エビラゴケ(箙苔)は苔ではない

ビーグル号の航海日誌 2013年09月20日 20:00

130202葉状地衣類@エコカフェ.JPG130202エビラゴケ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷は鬼怒川上流域に点在する加仁湯、八丁の湯、日光沢温泉、手白澤温泉をさすそうだ。エコカフェでは加仁湯を拠点にシラビソ、コメツガが生い茂る森を散策したことがある。鬼怒沼(標高2020m)を源とする鬼怒川流域では多くの蘚苔類や地衣類を観察することが来ます。エビラゴケもそんなひとつです。[2013年2月2日撮影:奥鬼怒視察@阿部]

エビラゴケ(箙苔、学名:Lobaria discolor (Bory) Hue var. discolor)はヨロイゴケ科カブトゴケ属の葉状地衣。分布は日本、中国、東南アジア、オーストラリアなどに広く、低山から山地帯の樹幹に着生。地衣体の表面は平滑で緑褐色から褐色、湿ると鮮緑色、裂片は凹みます。裏面は淡褐色、偽根が生えるほか中央部にトメンタを短く生じて固着します。子器は赤褐色、無柄で基部がくびれます。粉芽も裂芽も生じないという。

名前の由来は子器が矢を入れて腰につける籠(えびら)に似ていることによるのだろうか、あまりピンとはこない。鬼怒沼は高層湿原から中層湿原にあたり、一度は初夏に訪れてみたいと思う。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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