murata)はモクセイ科トレリコ属の落葉亜高木。071012落葉樹の森@エコカフェ白神山地 138.jpg分布は北海道、本州、四国、九州、南千島、朝鮮半島に広く、丘陵地や山地の適潤で肥沃な場所によく自生。北海道太平洋沿岸丘陵地に多いという。樹高は10mから15mほど、樹皮は灰褐色から暗灰色で平滑、葉は対生し、1対から3対の奇数羽状複葉です。小葉は淡緑色、葉身10cmから15cmほどの倒卵状披針形で葉縁に波状鋸歯、葉先は尖ります。花期は5月から6月頃、雌雄異株で雄花と両性花があります。本年枝の先や葉腋から円錐花序を数本対生、径約5mmの白い小花を多数咲かせます。小花は4弁、花弁は長さ7mm超の線形、雄蕊2本、雌蕊1本(雄花では退化)です。果実は長径3p前後の倒披針形、膜状羽根をもつ翼果です。種子は休眠しないという。

名前の由来は枝を切り小水に浸けると水が青くなる(実際は樹皮にエスクリンを含みため青い蛍光色を発する)ことにあります。実際に樹皮には地衣類が着生することが多く青白い大きな斑紋ができます。材が堅いため、野球バット、天秤棒、農器具の柄などに利用。そもそもトネリコ属には他にトネリコ、シオジ、ヤチダモなどがあり、何れも材が緻密で堅いのが特徴です。


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