ザクロ(石榴)は極身近に

ビーグル号の航海日誌 2013年09月22日 21:54

130922ザクロ@エコカフェ.JPG古くからザクロは人びとに好まれてきた。田舎に行くとどこの民家の庭にも果樹が植えられていることが多い。一番は柿で他には茱、無花果、石榴だろう。梨や林檎は早くから果樹園の主役のようです。古い民家の多い通りを散策しているときに石榴が大きな果実を実らせていました。花言葉は「子孫の守護」「円熟の美」、素敵ですね。[2013年9月22日撮影:代々木上原@山崎]

ザクロ(石榴、柘榴、学名:Punica granatum L.)はフトモモ目ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木。順絶滅危惧(LC)。原産地はイランやアフガニスタン、ヒマラヤ、今日では世界中で栽培。130922ザクロ果実@エコカフェ.JPGヨーロッパにはギリシャ時代、中国には前漢時代、日本には平安時代以前に薬用を目的として移入されたと言われています樹高は5、6mほど、樹皮は淡灰褐色で不規則に剥離、若枝は4稜、葉は長枝に対生し短枝に束生、葉身2pから5cmほどの長楕円形で全縁、葉先は鈍頭。短枝先は棘状なのが特徴です。花期は6月から6月頃、花には雄花と両性花があり、雄花では雌蕊柱頭が退化。何れも花は緋色、萼は筒状、花弁6枚で薄く皺があり、雄蕊は多数。果実は果托が発達した裂開果(液果とも)で径5cmから8pほどの球形、秋に赤く熟すと硬い外皮が裂け、赤く透明な果肉(多汁性の仮種皮)の粒が多数現れます。種子は果肉毎に一つずつ含みます。

ザクロには多くの品種、変種があるそうです。ザクロは漢方としてもりよされますが、ザクロジュースとして飲用したり、生食したり、料理に使ったりもします。種の処理が面倒ですが淡い味で美味しいですね。


関連記事(冬枯れのザクロの実とメジロ)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


タグ:帰化植物
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)は北上中

130922ツマグロヒョウモン♂@エコカフェ.JPG秋と夏が同居しています。日中は日差しがきついですが、日が暮れると草むらでは虫たちが輪唱です。巷では八幡神社秋祭りで商店街などは盛り上がっています。街中をぶらぶらしていてやけにいろんな蝶が多く飛んでいるのに気づきます。モンシロチョウモンキチョウクロアゲハアゲハチョウ、そしてひときわ多いのがツマグロヒョウモンです。アオスジアゲハはもう見かけませんね。[2013年9月22日撮影:写真♂、♀、代々木上原@山崎]

130906ツマグロヒョウモン♀@エコカフェ.JPGツマグロヒョウモン(褄黒豹紋、学名:Argyreus hyperbius(Linnaeus, 1763))はアゲハチョウ上科タテハチョウ科ヒョウモンチョウ族ツマグロヒョウモン属の南方系の蝶。分布は本州南西部、四国、九州、西南諸島、国外ではアフリカ北東部、南アジア、東南アジア、東アジア、オーストラリアなどに広く、熱帯・温帯域の草原や草むらのある場所などに生息。温暖化の影響で関東地方北部まで北上中成虫の前翅長は最大45mm、翅紋様は雌雄で異なり、雌の前翅全体に黒斑点が散り、先端部分に白帯が短く入る黒帯模様がつきます。翅裏は淡黄褐色地に濃黄褐色斑が散ります。雄は前翅も見事な豹模様となります。成虫の出現時期は4月から11月頃、4、5回発生と頻繁。幼虫は終齢で体長約30mm、黒地に赤い縦線が入り、各節に刺状突起6本、食草はスミレ類です。越冬は蛹でします。

蝶の仲間はクロアゲハやオナガアゲハなどジャコウアゲハに擬態しているなどの例が多く報告され、ツマグロヒョウモンは有毒蝶のカバマダラに擬態していると考えられています。そう言えば蝶に近い蛾の仲間にも擬態しているものが多く、身を守ることの自然界における不思議のひとつです。


関連記事(池間島で見た小さな訪問者、ホシホウジャク)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


続きを読む
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ